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2018年6月11日 | 活動紹介

2018年春のハッカソン開催しました

ハッカソンとは

2018年6月10日、今年も新入生向けにハッカソンを行いました。
ハッカソンとは制作系の企業やサークルなどで行われるイベントで、とあるお題に沿って1日から一週間の期間で一つの制作物を作ろうというイベントです。

私たちtraPは、新たに当サークルに入会した新入生にチームで制作する経験をしてもらい、『初めての制作でも意外と作れるやんけ』と自信をつけてもらったり、『こういう人がいるんだ』とtraPのチーム開発の雰囲気を感じてもらうために毎年この時期にハッカソンを行っています。

今年のお題

ハッカソンでは、とあるお題に沿って制作を始めますが、今年のお題は二つ

「ます」 と 「かえる」

です!

この二つをどのように解釈・曲解していただいても構いません。
毎年、奇抜な解釈がいくつか出て、この解釈を聞くだけでも笑いが漏れてしまいます。

今年はどんな面白いアイデアが出るのか、開催前日から楽しみにしておりました。

ハッカソン一週間前

この日初めてハッカソン参加者全員に今年のハッカソンのお題が知らされました。
当日にお題が参加者に知らされるハッカソンが多いですが、まだ全員がこういった制作に慣れているわけではないので、今回は早めに発表しました。
各自のグループで、当日にどんなものを作るのか、どんな開発環境にするのかなど、必要なことをグループ内で打ち合わせしてハッカソンに臨みます。

ハッカソン当日

9:00 集合および開発開始

朝、4〜5名×22班の約100名程の会員が集まってくれました。
朝早い上に日曜日だったので遅刻する人・ドタキャンする人が大量に発生する可能性を危惧していましたが、ほぼ全ての人が集まってくれました。とある班で、TAが遅刻したところもあったのはご愛嬌ですね。

ちなみに今年は全体のTAをしたり各班に凸してインタビューしたり写真を撮ったり、ハッカソンの発表に使うアプリを当日に開発したりするexチームがありました。

インタビューをしたのはお馴染みこの人
DfSlfE5UEAACDwY
@sobaya007です!!
写真は前代表@kazが撮ってます。

さて、当サークルの代表 @to-hutohu が開始を宣言。
掛け声は例年のように

「レッツゥ〜?」
『『『『『ハックタイム!!!!!』』』』』

9:00〜12:30 開発

開発が始まり、まず開発環境を整えるチームがちらほらといました。

TA : 『開発を始める前にまずは開発環境を整えましょう。』
メンバーA : 『すいません、Gitの使い方がわかりません!』
TA : 『…』

はい、開発環境で躓くのはたまによくあることです。
なお、Git系はプログラマーにとって必需品なので触りだけでもいいので、必ず覚えましょう。

前もって準備し、打ち合わせしていたチームはわりとスムーズに開発を行っているようでした。

DfTzsSpVAAAyuQa

12:30 中間発表

さて、皆開発の手を一旦止め、中間発表です。
ここで、他の班の様子はどうか、参考にできる発表はあるかなどを考えながら発表します。発表自体は各班30秒で行いました。

まだチーム名が決まってないチームもいましたし、すでにプログラムの†闇†に飲まれているチーム、わりと順調に進捗を生んでいるチームもいました。
DfTZ-27VMAAtgbT

中間発表が終わり、皆昼食をとるなりとらなかったりしに行きました。
DfTaASAUYAAUvOb
今回は身内だけのイベントなのでいいですが、パソコン放置は危ないのでやめましょう。

12:30〜17:30 開発

お昼御飯を食べ?皆さんラストスパートです。

DfTzozjU0AAHx0Q

『†闇†を抜けたら何があるか知ってるか?』
『†闇†が始まる!!』

はい、午前中にエンカウントした†闇†を倒しきって優勝したチームや、新たに発生した†闇†と仲良く戯れているチームなど、様々なチームがおりました。

1日という短い期間でどこまでいけるのか楽しみです。

DfTzq9AVAAAeZtp

17:30 開発終了

カンカンカンカン!
『開発終了です!開発をやめ、プレゼンの用意をしましょう。』

17:30をすぎ、約8時間の開発がついに終了しました。

最後まで†闇†と戯れていたチーム、なんとか形にできたチームなど様々でしたが、皆さん充実した時間が過ごせていたように見えます。

資料を用意して、最後のプレゼンに望みます。

18:00 プレゼン

皆で一部屋に集まり、プレゼンを聞きます。
そこで役に立つのはexチームが開発していたこのアプリ『エモいね』

DfUpUOuVMAETKgU

  1. かっこいいカウントダウンタイマー

DfUpVI-UEAEU4eW
2. スマホでぽちぽちすると前のスクリーンに「いいね!」のようなスタンプがエモい感じに表示される
3. コメントを入力するとエモい感じに表示される

このアプリは発表中に皆の反応が見れたり、最終的な表彰に使う点数の集計をとったりするアプリです。

さすがはexチーム、つおい。

全員このアプリを開いていざ発表

発表順は以下の通り。

  1. TA遅刻した
    作品名 : 親の子殺し
    作品概要 : カエルがおたまじゃくしを殺します

  2. 学長は至高
    作品名: Super MS Frog
    作品概要: MSがカエルになりました

  3. ぴんもさこ
    作品名: 双テック
    作品概要: 東工大を舞台にしたマリオパーティ系ゲーム

  4. 初心者同盟
    作品名: Frog Reversible
    作品概要: コマがカエルになってます

  5. Revolution
    作品名: Ememsis Run
    作品概要: シューティングゲー

  6. 819
    作品名: MS VS MaaS
    作品概要: マスメディアから逃げ帰る人を体感できるゲーム

  7. FeSt
    作品名: かえるます
    作品概要: カエルと鱒が協力してカエルを家に帰すゲーム

  8. 満足同盟(チームサティスファクション)
    作品名: MYKISS
    作品概要: 鱒が障害物を避けながら、川を上って故郷に帰る2Dアクション

  9. Grizzly Bear
    作品名: the great salmon run
    作品概要: 川を作って鱒を家まで導く

  10. xxkiritoxx
    作品名: 鱒テック
    作品概要: 鱒の気持ちになって川のせせらぎを感じよう

  11. ZIP!
    作品名: な〜るほどマスカレッジ
    作品概要: 枡さんがカエルの研究をしていたようです

  12. 生命科学基礎
    作品名: 数学(リア充)爆破しろ
    作品概要: 今回のハッカソンのハッシュタグは#traPhacksです!ハッカソン終了後にTogetterでまとめる予定なのでなんでもばしばしツイートしてください!

  13. PICCP
    作品名: frog jewelist
    作品概要: 宝石を巡ってカエルの王様の座を奪い合う

  14. 躍動大盛担々麺
    作品名: カエル大戦争
    作品概要: カエルとそばやさんが戦うゲーム

  15. †未来のSysAd†
    作品名: booQ
    作品概要: 書籍管理ツール

  16. 伊藤炎
    作品名: ますにかえる
    作品概要: 顔を隠すサービス

  17. 福岡の姫
    作品名: flocked flogs
    作品概要: マルチタスクするパズルゲーム

  18. 会社員
    作品名: みつどもえ
    作品概要: 会社員とカエルと鱒が戦う

  19. おたまじゃくし
    作品名: 鱒学長の華麗なる朝食
    作品概要: 鱒になった益学長がおたまじゃくしを捕食していって最後にカエルを倒すゲーム

  20. 俺と蛙さん
    作品名: ヨタ盛りらーめん
    作品概要: 平凡な大学生だった@_ymdtr_は、ある日うさん臭い魔法使いの爺さんによって異世界に召喚されてしまう。とりあえず自分の能力を調べてみると、なんと魔力が800万!? 規格外の超魔力を手に入れた@_ymdtr_は、手始めに全ての元凶である爺さんを蘇生させることにした……カエルの姿で。かくして、チートな魔力を持つ少年と、蛙として生き返った元最強魔法使いのカワズさん、二人の珍妙な異世界ぶらり旅が始まった―― クスリと笑える脱力系ファンタジー、笑撃のコミカライズ!!

  21. ストロンチウム
    作品名: Encampment game
    作品概要: 4人対戦型の陣取りゲーム

  22. ojosamaズ
    作品名: Ojosama_Quest
    作品概要: 世の中お金でございますわ

19:30 結果発表・表彰

各チームの参加者の皆さんには、他のチームの発表時にその内容を評価してもらっていました。
それによって各賞の受賞者を決めていました。

結果は以下の通り。

最優秀賞

全チームの中で各評価項目の総計が最も多かったチームに贈られる賞です。
受賞チームは『俺と蛙さん』
賞品はお酒を飲むための升とグラスセット

技術賞

技術力とそのアピールが特に優れているチームに贈られる賞です。
工夫点や使っている技術は、プレゼンで伝えて初めて評価対象になります。
受賞チームは『FeSt』
賞品は関数電卓
FeSt-1
FeSt

芸術賞

作品全体の芸術性が特に優れているチームに贈られる賞です。
グラフィックやサウンドの個々の質や、作品の世界観が評価対象になります。
フリー素材等を利用している場合でも、全体の雰囲気がよくまとまっていれば芸術性は高いと判断されます。
受賞チームは『ojosamaズ』
賞品は首都圏版帰宅支援マップ
ojosama---1
ojosama--

アイデア賞

「それは思いつかなかった」、「面白い!」と思えるアイデアを提案したチームに贈られる賞です。
この項目については作品の出来は問いません。とにかく面白さ一発勝負です!
コンセプトがどんなにテーマから離れていても、プレゼンでこじつけられればOKです
受賞チームは『生命科学基礎』
賞品は魚の鱒の缶詰
-------1
------

プレゼン賞

プレゼンの出来が特に優れているチームに贈られる賞です。
制限時間内に作品の魅力を余すことなく伝えているものが良いプレゼンです。
制限時間は3分です。
受賞チームは『おたまじゃくし』
賞品はカエルのハリボーグミ
---------1
--------

最多いいね賞

最もいいねのスタンプを押されたチームに与えられます
受賞チームは『†未来のSysAd†』
賞品はバイナリかるたとトランプ
----SysAd--1
----SysAd-

最多コミット賞

最も多くコミットをしたチームに与えられます。
受賞チームは『会社員』
賞品はBATTERYという会社に提供していただいたエナジードリンク30本
----1
---
DfU6Of2U8AAq2OK

終わりに

なかなか時間が足りず、形にできなかったチームも、ちらほらといましたが良いものができていたと思います。
当初の目的であった、自分にもゲームが作れるという自信をつけてもらうこと、traPのチーム開発の雰囲気を感じてもらうことは達成できたと思います。
この経験をこれからのチーム制作に役立ててくれると幸いです。

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この記事を書いた人
nao

基本的に3Dのモデリングとかやってます。

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