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2016年12月17日 | ブログ記事

ドット絵の世界へようこそ!

おはようございます!こんにちは!こんばんは!

初めまして、おにおんだよ!初めまして!

元気いいね...ほわいとです、初めまして。

いきなりだけど、「ドット絵」って知ってる?

ど、どっとえ?なに、それ...?

え!?知らないの?あの「ドット絵」だよ!

いや、そういわれても.....

仕方ないなあ、ドット絵っていうのは、こういうことだよ!

...

...なんか、粗くなった?

失礼だね!これがドット絵なんだよ!ほら、ほわいとちゃんも!

.....

これが、ドット絵?


という訳で

アドベントカレンダー17日目担当のwhiteonionと申します。

traPではグラフィックを担当しています。

本来なら、あの二人のキャラクターにこのページ全てでドット絵を紹介してもらうつもりだったんですけどね、

こう、いろいろ、大変なんですね、こういうの。(体験談)

ということで私が早速ドット絵について紹介していきます。

1.ドット絵ってなんなの?

まず、ドット絵というのはですね、マリオです。

というのは冗談と言いたいところなんですが、実際その表現をするのが一番わかりやすいと思うんですよね。

なので冗談ではないです。

私が思う、The・王道ドットって感じです。

おそらく皆さんもマリオを知ってると思いますし、ドット絵がどういうものか察しが付くと思います。

ドット絵とは、ずばり、特定の色のピクセルを一つずつ配置して作り出す絵のこと

です。

ピクセルとは?と思う方もいるかもしれません。

ここで、普通の写真を拡大してみましょう。

一番右の画像まで拡大してみると、正方形のマスが敷き詰められていることがわかります。

この正方形一つ一つをピクセル(または画素)といいます。

逆に言えば、写真でも何でも画像の最小単位はピクセルであり、綺麗・なめらかな画像というものはたいてい画素数が大きいです。(カメラのCMなどでも言ってますよね。)

同じです。同じ概念です。ただドット絵の方が使っている色が少なくて、隣り合う色との差が大きいだけです。

ついでにこれらもドット絵です。

ドット絵とはどのようなものか、なんとなくお分かりいただけたでしょうか?

2.ドット絵の特徴ってなに?

さて、ではドット絵の特徴についてお話します。

イラスト、写真に比べて決定的に違うのは、

・見た目の解像度が小さい

・色数が少ない

とまあ大きく分けてこの二点ですね。

(小さい解像度でドット絵を作ってからはっきり見えるように拡大することもあるので、すべてのドット絵の画像の解像度が小さいという訳ではないので、見た目の解像度としました。)

ここで先ほどのマリオを見てみましょう。

このマリオ自体は16×12の中に納まっています。

更に、使っている色は、

この三色のみです。

何故このような特徴があるのかについてなんですが、

これにはゲーム業界の歴史が関わってきます。

簡単に言えば、昔のハードは今のハードほどスペックがなかったからです。

色数を増やせば増やすほど、解像度を大きくすればするほど、容量は大きくなっていきます。

つまり、そこにはデータの容量をいかに少なくするかの戦いがあったわけです。

逆に言えば、当時のドット絵を再現するには、

いかに少ない色数と解像度で陰影、形を表現するかがかなり難しいという訳です。

これが為に、当時のドッター(ドット絵を描く人)は"職人"と呼ばれることもあります。

(まあ今となってはこのマリオほど色数を制限する人は少ないですが)

ここでは、ドット絵の作り方は紹介しません。

作り方は「ドット絵 作り方」で検索すれば詳しく解説しているサイトが沢山あります。

でもアニメーションについては語りたいので、

私のわがままをもう少し聞いてください。

3.あにめーしょん?

アニメーションとは、今のアニメ(CGではなく)と同じように、

高速で絵をめくることで絵が動いているように見せる技術です。パラパラ漫画の原理です。

まあこれはほとんどの人が知っているとは思いますが、これをちょっと紹介したいと思います。

そうすれば**"良さ"**が伝わると思うのです。

それではまず簡単なものを。

これがアニメーションです。(迫真)

ちょっと速いのでもう少しゆっくりにしてみます。

これが何コマでできているかを数えてみてください。

どうでしたか?このアニメーションが9コマでできているのがわかりましたか?

このアニメーションを作るために私は9枚のドット絵を描いています。

(というよりはただ黒い正方形を移動させてるだけですが。)

さて、これと同じ要領でおにおん君を動かしてみましょう。

これではまだ動いてる感がありませんね。

平行移動ですすすーって感じがします。

ぴょんぴょん跳ねるようにおにおん君を配置してみましょう。

元の絵は編集せずにおにおん君の位置を変えるだけでもかなりそれっぽくぴょんぴょんしています。

おにおん君は風の影響を受けなさそうですが、

こういう激しい動きをするときは、風を考慮してドットを考えるとかなりそれっぽくなることもあります。

こんな風に自分の描いたドット絵がそれっぽく動いているのを見ると、

ああ^~いいぞ^~っていう気持ちになれます。

皆さんも作ってみましょう。

「ドット絵 ソフト」 でケンサクケンサク!

因みにこれらを応用するとこんな感じのアニメーションが作れます。

見てください。

"良さみ"を感じませんか!このドット感!いいですよ!ドット絵は!

...

4.結局ドット絵って何がいいの?

それではドット絵のどこが良いのか?

何故私がドット絵はいいぞーーーと言うのか。

ドット絵のイラストを眺めるのもいいのですが、

ここからはちょっとゲームに関して話をさせていただきます。

もしかして、ドット絵ゲームは古代の化石で時代は3Dとか思ってます?

そこのマリオしてるあなたも。

そこのポケモンしてるあなたも。

(まぁ結構任意のゲームに言えるのですが。)

笑止✋。

という訳でですね、最近のゲームもいいですよ?いいですけど、

ドット絵の レトロ感 も良くないですか、奥さん。

齢19の私が言うのもなんですけど、レトロ感ですよ。

私の家にはファミコン、スーファミなるものはありませんでした。

ありませんでしたが、GB、GBAのソフトでも十分ドット絵でしたからね。

ポケモンに関しては第五世代と呼ばれるブラック・ホワイト(DSソフト)まで、

キャラクターの描画などがドット絵でした。

「あー昔はよかったなぁ」なんて言葉は周りに不快感を与えてしまうので言いませんが、

何せドット絵ゲームは数年、数十年前に多いものですので、

特にその辺のゲームをやっていた人は、今ドット絵のゲームをプレイすれば

「あ^~なつかしいんじゃ^~」

といった感情に襲われることでしょう。その時の思い出もフラッシュバックしてくるかもしれません。

これがレトロ感です。

これを見てる方も、何か昔のドット絵ゲームがあれば、

埃の中から掘り出して息を吹き返してみませんか?

何かワクワクしてきませんか?

昔の自分にタイムスリップしてみましょう!

と、昔のドット絵ゲームを持ってる仮定で話をしましたが、

今は持っていない人、そもそもやってなかったよという人も安心してください。

決して今は亡き者になったわけではありません。

今でもドット絵のフリーゲームは沢山ネット上にありますし、

pcゲームのダウンロードサイトであるsteamで"ドット絵"と検索するだけで有名なドット絵ゲームが沢山あります。

是非検索してみてください。

さらに、このサークルでも既に配信しているドット絵ゲームもありますし、現在も数作品を鋭意制作中です。

公開をお楽しみに!

明日の記事の担当は、kzshiroさんとOsa_Pyonさんです。

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この記事を書いた人
whiteonion

イラストを描いたりドット絵を打ったりCSSを触ったりなど、見た目に関することが好きで色々やってます。

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