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2018年9月18日 | ブログ記事

楽して絵っぽいものを作る

おいすー(気さくな挨拶)
18のKejunです。
今回話すテーマは †楽して絵っぽいものを作る† です。
絵を書こう!と思っても、まず最初に浮かぶのはマウスとペイントですが
なかなか思うように絵がかけない…。
といっても、ペンタブは高い…(実際はそんなに高くはない(画面付きは別))

ということで、
マウスとInkscapeと+αを用いて
(比較的)簡単にエモい絵ができるやつの紹介をしていきます。


0.Inkscapeって?

Inkscape(インクスケープ)はオープンソースで開発されているベクトル画像編集ソフトウェア(ドローソフト)。Inkscape はXML、SVG、CSS などの標準に完全に準拠したグラフィックツールとなることを目標としている。クロスプラットフォームなソフトウェアであり、Unix系オペレーティングシステム (OS)、macOS、Windows などで動くが、開発の主体はLinuxで行われている。

つまり、フリーソフトである。 →すなわちタダ。 金欠にはもってこい

出典  ゐきぺでぃあ


1.Inkscapeをインストールする

↓ココからDL
Inkscapeダウンロードリンク
c1
↑自分のパソコンのOSにあったものをダウンロードしてインストールしてくださいね
(インストール方法は省略(許して))


2.絵を作る元の画像を用意する

基本的に何でもOK(風景、モノ、顔など…)
今回は、下の山の写真でやってみましょう
20180623_091408
あとはInkscapeを起動させる。


3.画像をインポートする

インポートするときに出てくるウィンドウは特にいじる必要はない
c2


4.Shift + Alt + B同時押し

Shift + Alt + B を同時に押すとなんかウィンドウが出てきます
(ビットマップのトレースという名前のウィンドウが出てくる)
(コマンドがすごくポ○モンのセーブデータ消去のコマンドに似てる)
c3


5.すこし設定を変える

とりあえず、画像をクリックして、モードの部分をいじる。
ij1
とりあえず、OKを押してみましょう。
(PCにもよるが、処理が完了するのに30秒位かかる)
画像が微妙に変化したら、処理が完了しているので、ウィンドウを閉じる。

完成したものを拡大したものがこちら(3分クッキング)
c4-1
あとは、できた画像をクリックし選択して、
ファイル(F)->PNG画像画像にエクスポート(E) を選んで
適当な名前と保存場所、サイズ指定してエクスポート。
c5
(Ctrl+Sで保存すると、SVG形式で保存される)
bitmap

これでとりあえず完成!


6.発展編(ほんへ)

1.色数を変える

よりリアルになります
c6

2.オプションをいじる

ここのさじ加減が大事 角ばったり丸みを帯びたものお手の物。
c11
3つのオプションの違いは以下の通り
c13-1

3.画像の解像度を変える

情報量を減らす目的で使う。
パスの複雑さが変化する。
c14

4.背景を消す。

風景だと被写体じゃない空などを消したり、
人物だったら周りの風景を消す。
これは効果てきめんで、情報量がかなり減る
(空のグラデーションがきれいなのであえて空を残すのもありだと思う)

ちなみに、手軽に透明PNGというソフトを使って、背景を切り抜いています
手軽に透明PNG

c16
より多くの色をターゲットに回せる

空だけを抽出して激エモな絵ができあがることもある
image5649------

5. グループ化解除

絵を右クリックして下から2番目のグループ化解除をクリックする。
s17

6. フィル・ストロークの設定

デフォルトだと画面左下にあるはずフィル・ストロークの設定を開く

ストローク

c18

フィル

c19


7.手がすべった。

この技術を使って具体的な作品を作る。
msm
背景をカットして…
mishima
色数13色程度、スペックル抑制50、角を平滑化1.34、パスを最適化5.00に設定して…
c7
グループ化解除して…
c8
フィルとストロークで色をいろいろ変えて…
c9
いっぱい作って…
c10
並べたら完成!
現代アートと化した前学長。アンディー・ウォーホル風
andi_mishima
まだまだオリジナルには似て非なる… †精進†が必要だ…


おわりに

絵を書く機材がなくても、自分の撮った写真から絵っぽいものができることがわかった。
とても手軽でエモいものができるところが利点です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

そういえば、もう夏休み明けまで1週間ないんですね…(憂鬱)

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この記事を書いた人
Kejun

福岡県民です。

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