こんにちは、でっていうです。
本記事では名札に、
...え、traPでのIDですか、ちょっとわかりにくいかもしれないんですけど..."d_etteiu8383"って書いて"でっていう"って読みます......
......いや、"d"の後にアンダースコアですね、
...
あ、最後に"8383"です、はい。
...Twitterですか、やってはいるんですけど、こっちもちょっとわかりにくいかもしれないです......最近は四十物萌と名乗ってて...あ、"四十物"と書いて"アイモノ"って読むんです......IDは"eyemono_moe"です。...あ~~"ai"じゃなくて"eye"ですね、はい。
技術的負債 (クソID)
d_etteiu8383
とかいうカスみたいなIDでインターネットに生を受けてしまった俺君へ。
あなたはしょーもない身内ネタのためにそんなIDを使ってしまいましたね。少なくともあと10年間は「dの後にアンダースコアです」と言い続けることになります。諦めなさい。
その後eyemono.moe
と改名するようですが、"eyemono"の伝え方にまた苦しみ続けることでしょう。諦めなさい。
ということで、自己紹介時にTwitterIDを口頭で説明しないためにNFCタグ付きの名札を作りました。
方法
方針
- 適当なウェブページを置いておく
- 自身のブログやTwitterのプロフィールページなどへのリンクを貼る
- NFCタグに1. のURLを書き込む
- 名札等にNFCタグを貼り付ける
- 自己紹介時にNFCタグを読み取ってもらう
この流れなら「dの後にアンダースコアです」と説明する必要はなさそうです。
Q. QRコード用意すればよくね?
A. 確かに。
(NFCタグは内容の書き換えが容易である点がQRコードの印刷と比較して優れていると思います。印刷とかいう千年前からある技術に頼るのそろそろやめるべき。
Q. 薄型モニターとか電子ペーパーの名札にすれば?
A. 確かに。)
用意するもの
- NFCタグ
- 初めてのNFCタグだったので一番購入されていそうだった サンワサプライ MM-NFCT を購入しました
- NFCタグに書き込むための端末
- 適当なウェブページ
- 適当な名札
- NFCタグを貼れる物なら名札じゃなくてもいい
適当なウェブページを置いておく
今回はhttps://card.eyemono.moeを用意しました。
pnpm create vite@latest --template solid-ts
してGithubにぶち込んでVercelに頑張ってもらいました。私は特に頑張っていません。
NFCタグにURLを書き込む
iOS, AndroidともにNFC Toolsというアプリで簡単に書き込みができるようです(Android端末を所持していないためiOSでのみ確認しています)。
iOS: https://apps.apple.com/jp/app/nfc-tools/id1252962749
Android: https://play.google.com/store/apps/details?id=com.wakdev.wdnfc
- NFC Toolsを起動して、"書く"をタップ
- "レコードを追加"から"URL/URI"を選択
- 任意のURLを入力
- "書き込み"をタップ
- NFCタグを端末の背面にかざす
- 完
URlのみならず、結構なんでも書き込めるようです。(参考:【NFC】NDEFについて理解する - Qiita)
名札にNFCタグを貼り付ける
実に美麗でキュートでエレガントな名札デザインを作成したのですが、プリンターが壊れており綺麗に印刷できませんでしたので、今回は名札ホルダーにシールをそのまま入れました。
端末にもよると思いますが、カードホルダーの中に入れても十分読み取り可能でした。ただしNFCの原理上、金属表面や他デバイスの電磁波の影響下に張り付けると読み取りが難しくなります。実際に自身のノートPCの背面に貼り付けたところうまく読み取りができませんでした。
この場合、電磁波干渉防止シート(https://amzn.asia/d/cI3pxmA等)を間にはさむことで読み取りが可能になるようです。
動作デモ
実際にiPhone11で読み取りテストを行いました。
しっかりと読み取ることができ、Webページを開くことができています。
おわりに
いかがでしたか?
あまりにも簡単すぎて記事内容がめちゃくちゃ薄っぺらくなってしまいました。技術の進歩が憎いですね。
ということで皆さんはIDにアンダースコアを入れたり謎の数字を入れたり変な読み方をさせたりしないようにしましょう。口頭で伝えて終わるのが一番です。
(11/01追記) お前はまだNFCを知らない
10/28, 10/29の二日間にかけて工大祭が開催されました。traPでは、部員によって製作されたゲーム, アプリの展示と、画集 CD, 技術書の販売を行っていました。
「traP Expo」では部内で制作された画集・CD・技術書の販売も行います!
— 東工大デジタル創作同好会traP | M3 う-34b (@traPtitech) October 27, 2023
traPはゲーム制作のほか、イラスト・DTMなどの創作活動、web開発等も行っています!
興味のある方は是非西9号館3階のW9-324(W933)に足を運んでみてください!#工大祭2023 pic.twitter.com/4fBpFXUlVB
1日目、私は主に物販の対応をしていたのですが、CDの試聴環境を提供できていませんでした。スピーカーが雑魚だった。
工大祭います
— eyemono.moe (アイモノ) (@eyemono_moe) October 28, 2023
現在物販対応してますが頒布物より画像のヤツがウケがいいです pic.twitter.com/OXUY8BPQdj
ということで急遽持参していたNFCタグを使い、SoundCloudへのリンクを書き込みました。これにより、スマホをかざせばすぐ曲を聴けるようになりました。
しかし、
- チープな見た目のため「かざしただけで曲聴けるわけないやろ!」と思われてしまった
- タグ自体は裏に貼り、表に案内を描いていた
- NFCタグを示しても扱い方がわからずうまく読み込めない
と、結局あまり試聴していただけませんでした...(でもめっちゃ売れてた、サウンド班すごすぎ)
近年販売されているスマートフォンの大半は、今回購入したtype AのNFCに対応しています。しかし、"NFC"と聞いても"かざせばなんかできる"という発想に至る人はまだまだ少ないようです。おサイフケータイやSuica, Pasmo、マイナンバーカード等の利用のために使用したことがある方は多いとは思いますが、やはりQRコードと違ってまだまだ浸透していないと強く実感しました。
ということで2日目にはQRコードを印刷して貼っていました。
今日もtraP物販対応メインで居ます
— eyemono.moe (アイモノ) (@eyemono_moe) October 29, 2023
これはNFCタグの認知度が低すぎて結局QRコードに頼る図
#工大祭2023 https://t.co/Sey6pydukU pic.twitter.com/xRR0j78Djn