2017年11月9日 | ブログ記事

ミル

shanal

皆さんこんにちは初めまして。shanalです。
traPAdventCalendar2017、11/9(木)の記事になります。

1,はじめに

書くことがありません。

大したプ力もなければ人一倍に誇れるような趣味もなく、かといって色々な事物に手を出しているわけでもない中途半端な私に大したネタがあるわけありません(自明)

2,そこで私は

我が人生の師、ジョン・スチュアート・ミル氏について熱く(?)語っていくことにします(唐突)

皆さんの中には、この御仁の名前を聞いたことがない方もおられるのでは?? なら覚えましょう。

彼は1800年代のイギリスに生きた哲学者です。偉大なる哲学者です。彼は政治哲学者、経済思想家でもあり、政治哲学においては自由主義・リバタリアニズムのみならず社会民主主義の思潮にも多大な影響を与え、また倫理学においてはベンサムの唱えた功利主義の擁護者として知られる他、論理学分野においてはバートランド・ラッセルら後続の分析哲学にも強い影響を与え、初期科学哲学の重要な哲学者として知られる、超すごい人なのです。(ウィキペディアより抜粋)もはや近代哲学は彼なしには語れない!!!知らんけど

3,そんな彼との出会い

彼(以下ミル)に出会ったのは私がまだうら若き高校一年生だった頃、とある現代社会の授業中のことでした。高校という新しい環境に未だ馴染めず不安で胸がいっぱいだった時期に、彼は私にこんな言葉を与えくれました。

「人々は彼らの望む行為が他者に危害を加えない限りにおいて、好きなだけ従事できるように自由であるべきだ」(『自由論』)

いわゆる他者危害の原則というやつですね。私はこの言葉に大きな衝撃を受けました。善悪の基準という時と場合によって様々に変化する複雑怪奇な概念を、なんて簡潔な言葉でまとめるのだろう、と。

私は多分、この言葉のおかげで、以後一切の悪事をはたらかない善人になれたんだと思います。

4,ちょっとだけ真面目に解説

他者危害の原則はジョン・スチュアート・ミルが1859年にイギリスで出版した『自由論』という著作の中で展開された概念です。

そもそもミルの思想の根本にあるのはあくまで『功利主義』という考え方です。すなわち、より多くの人がより多くの快楽とより少ない苦痛を得ることこそが善であり、社会全体の幸福につながるという考え方を重視していたことになります。

一方ミルは、人々が自由を与えられさえすれば、各々が自分なりの幸福を追求するはずであると予測していました。つまり自由こそが功利主義的な善を達成するのに極めて理にかなった方法であると考えていたのです。

ではその"自由"の定義とは何なのでしょう。その答えこそが他者危害の原則であるとミルは考えました。

他者危害の原則はすなわち、他人に危害を及ぼさないかぎり、たとえその決定が当人にとって不利益なことでも自らの責任の上で誰にも邪魔されないという、自由の範囲を定義する上での大原則なのです。

さて、他者危害の原則における一番の論点は "他人へ危害を与えるということの定義とは何か" という一点に尽きるでしょう。事実、これの解釈は人によって様々です。 『薬物や売春など通常は他人に危害を与えない事象まですべからく合法にするべきだ』 という考え方(いわゆるリバタリアンと呼ばれる人々)もあれば、 『他人に危害を与える危険性がある事象は人々の自由な意思によって注意されるべきであるし、それが不可能ならば政府による強制も致し方ない』 という考え方(例えば福祉国家)もあります。ある意味、他者危害の原則は、解釈のしようによってはこの世のほとんどの統治の仕方を正当化できてしまうというポテンシャルを持っています。

だからこそ "他人への危害" の定義は時代を超えて常に議論され続けられる必要があるのです。先ほど私は、他者危害の原則のことを "簡潔" と評しましたが、その実、極めて奥深い概念なんですね。

5,そして座右の銘へ

この格言は今もなお人生の指針として私の中に根付いています。この言葉のおかげで私は自分なりの物事の善悪の基準を定義することが出来 、罪悪感なく課金やお布施ができるようになりました。(他人に迷惑はかけないからね)

6,その他のミルの思想についてですが、

よく知りません。とりあえず "他者危害の原則の人" というふうに覚えていただければそれで結構です。(おい)

7,終わりに

こんな駄文に付き合ってくれた方、本当にありがとうございました。イメージ画像のコーヒーミルにつられてこの記事を読んだ方、本当にごめんなさい!!

それでは明日のADCもお楽しみに!

この記事を書いた人
shanal

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