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2022年4月20日 | ブログ記事

お前が創るんだよ!!!

新歓ブログリレー2022、43日目の記事です。何でも許せる人向けです。

おおおおおい男女カプオタクっ、息してるかァ!?!?

自カプは己で生産するもの。どうも、自称絵描きで自称字書きで自称創作譜面製作者のイルネスです。
今回は男女カプ愛好家である私が男女カプの良さと男女カプの尊さと男女カプの素晴らしさについて熱弁して力説して尽きるまで話していこうと思います。

そもそも男女カプってなんぞや

名前の通りです。男性と女性のカップリングです。
巷ではNLとかヘテロとかの名前で通ってるやつです。BLとかGLの男女バージョンです。
例を挙げると、プロセカなら司えむ(天馬司と鳳えむのカップリング、すごくいい)とか彰杏(東雲彰人と白石杏のカップリング、すごくいい)、カゲプロならシンアヤ(シンタローとアヤノのカップリング、すごくいい)とかセトマリ(セトとマリーのカップリング、すごくいい)とかがあります。

これがねぇ、なんというかすごくいいんですよ。いやもういいと形容するのすら足りない、尊いという言葉じゃもったいない、素晴らしいじゃ伝えきれないくらいに心惹かれるんですよね。
当方そんな男女カプに精神を囚われてから五年くらいが過ぎたでしょうか、中学二年生とかいう多感な時期に嗜好が歪まされて以来そのまま道を外したままここまでやってきてしまいました。せっかくなのでこのブログを読んでくれている心優しい皆さんにせめてもの恩返しとして沼に沈めることにしました。

男女カプのどこがいいの?

全部だよ全部。えぇ、全部ですよ全部ですとも。
王道っぽく思春期の男女が等身大の恋愛をしているのもいいし、少しマセた女の子が恋愛のれの字も知らなそうな男の子に想いを寄せるロリショタもいいし、大人の魅力に追いすがろうと少年がとにかく自分を磨くおねショタもいいし、子供としか見られてない少女がどうにか振り向いてもらおうと必死になるおにロリもいい。えぇ、全部が全部素晴らしいんですよ。

それだけじゃない、ひとえに男女カプといってもそれらは多種多様な形態があります。
互いに馴染みやすい似た者同士のカップリング、逆に磁石のN極とS極のように正反対なカップリング、常に衝突してるケンカップルや互いに過保護なカプ等々。御覧の通り生物の多様性くらい幅広く存在しています。

しかもその男女カプの良さはイチャラブだけではない。時には別れ、最悪の場合は死。そんな恐ろしいシチュエーションも相手を想い合う気持ちがそこに存在していれば総じて素晴らしいのです。男女間にある双方向の矢印、すなわち恋情、これが、これこそが我々カプ愛好家を惹きつけてやまない強大な魅力なのです。

まぁこうして私が延々とその素晴らしさを語って読者の皆様を洗脳するのもいいんですが、それで良さを理解してもまやかし。やはり実際に触れてもらうのがいいので気になった作品のカップリングを調べていただければ幸いです。いや、調べなさい。

なんで"男女"なの?

知らん。マジでわからん、気が付いたら沼にハマって溺れてた。
別にBLとかGLでも恋愛する二人を見ることはできますが、実は摂取できる栄養が微妙に違うんです。ただ偶然私の肉体は男女カプからしか得られない成分がないと生きていけなかったので欲望のあるがままにそれを食い漁ってます。

真面目な話をすると多分私は性差を意識させられる描写が好きなんでしょうね。例えば自分のよりも大きい体から男だなぁと感じたり自分のより華奢な体から女だなぁと感じたり。(※あくまで例示であり実際はこの限りではありません。ジェンダーバイアスが云々とかじゃないです。)

とはいえ自分の嗜好を冷静に分析して完全に理解するのは野暮です。いいんですよ明確な理由がなくたって、そこに好きって気持ちがあるなら。えぇ、ただ好きと叫ぶだけでいいのです。
理由なんていらない。ただ、

俺は男女カプが好きなんだよッ!!!

タイトル回収をしろ

なんかずっと男女カプの話をしてましたが本題はこれじゃないです。あくまでみんなに創作をして欲しいなと思って書いたブログです。

さてみなさん、とある作品にハマってpixivとかで二次創作を漁る時にあれっ作品が少ないなと思ったことはありませんか? 俺はあります。日常茶飯事です。
一枚絵とかならまだ落ちてるんですが、漫画や小説とかになると一気に少なくなります。シチュエーション重視の私のようなオタクはそういうもので推しカプ成分を摂取できないと欠乏症で最悪死に至ります。マイナージャンルを住処にしているオタクが供給不足で息絶えていることはよくあります。

そういう時にどうすればいいか。その答えはズバリ、"自分で創り出せ"です。
供給がない? たわけ、己の需要くらい己で満たせと。
カプがイチャついてる絵が欲しいならその手で描くのだ! カプが想い合ってるシチュが読みたいならその手で書くのだ! そうだ創り出せ作り出せ、十の指を駆使して己の欲するところを紡ぎあげろ!

ということで、皆さん創作をしましょう。他人の供給に身を委ねるばかりではダメ、まずは自分の力で創ってみることが大切です。

小説の話

絵も小説も私が己の尽きない欲求を満たすためにやっていることですが、絵は私以外に書いてる方がtraPにいっぱい蔓延っているため今回は小説の話をしようと思います。
小説はデジタル創作じゃないって? 細かいことはいいんだよ、スマホのメモ帳アプリで書いてるからデジタルです。

まずは私の経歴から話しましょうかね。
ここだけの話、小説歴五年弱です。えぇ、結構長いです。
中二病時代にストーリーを思いついて書いてから結局ここまで引きずってしまいました。今でこそ人に見せられるものを書いていますが五年前のものはそりゃもう悲惨なもので。
その時にpixivに投稿(現在は非公開)したものをたまに自分で見返すんですが、なんというか、すごく可愛いなという感じです。ありゃ人に見せられるものじゃないですね、でもあの時の私は無敵の胆力があったから広い広いネットの海に公開しちゃったんですね。黒歴史といやぁ黒歴史なんですが、あれがあったから今の自分がこうしてまともなものを書けていると考えるとまぁ良かったんじゃないでしょうか。良かった、良かったのかなぁ? まぁ、良かったと思おうか。

それから気が向いたらぼちぼち書くみたいなことをしてなんとかここまで続いたのです。あの黒歴史が黒歴史で終わらず素直に基礎として積みあがって使い物になったんですから自分で自分を褒めたいくらいです。イルネス偉い! すごい!

これは絵についても言えることなんですが、小説を書けるようになって何がよかったって欲しいものができたときにそれを探すだけじゃなく"自分で創る"という選択肢ができることですね。なにぶんオタクだから無限に欲求が湧くんですが自分の理想通りのものなんてなかなか落ちてないわけですよ。
そんなときはやはり自分で創ってしまうのがいいのではないでしょうか。
己の需要を完全に理解しているのは自分だけです。そんな自分を満足させるものを自ら創り出すことを私はオススメしてます。自給自足で地産地消、全ては己のために。

小説が書けない? 黙れ、そして書け

私は色んな人に小説を書けと脅して生計を立てているのですが、いかんせんみんな小説に抵抗があるようでそう簡単には頷いてくれません。これでは私の生活は成り立たないのです。
だから小説に抵抗ある人にどうにか書かせるべく私が独断と偏見でQ&Aを作って連ねていきます。

Q. 語彙力がない

先ほども言いましたが語彙力は必要ありません。蓋然性がいぜんせいとか生呑活剥せいどんかっぱくとかそういう単語を知ってても小説で使う機会はあんまりありません。
めっちゃ難しい小説を書きたいとかなら話は別ですが、男女カプのイチャラブが読みたいとなったら基本的には使いません。あんまり難しい言葉を使っても読者がわからなきゃ意味ないですしね。

ただ実のところ語彙力が必要ないというのは少し嘘で、別の方向での語彙力が求められます。具体的には言い換え表現みたいな感じです。
例えば話す動作を表現するだけでも「話す」「言う」「喋る」「声を上げる」「声を発する」「声が漏れる」「口を開く」「呟く」「囁く」「言葉を紡ぐ」など様々な言い方があります。それぞれニュアンスが微妙に違うので使い分けられるようになるとかなりいいものが書けると思います。
それにあたって類語とかを調べるといいかもしれません。「話す 類語」とでもググってやると使えそうなものがいっぱい出てくるので。

Q. 思っていることを文章にするのが難しい

いやもうなんていうかその通りなんですよね。こればっかりはなんとも。
まぁ強いて言うならいっぱい書いて慣れるしかないと思うんですよねぇ。
だから、とにかく書くことが大切だと思います。まず創作意欲に任せて勢いでガァーっと書いて、それでまた書いて書いて書くと。そしたら気が付いたらなんか書けるようになると思いますよ。いや、知らんけど。
こんなに書いてる私でもまだイマイチ掴めてないのですからさほど気にすることでもないと思います。
私以外の字書きさんも同じようなことで悩んでたりするので絵描きの「神絵師になりたい」くらいだと思ってください。本能です。
さすがに己の理想100%を完璧に出力するのは無理です、上の方で自分を満足させるものを自ら創り出すことをオススメしてるとか言っておきながらですが。
だからできる限り自分の想像しているものに漸近すべく試行錯誤することが大切なのかもしれません。
知らんけど。

Q. 公開が恥ずかしい

誰 も 公 開 し ろ な ん て 言 っ て な い や ろ が い

あくまで自分の欲求を満たすために書くんですよ。最初から他人の目を気にしちゃダメです。
でもまぁやはり人間なので作品を公開して見てもらいたいという欲求はあるでしょう。そんな人のために何個か私が心がけていることを書き連ねたいと思います。

・キャラ崩壊に気を付ける
特に二次創作に言えることですね、オリジナルでもキャラをブラさないことは大切ですが。
一人称とか口調とか呼称とか。これらを安定させることは絶対ですね。
以上のことを意識すればそんなに変なものにはなりません。あとは妄想の赴くままに書き表せばいいでしょう。

・周囲の評価を気にしない
まぁpixivで言うならブクマ数とかですかね。正直気にしてもしょうがないところです。
ブクマ数なんてメジャージャンルの作品書けば伸びますよ。でもねぇ、我々が飢えているのはマイナージャンルなんですよ。
どれほどいい作品を書こうがブクマ数一桁なんてザルだったりします。そんな中でいちいち数字に振り回されるのは少しもったいないかもしれません。
せっかく自分の嗜好に合わせて書いた作品なんです、自分が誰よりも愛してあげましょう。

・お前の性癖で殴るつもりで
お前の好きを見せつけてやるんやで。
自分の嗜好を詰め込んでやればみんな共感してくれるはずです(諸説)。
臆することなく己の性癖を見せつけてやるのです。いくら特殊な性癖だろうと熱をつぎ込んだものは誰かしら靡いてくれるはずです。
そう、突き刺す気で。そう、殺す気で。 わ か ら せ て や れ ! ! !

以上をもってこれを総括とする

とまぁここまで自己満で散々に書き連ねてきましたが、結局のところ言いたいのは、

小説を書こう!!!

これに尽きます。
ふとネタが生まれた時、ふとモチベが湧いた時、ふと概念を欲した時。その気が向いた時に書くのです。
書く前から億劫になってはいけません。案外やってみれば書けるかもしれませんよ、物は試しです。

そしてマイナージャンルを活性化させるのです。このジャンルを自分の作品で埋め尽くしてやるというくらいの気概で突き進むのです。己の需要を己の供給で満たして、自らを高めて自ら昂るのです。
そうこれこそが自給自足であり地産地消、無限に湧き上がる創作意欲というエネルギーから数多の作品を生産する第一種永久機関になるのです。
全ては自分のため、そして同じ悩みを抱える同士の救済のために。

明日の新歓ブログの担当はKejunさん(@Kejun)です、お楽しみに!

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この記事を書いた人
say_illness

21Bの理学院物理学系。graphics所属。絵を描いたり小説を書いたり創作譜面作ったりしてるらしい。

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