この記事はこの記事は夏のブログリレー34日目の記事です。
はじめに
みなさんこんにちは。23Bのmadaraと申します。
graphics班とゲーム班に所属しており、graphics班の班長も務めています。
イラスト歴1年半ほどのケツの青い絵描きですが、是非見ていってくれると嬉しいです。
やること
タイトルにもある通り、今回は私の絵の描き方を紹介しようと思います。
描き方がひとつに定まっているわけではないので幾つかある描き方のレパートリーの内、比較的わかりやすいものを紹介しようと思います。
今回描くのは『アークナイツ』という作品に登場するチェンというキャラクターです。気になった人は是非プレイしてみましょう。
メイキング
1.ラフ
まずはラフを描きます。
最初はどれだけ雑でもいいと思うので、シルエットが良くなるのを重視してラフを量産します。
雑ですね
そしたらこのラフを綺麗にしていきます。
大体↓くらいになるまでやります。
そうしたらキャラクターのシルエットをとってライティングを軽く決めておきます。
この時点で背景もざっくり描いておきます。
最後に下塗りと色トレスをして軽く陰影をつけ、小物を軽く描いたらラフ作業は終了です。
2.塗り
次に塗り込みを行います。
身体と顔パーツ、水鉄砲、バイザーでフォルダを分け、それぞれ統合して塗り込んでいきます。
また、背景も軽く描き込み、ぼかしを入れています。
服の皺や髪の毛などを描き込んだあと、服の模様などを追加で描き入れています。服の模様をつける際にはよくハードライトレイヤーを使っています。
3.加工
必要に応じて色調補正レイヤーを乗せます。
今回はこんな感じで乗せました。
それぞれのレイヤーの詳細は以下の通りです。
トーンカーブ
グラデーションマップ
色相・彩度・明度
色調補正しなくて良い部分は適宜マスクしておくと良いと思います。
最後に描いていなかった泡を描いたら終わりです。
ツール
今回使用したツールについても軽く触れておきます。クリスタ標準のツールは除いており、CLIPSTUDEIO ASSETSから無料でDLできるものを紹介します。
メイン塗り2-てんさいブラシ
『てんさいブラシ』という素材集に入っているブラシです。某ペイントソフトのブラシと似ているようですが、私はそのソフトを触ったことがないため分かりません。
髪の毛や衣服の一部の塗り込みで使用している、特にお気に入りのブラシです。少しクセがあるので慣れが必要かもしれませんが、慣れるとかなり描きやすいと思います。
ぬる水ブラシ
『ぬる水ブラシ』は水彩系のブラシです。個人的にはかなり使いやすいと思います。様々な場面で使えるのでおすすめです。
Erase Along Edge
『エッジに沿って消去』は参照レイヤーの線に沿って消せる消しゴムです。上を見ると分かるのですが、私のラフはかなり線がスカスカなのでバケツが使えません。そのため、これがかなり役に立ってます。線の下の部分の塗りが残るのもポイントが高いと思っています。
さいごに
ここまで見てくださりありがとうございました。かなり急ピッチで書いたブログなのでざっくりとした説明になってしまいましたが、今後チャンスがあったらもう少し詳しく書いたものも出してみようと思います。
余談ですが、私が初めて描いたイラストは↓でした。今回描いたのと同じキャラです。
これを見ている人の中には、イラストを描き始めたばっかりでまだまだ上手く描けないという人もいらっしゃるかもしれません。私もそうでしたが、一年半描いていたら今回のイラストくらいのものが描けるようになりました。現在の上手さは気にせずに、未来の上達度合いを夢見ながら気長に楽しんでみるのが良いと思います。
一緒に頑張っていきましょう。