この記事は新歓ブログリレー2024 31日目の記事です。
こんにちは！ 20Bだったlogicaです。
この4月から別の大学に移るため、traPを卒業します。
さて、traPからの卒業といえば、traPには (比較的新しいですが) 「辞世のQ」という伝統が存在します。
今回の記事では、「辞世のQ」とは何か、そして私自身の「辞世のQ」がどのようなものであったか、紹介させていただこうと思います。
なお、「新歓ブログリレーなのに卒業の話するの！？」というツッコミはどうかご容赦ください。
辞世のQとは
traP内では、「traQ」というSNSサービスを開発・運用し、そこで約500人にもなるメンバー間のほぼ全てのテキストコミュニケーションが行われています。
私はtraPを卒業する直前まで、バックエンドのメンテナンスのリーダーを務めていました。
Cd_48
traPtitechtraPtitech「辞世のQ」は、「辞世の句」と「traQ」をもじって生まれた造語で、卒業生が引退間際、(ほぼ)最後にtraQに投稿する、感謝・懺悔・不安など様々な感情が入り混じったメッセージのことを意味します。
これまでに、メンバーの個性豊かな辞世のQが数多く生まれ、それらの投稿は部内wikiのページにまとめられ大切に保管されています。
f4rEwell (logicaの辞世のQ)
上で解説した通り、辞世のQは基本的にテキストメッセージです。
ですが、私は「それじゃ面白くない！せっかくなら最後までデジタル創作してtraPらしく卒業しよう！」と思い立ちました。
かなり時間が限られていましたが、卒業前の2日間でなんとか1曲完成させ、「辞世のきょQ (曲)」と銘打ってtraQに投稿しました。
今回作成した曲がこちら、「f4rEwell」です。
Colour Bass (初めての試み) とArtcoreを混ぜた、これまで作ってこなかったジャンルの曲でとても楽しく作成していました。睡眠時間が削れまくったことを除けば。
最後の投稿なので、traPのみんなの反応が見られなかったことだけが心残りですね。
隠しメッセージ
また、なんと「f4rEwell」には隠しメッセージが存在しています。
曲を聴くだけでわかるレベルではないくらい隠してしまったので、皆さんにヒントとして曲のMIDIファイルを差し上げます。
ぜひ一度考察してみてから、以下の解答を見てみて下さいね。
どうでしたか？ 無事正解に辿り着けたでしょうか？
まず、曲の題名の違和感から辿ろうとした人は多かったのではないでしょうか。
不自然に目立つ「4」と「E」の文字、これは 「E4」の音階が隠しメッセージの鍵であることを示していました。
(「E4 音階」などと調べると、どの音のことかわかるかと思います)
ここで、MIDIファイルをトラック名が見えるソフトで開いてみると、上の方に「message」という名前のついたトラックが2つあります。
この二つは、全く同じメロディを鳴らしていますが、1回目のサビと2回目のサビで音色を分けるために分かれているだけです。
「message」トラックで鳴っているメロディを見てみると、E4の音でハーモニーを作っている部分が異様に多いことに気づくかと思います。わざとです。
ここで、E4の音階の音だけ抜いてみましょう。以下のようになります。
これを鳴らしていると、何かの音に似ているような... そうです。モールス信号です。
八分音符の長さのノートをツー、十六分音符の長さのノートをトンに置き換え、モールス信号変換サイトにぶちこむと以下のようになります。
終わりに
traPの皆さん、素敵な時間をありがとう。
traP内の様々なアクティビティに参加し、退屈しない4年間を過ごすことができました。
感謝しかないです。本当にありがとうございました。
私は traPを去りますが、新歓ブログリレーは続きます！
明日の担当は @Takeno_hito です。
お楽しみに。
