こんにちは、20Bの @hijiki51 です。
普段は SysAd班 という部内のサービスを開発・運用している班で活動しています。
traPには部員の情報を管理する traPortal というサービスがあります。
しかし、traQのほうが先にあったため、各サービスやプロジェクトにおける部員情報の取得(IDやアイコンなど)は traQ が 認可・リソースサーバー として動いているという現状があります。
また、 OIDC なども実装されていないため、 OSS などを利用する際のアカウント連携が難しいという問題もあります。
そこで、 traPortal を 認可サーバー・リソースサーバーにすることで認証・認可周りを一元化するとともに、 OIDC を実装してアカウント連携を楽にしようという話が持ち上がりました。
とはいえ、OIDC/OAuth2.0 をある程度理解していないと実装はできません。そのために、今年9月ごろからOAuth2.0/OIDC 仕様書輪読会を始めました。
先日、RFC 6749 - The OAuth 2.0 Authorization Framework のすべて及び OAuth2.1のほとんどが読み終わったため、その資料を公開します。
- 1. Introduction
- 2. Client Registration
- 3. Protocol Endpoints
- 4.1 Authorization Code Grant
- 4.2 Implicit Grant - 4.5 Extension Grants
- 5. Issuing an Access Token
- 6. Refreshing an Access Token
- 7. Accessing Protected Resources
- 8. Extensibility
- 9. Native Applications
- 10.1 Client Authentication - 10.5 Authorization Codes
- 10.6 Authorization Code Redirection URI Manipulation - 10.11 Phishing Attacks
- 10.12 Cross-Site Request Forgery - 10.16 Misuse of Access Token to Impersonate Resource Owner in Implicit Flow
今後はOpenID Connect Core 1.0 incorporationg errata set 1 について読み進めていく予定です。
誤りや疑問があれば、気軽にコメント・指摘していただけるとありがたいです!