このページではtraPのSysAd班について紹介します。

SysAdとは "System Administrator" の略語で、直訳するとシステム管理人のことです。この言葉から分かるように、SysAd班は主にサークル内での交流や開発を支援するための活動を行なっています。まずはSysAd班で開発している主なサービスや利用しているアプリケーションについて紹介していきたいと思います。
SysAd班で開発しているサービス
ここでは、SysAd班が一から制作し、運用しているサービスについて紹介します。
traQ
traQは、slackライクなコミュニケーションツールです。traP内部での会話や連絡は基本的にこのツールを介して行われています。現在投稿されたメッセージ数は280万件(2023/02/09現在)ほどです。


関連リンク





booQ
booQは、サークルの備品やメンバー間の書籍の貸し借りを支援するサービスです。具体的には物品を所有している人を追跡したり、ある書籍を持っている人をリストアップし、その中から借りる人を選んで借りたりすることができます。

関連リンク


anke-to
anke-toは、サークルメンバーに対して自由にアンケートを取ることができるサービスです。これが開発される前はGoogle Formsを利用していましたが、一から開発することで個人と対応するIDを自動的に紐づけることが可能になり、ID誤入力などのミスがなくなりました。

関連リンク

knoQ
knoQは、サークルでのイベントを管理するサービスです。iCalにも対応しており予定の管理を非常に行いやすくなっています。

関連リンク

Showcase
Showcaseは、部内向けPaaSです。後述のGiteaリポジトリのルートにshowcase.yaml
という名前のファイルを置くだけで、静的なウェブページや動的なアプリケーションをデプロイすることができ、プッシュするだけで更新が行われます。

関連リンク

traPortal
traPortal はメンバーそれぞれの情報の管理や、招待コードの取得などの traP という組織を管理するような部分を担ったサービスです。

関連リンク

Jomon
部内の会計を記録、申請する会計補助サービスです。サークル内の収支を一見して確認できます。

関連リンク
traP Collection
部内ゲームランチャーです。traPで制作した様々なゲームをプレイすることができます。

関連リンク
運用しているサービス
ここでは、サークル内で運用しているサービスについて説明します。これらは一から自分たちで作ったわけではなく、無償で公開されているプログラムを少しカスタマイズして使っています。
Wiki (Crowi)
情報共有サービスです。今まで行なってきたイベントのログや、サークルメンバーが溜めた知見などが公開されています。
Blog (Ghost)
ブログサービスです。今見ているこのサイト自体です。
共有メモ帳 (HackMD)
リアルタイムで同一ページを同時編集できるサービスです。集会の議事録や、講義ノートなどに対して用いられることが多いです。
Git (Gitea)
開発中のソースコードを共有し、効率的に開発するための仕組みを提供するサービスです。
クラウド (Nextcloud)
ファイル共有サービスです。ゲームで使う素材や完成したプログラム、イベントで用いる資料などが保存されています。
なろう講習会
上で挙げたサービス群を運用・開発をするのがSysAd班の仕事ですが、プログラミング初心者には手が出しにくいものとなっています。
そのギャップを埋めるため、SysAd班では『なろう講習会』を行なっています。この講習会では、プログラムなどについて何も知らないがやる気はあるという新入生に、Go + Vue.js[1]でツイッターライクなWebサービスを開発できるまでに必要な知識を身に着けてもらいます。
全10回ほどありますが、内容は盛りだくさんです。過去の講習会に参加した人たちの記事があるので、興味のある方はぜひご覧ください。
SysAd班で最も使われている言語とフレームワークなため ↩︎
対外活動
SysAd班は、講習会や日頃の活動を通して培った知見を基に、外部に向けた活動も行なっています。このページの最後ではそれらについて紹介していきます。
Tech Book
サービスを運用・開発する中で得られた知識を本にしてまとめ、即売会やオンラインショップで販売しています。




大会に出る
サービスを運用している人向けの大会に定期的に出場しています。
直近では、ISUCON 12の本戦に4チームが出場し、そのうち1チームが学生1位、総合2位を獲得しました。