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2023年4月28日 | ブログ記事

東京工業大学デジタル創作同好会traPへようこそ

新歓ブログリレー2023最終日の記事です。よろしく!

新入部員のみなさん、ご入部いただきありがとうございます。

新規入部者に向けた祝辞みたいなの書きたいよなあという気持ちでメッセージを書き残そうという試みです。

現在traPにて代表補佐をやってますUzakiです。

「代表補佐」と聞くと副代表みたいなNo.2と勘違いされがちですが、実は代表補佐という役職は現在4名いるので実はそんなに偉くないかもというのがあります。でもちょっとNo.2に勘違いされたいので普段は特に補足していません。ずるい。

代表yukikurageからのメッセージはおそらく明日のオリエンテーションで聞けると思うので、ちゃんとしたやつが聞きたい方はそっちを楽しみにしてください。

今年度も多くの新入部員のかたに恵まれ、本当にありがたい限りです。いま数えたら210人いました。やべーーー。

そんな巨大サークルtraPなのですが、その雰囲気がまだいまいちピンときていない新入部員のかたも多いのではないでしょうか。

活動内容とかは既にすばらしい新歓用の記事があるので詳しくはそっちをみてほしいんですが、正式名称を「東京工業大学デジタル創作同好会traP」といいます。「デジタル創作」という単語が使われていることがかなり印象的です。

デジタルコンテンツやプログラミングなどの技術を包括的に呼称するための単語ではあるのですが、それなら「創作」という言葉を使わず「ものつくり」だったり「制作」だったりとかでも呼べそうですよね。

ぼくはこの「創作」という言葉がtraP部員やコミュニティの雰囲気をとてもよく表していて気に入っています。

Wikipediaから語義をひっぱってくると、

主体的創造力によって独創的作品をつくり出す(創り出す、創出する)こと。また、その作品。

かなりレトリックに富んでいてしびれちゃいますね。最高。

traPの人々は、ジャンルや分野問わず、自分の興味のおもむくままに「趣味の延長として」ものをつくっている印象があります。ときたまチーム制作で責任感ある場合とかももちろんあったりするんですが。

人からの強制なく、自由に関心を追求する姿勢は「創作」という言葉にピッタリだと思います。「自由に関心を追求する姿勢」って、もうすごすぎる。創作とかいうの、あまりに文化的な活動すぎませんか。急に感情バグオタクですいません。

さて、さきほどの創作の語義の説明のなかに「主体的」が登場していました。

創作は自由でめちゃ楽しい活動ではあるのですが、この「主体的」に何かをやる、というのがなかなか難しいものなのです。受動的になにかものをやることは結構楽だし、安心感もけっこうあります。主体的はその逆で、結構疲れるし失敗するかもしれない不安もあります。どうしても人間は楽な方に流れてしまうものなので、だんだんなにもできなくなったり指示待ちのような状態になってしまいがちです。これは僕もほんとにそうです。

あなたが「やりたいこと」を実現するためには、自分で情報を収集したり、質問を人にするようなある程度の積極性が必要になってきます。

先に述べたように、毎年多くの方々がtraPの「創作」に少なからず好感を抱いて入部してくれます。でも、その「主体的」の壁にぶつかりその場を去ってしまう人も少なくありません。もちろん引き止められなかったぼくたちにも責任はありますが、それでも創作を志す人間が減ってしまうのは残念なことです。

ではものごとに対して「主体的」になるにはどうしたらいいのでしょうか?

いろいろやり方はあるとは思いますが、僕が1つおすすめするのは自分の「やりたいこと」をあらためて考え直してみることです。

まず、漠然にでもいいので「やりたいこと」を考えます。「ゲーム作ってみたい」とかでOKです。そしたら「やりたいこと」に必要なものを考えます。知識だったり道具の使い方だったり。もしその時点で何が必要かわからない場合はその道の先輩にとりあえず相談してみましょう。traP部員なら基本答えてくれます。

そうするとだんだん「やりたいこと」への「やるべきこと」が見えてくるので、それらを1つずつ自分のペースで進めていきましょう。

たぶんこれができれば「主体的」な動きができるようになっていると思います。たぶん。

ここで注意なのが「やるべきこと」をやりはじめてみて、「やりたいこと」が自分の肌に合わないと気づくことも多かったりします。そうした場合はいったんその「やりたいこと」を後回しにして別の「やりたいこと」や「やるべきこと」を考えてみるのもいいかもしれません。他を経ることで学ぶことも多いですし、1つのことに固執した結果挫折してぜんぶ諦めちゃったりしますからね。

主体的に動けるようになってくると、どんどん学びやものつくりが楽しくなっていくこと間違いなしだと思います。自分の成長も実感できるし。

traPはデジタル創作に最も適したこれ以上ない環境と胸を張って宣言できますが、みなさんにはこの環境や人材を遠慮せず使いつぶすくらいの気持ちで利用してほしいです。

 

traPは何かを始めようとする人を応援します。いまは部員たちが新入部員に向けた講習会や各種イベントの準備を頑張っています。本当に偉いです。みんなありがとう。

まずはそれらに参加する中で自分の「やりたいこと」を見つけてみてください。

自分がやりたいのはアルゴリズムなのかイラストなのかDTMなのかセキュリティなのかWeb制作なのかゲームなのかはたまた別の何かなのか。みなさんの興味が大きく花開くことを願っています。

最後になりますが、あなたと同じく創作を志すものとして、あなたの創作を応援する人間として、新入部員の皆様のご入部を歓迎します。

一緒にtraPを盛り上げてくれ!!!!!!!以上!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

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この記事を書いた人
Uzaki

たすけてください。

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