結論
もしあなたが物質理工学院/理学院/生命理工学院/環境・社会理工学院の学生で、所属学院を理由にtraPへの入部を迷っているのであれば、それは不要な迷いです。
traPで活動をして行く中で所属学院は関係ありません。デジタル創作に興味のある全ての学生を我々は歓迎します。
この記事はtraP新歓ブログリレー2023 29日目(4/6)の記事です。
こんにちは、@d_etteiu8383です。traPではグラフィック班でデザインや3DCGをやっていたり、ゲーム班でゲームを作る素振りを見せていたりしています。
東工大では生命理工学院 生命理工学系 生命理工学コースに所属しています。
はじめに
先月、traP新歓ブログリレー2023の記事の一つとして数字で見るtraP 2023が公開されました。
この記事はtraPの現状を数字で見ることができるとても面白い記事です。ぜひお読みください。
この記事内で、traP部員は"工学院・情報理工学院が多め"と紹介されています。
工学院・情報理工学院が多め
コンピュータを使った活動が多いこともあり、工学院・情報理工学院のメンバーが多めです。自然と工学院・情報理工学院の情報が多く集まる印象です。ただ、活動をする上で大学の所属/専攻を気にすることはほとんどありません。ちなみに、一番少ない環境・社会理工学院(4%)でも14人が所属しています。
from: 数字で見るtraP 2023
ここで、統計データ | 情報公開 | 東工大について | 東京工業大学から東工大生の学院分布(学部)を見てみましょう。
...あれ......?東工大全体の学院分布とtraPの学院分布に大きな解離があるように見えます。
- 情報理工学院学生の入部者割合が高い
- 物質理工学院, 理学院, 生命理工学院, 環境・社会理工学院生の入部者割合が低い
入部者が多いのはまぁ問題ではないでしょう。多分いいことです。問題は後者です。なぜこれらの学院からの入部者が少ないのでしょうか?個人的には、traPに対する"誤解"がこのような事態を招いていると考えています。
「traPはプログラミングサークル」ではない
traPはプログラミングサークルではありません。
traPはプログラミングサークルではありません。
traPはプログラミングサークルではありません。
traPはデジタル創作を活動の主とするサークルです。プログラミングはその活動の一つにすぎません。作曲をしている人がいます。イラスト制作をする人がいます。プログラミングをやっている人がいます。3DCGを作っている人がいます。ゲームを作っている人がいます。デザインをしている人がいます。CTFをやっている人がいます。競プロに取り組んでいる人がいます。いろんな人がいます。
これらの活動が情報理工学院/工学院の学生のみに許されているわけではありません。
まとめ
もしあなたが物質理工学院/理学院/生命理工学院/環境・社会理工学院の学生で、所属学院を理由にtraPへの入部を迷っているのであれば、それは不要な迷いです。
traPで活動をして行く中で所属学院は関係ありません。デジタル創作に興味のある全ての学生を我々は歓迎します。
(おまけ)筆者の入部経緯
おまけに少し僕の話をします。
traPに入部した直後、部内アンケートサービスでこんなアンケートがありました。
"traPに入った理由/きっかけを教えてください。長文歓迎。"
入部から4年経った今では忘れていたのですが、僕はこんな回答をしていたようです。
第一志望の情報理工学院に落ち、第二志望の工学院にも落ち、第三志望の生命理工学院に拾われた身として、「落ちたけれど情報系に強くなって情理合格勢を見返してやりたい」という嫉妬と自己満からtraPに入った
そういえばそういう動機でした。風のうわさによると、今年度の生命理工学院合格者の約5割近くが、生命理工学院を第一志望にしていなかったらしいです。つまり滑り止めで生命系に合格した方が5割程いるわけです。
情報理工学院の教育体制が整っておらず、受け入れ可能な学生数が少ないことが大きな原因の一つではありますが(倍率を見れば需要と供給の不釣り合いがよくわかる)、それを我々学生がどうにかできるわけではありません。
ただ一つ言えるのは、(少なくとも僕は)traPに入って良かったということです。自身の専攻と異なる領域の学生が多くいる環境に身を置く事で、いろんなことを学ぶことができました。世界が広いってわかって本当に楽しかった。嫉妬が理由で入部しましたが、今のtraPでの活動動機は嫉妬ではありません。3DCG楽しい。ウェブフロント面白い。創作の"場"の整備をしたい。そんな感じ。
だからこそもう一度言います。
もしあなたが物質理工学院/理学院/生命理工学院/環境・社会理工学院の学生で、所属学院を理由にtraPへの入部を迷っているのであれば、それは不要な迷いです。むしろ視野を広げる意味で、物質理工学院/理学院/生命理工学院/環境・社会理工学院におすすめのサークルであるとさえ言えます。
皆さんの入部を楽しみにお待ちしております。