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2023年3月25日 | ブログ記事

大学生ならエロゲくらいしろ

この記事は15歳未満の方に不適切な表現を含む可能性があります。

この記事は新歓ブログリレー2023の17日目の記事で、Hgame班新歓ブログリレー4日目の記事でもあります。

自己紹介

新入生もそうでない皆さんもこんにちは。22Bのノクナートンです。前回の記事を読んでくださった方は3日ぶりということになると思います。春休みの空いてる時間はアークナイツとHgameに吸われて進捗を産めていないです。
先日穢翼のユースティアを完走しました。道端でティア……って呟いてる不審者がいたら多分わたしですので警察に通報するのだけは控えていただけると助かります。

この記事の趣旨

この記事のタイトルは「大学生ならエロゲくらいしろ」というものですが、これはクソデカ主語に対して過激な言動をすることによってSNS上で注目されることで訪問者数を稼いでアフィリエイトやら広告収入やらで5000兆円くらい稼いでやろうという意図によるものです。もし、本当に全大学生エロゲしろという記事を求めてアクセスしてくださった過激派の方がいらっしゃいましたら、Hgame班に入って他部員にエロゲをしろという圧をかける活動に一緒に従事できる日が来ることを楽しみにしています。

実際にはこの記事でオススメするのは年齢制限関係なく、一般的に美少女ゲームとかノベルゲームだとかヴィジュアルノベルだとか言われてるもの全般です。それをこの記事ではHgameと雑に呼称します。
また、主に対象としている読者はラノベやアニメに親しんでいる世間的にオタクと呼ばれる人種で、ある程度の分量の文章を読むことが苦にならないことは前提条件とさせていただきます。

まあ、東工大の新入生なら間違いなく当てはまると思いますので新入生の方はぜひ読んでいっていただけると嬉しいです。

あと、これに関しては私の守備範囲が狭いのが全面的に悪いのですが、基本的に男性向け作品を前提とした話になってしまいます。その他のジャンルが好きだよーって方は適宜脳内で変換していただけるとありがたいです。

エロゲのいいところ

ルート分岐がある

Hgameの特徴と聞いて真っ先に思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか。世の中には分岐がないHgameも数多くありますが、ルート分岐があるものが多いです。これからルート分岐があることのメリットだと思っていることをいくつか挙げていこうと思います。

好きなキャラが負けヒロインになりにくい

Hgameでは、出てくる可愛い女の子は結構な割合で主人公とくっつきます。わざわざ言うことでも無いと思いますが、ルート分岐があるので、その分いろいろな女の子と付き合う世界線があるわけです。
つまり、自分の好みのキャラクターの魅力を引き出している(はずである)ストーリーがある確率が高いわけです。「メインヒロインはもちろん好きだけど、このキャラもマジでいいんだよな……もっと深掘りして欲しいな……」みたいな感情から解放されるかもしれません。
まあ実際にはそのキャラのルートに出てくるキャラがいいよね……ってなるケースも多いですが

ヘタレ主人公は少なめ

ここで言うヘタレ主人公とは、いろんなヒロインから好意を寄せられているのに、誰と付き合うか明確な結論を出さずに、結論を先延ばしにするオタクコンテンツあるある堂々一位(個人的偏見)な感じの主人公を言います。これをヘタレと呼ぶのが正しいのかはわかりませんが、他にいい表現が思いつかなかったのでヘタレ主人公と呼ぶことにします。

オタクコンテンツの代名詞のようなヘタレ主人公ですが、Hgameにおいての存在は結構珍しいです。そもそもルート分岐形式なので、一つの世界線上で複数のヒロインの魅力を表現する必要はなく、むしろ、そのルートのキャラの魅力に焦点を当てて描写する方が良いものが生まれやすいです。
そのため、主人公は誰が好きなのかで悩むことはほとんどなくあっさり付き合い始めることが多いですし、そもそも複数のヒロインから恋愛感情を持たれることすら珍しいです。選択肢の選び方次第では、ちょっと顔を合わせただけみたいなヒロインができることすらあります。

「いろんなタイプの女の子といちゃいちゃしたいけどヘタレな主人公やだ」という複雑なオタク心もこれで満たすことができると思います。オタク心は複雑怪奇なので断言はしません。各自でHgameをプレイして確かめてみてください。

独自のストーリー展開ができる

ルート分岐があるとは言え一つの作品ではあります。あるルートで残していた謎や伏線を他のルートで回収するといったことでプレイヤーに謎を残さないまま、謎を残した終わり方を行うことができたり、ハッピーエンドとバッドエンドやメリーバッドエンドのどちらも表現することができたりもします。

また、あるルートは他のルートをクリアしないとクリアできかったり、ルートの順番が決まっていたり、全てのルートをクリアしないと見れなかったりする所謂ルートロックがある作品もあります。
ルートロックを行うことによって、それ以前にやったルートの内容は全てプレイヤーが知っているものとして扱うことができるので、その情報を簡単な描写だけで出すことができるので話のテンポを悪くしないで複雑なストーリーを構築することができます。
実際に他のルートで匂わせるだけしておき、最後のルートで物語の根幹部分を解き明かしていくといった展開は使われることも多いです。
個人的にはこの独自のストーリー展開ができるというものが、Hgameが好きな理由で一番大きいです。

没入感が高い

ほとんどのアニメや漫画は三人称視点で描かれています。心情描写などでは一人称の作品も多いですが、物語上での自分の分身である主人公を外から見ているという点で一人称ではありません。それが悪いというわけではもちろんなく、そのことでできる表現もあるのですが、主人公とプレイヤーの一体感という点では不利に働いてしまいます。
Hgameでは一人称であることに加えて、選択肢やゲーム部分の存在、ボイスや立ち絵、イベントCGや場合によってはムービーでの演出などを組み合わせることによりより没入感を高めることができます。実際にできているかは作品によりますが。

付き合ってからの描写が長い

これは当てはまらない作品もまあまあ多いです。そもそも恋愛関係にならない作品もあります。ただ、恋愛関係になるゲームは多いですし、特に年齢が制限されている感じのゲームは当然の事ながらRで18なシーンがあるわけでして、それをストーリー上で表現するにはほとんどの場合付き合い始めてからでないといけないわけです。
しかしながら、付き合い始めて以降ただXなレーティングの描写をするだけで終わってしまってはだれてしまいますし、付け焼き刃の印象は拭えません。そのため、多くの場合物語のクライマックスの前や途中で恋愛関係となり、それを前提としていろいろな課題を解決することが多いです。

世の中の作品は、私の狭い観測範囲では、出会ってから付き合うまでの作品は数多くありますし、つきあって以降の話もあったりしますが、それを通して作品にしているのはHgame以外ではなかなか見ない気がします。

安い

下世話な話にはなりますが、Hgameは結構安いです。定期的にn本n千円みたいなセールで買えるものがあったり、古いゲームなら月額2980円のサブスクリプションサービスDMM遊び放題プラスでプレイすることができます。新作で買う場合は1万弱かかるものが多いですが、半年もすれば超人気作でない限りすればダウンロード販売の割引で買うなり、中古で買うなりすれば5から8千円程度で入手することができます。
ちゃんとしたゲームならばラノベ6,7くらいのシナリオ分量はあります。それに加えてCGやらボイスやらBGMやらがついてきます。それを考えるとかなり安い値段でプレイすることができます。
これが業界にとって健全な状態なのかはわかりませんが、買う側にとってはかなりありがたいことです。

打ち切りの心配がほとんどない

ほとんどのHgameは完結した状態で発売されます。人気が出たゲームはファンディスクが出たりしますが、そうでなくても、いったん完結した状態で発売されます。もちろん、一部続き物として出されていたり、未完成のものを完成と言い張って発売されていたりするものもありますが、多くの場合、「この作品好きなのに打ち切りになっちゃった……」という状態になる心配がないわけです。これで世界平和に一歩近づきますね。

おわりに

ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます。これを読んで少しでもHgameをやってみようかなーとなって頂ければ嬉しいです。東京工業大学デジタル創作同好会ではHgameへの興味の有無に関わらず新入生を募集しています。特にHgameに興味があるよーって方はぜひHgame班に入って語り合いましょう。もちろんHgameに興味がなくてもtraPの活動のいずれかに少しでも興味があれば入部を検討していただけると嬉しいです。そういう方はこんな先輩もいるんだなーくらいの温度感で処理していただけると嬉しいです。皆様の入部、心よりお待ちしております。

あしたの新歓ブログリレーは@YHz_ikiriの「初心者におすすめ(できない)エロゲを紹介」と@mimizuku_kanideerkingの「 日本人の読解力が落ちてるらしいのでアニメを見て情緒を学ぼう(仮)」です。楽しみ〜

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