この記事は新歓ブログリレー2022、23日目の記事です。
まえがき
サウンド藩のリキッドです.こんな作品を作ってます.
さて,毎年恒例ベストアルバム5選です.別にその年度にリリースされたとかではなくて,その年度に聴いた中から選んでます.過去2年分の記事はコチラ.
おしながき
- Hello, Avalanche (11th Anniversary Deluxe Edition) / The Octopus Project (2018, 米)
- Blood Machines - Original Motion Picture Soundtrack / Carpenter Brut (2020, 仏)
- Swagger & Stroll Down The Rabbit Hole / Diablo Swing Orchestra (2021, スウェーデン)
- Sonic Archaeology / The Darkening Scale (2017, オーストリア)
- The Priests of Hiroshima / Wojciech Golczewski (2019, 仏)
Hello, Avalanche (11th Anniversary Deluxe Edition) / The Octopus Project (2018)
Experimental Rock / Math RockとSynth Popがうまい具合に融合した,適度にポップで適度に狂った楽しげな1枚.
Chiptune的なシンセサウンドが目立ちますが,あからさまな変拍子やヘヴィーなギターリフとドラムにも注目です.インストが主体のようですが,こういう感じの歌モノも聴いてみたいですね.
Blood Machines - Original Motion Picture Soundtrack / Carpenter Brut (2020)
短編SF映画「Blood Machines」のOSTです.「Blade Runner」的レトロフューチャーな世界観に合わせて,Synthwaveの音作りが多用されています.
一方で,パイプオルガンやドデカいキックなど,モダンなクラブミュージック・映画音楽のサウンドも取り入れており,サウンドトラック単体でしっかり楽しめる作品になっています.
Swagger & Stroll Down The Rabbit Hole / Diablo Swing Orchestra (2021)
Gothic,Swing Jazz,Progressive Metal,Classical,なんでもござれのDSO最新作.
なぜ今までやらなかったのか不思議なくらいですが,Electro Swingな楽曲も含まれており,ますます多様で重厚,かつ疾走感あふれるメタルの最前線をひた走るDSOに,今後も注目していきたいと思います.
Sonic Archaeology / The Darkening Scale (2017)
今年のヒラサワライブ客入れ枠です.全体的に怪しげで,奇妙なサウンドトラックのような仕上がりを感じさせます.
子供の歌声や中国語のサンプルなど,出自不明なサウンドが盛りだくさんのびっくり箱のような1枚です.
The Priests of Hiroshima / Wojciech Golczewski (2019)
ポーランド出身の劇伴作家Wojciech Golczewskiのソロ作品のようです.Chiptune的で簡素なシンセがメインを張っていますが,伴奏にはSynthwave的なサウンドが盛り込まれており,分厚いサウンドを実現しています.
SF読むときのお供にいかが?
いかがでしたか?
今年度はSynthwaveサウンドをずっと聴いていたようですね.昨年度はColdwaveやらDarkwaveやらキワモノが多かったので,割と聴きやすい作品が出揃ったのではないでしょうか.
明日は@yukikurageくんの記事です.お楽しみに!