この記事はアドベントカレンダー2020 37日目の記事です。
バーチャルトーハクとは
バーチャルSNS cluster上で再現された東京国立博物館です。
先日のAdCでVRSNSの話してましたね。あっちはVRChatでしたが、clusterとは似て非なるものです。clusterの方がイベント会場としての利用が活発かな。
今開催中の展覧会「アノニマス ー逸名の名画ー」はこのバーチャルトーハク上で開催されています。というかこの展覧会のためにバーチャルトーハクが作られた感じですね。
僕がこれについて知ったのはTwitterのプロモーションでした。あの東京国立博物館が、バーチャル空間で、展覧会を開催するらしい。これはいくしかないでしょ。っていって参加しようと思って、Makuakeでクラウドファンディングしてることに気が付いたんですね。クラファンやってるならお金落とそうとおもって覗いたんですが、ちょうど前日までで終了してました。なんでだよ。えぇ...。東京国立博物館が初めてバーチャル展覧会開く、しかも時をかける少女と絡めた展覧会を開くって言うんだからもっと話題になってもいいんじゃないのと思ったけど悲しいほど注目されてないですね。なので僕が記事書いてます。リツイートしよう!
展覧会開催前日のトークライブ
展覧会開催前日に細田守監督と東京国立博物館の研究員の松嶋雅人さんのトークライブが開かれてたので行きました。このトークライブはあとからアーカイブ配信もあるらしいので内容が気になる人はそっちを見ましょう。
バーチャルトーハクです。入口のデジタル時計は時をかける少女の中でタイムリープするとき出てきたアレをイメージしてるんだと思います。こんな感じの工夫が随所にされてます。
第一部はバーチャルトーハクの大階段で行われました。松島さんは見返り美人図、細田監督は仮ケンジで登場です。第一部では時をかける少女と日本美術の表現の共通点の話をしてくださいました。
展示会場に入る前のこの扉、正しく番号をそろえると扉が開くらしい。時をかける少女を隅々まで見てるあなたならわかると思います。僕はあのシーンだっていうのはわかったけど数字まではわかりませんでした。パッと出てきた人、すげぇ。
第二部は各作品についてお二人が解説をするという形式でした。この展示会、映画のために設計したらしいんですが、何の作品をどこに配置するかまでちゃんと設計していたらしい。へー。
展覧会
ここからは展覧会自体の話をしようかと思います。
これは地鶏。デフォルトアバター(男)は千昭の格好をしている(オリジナルアバターに変えられる)
協賛者名のところに書いてあった。(゚Д゚)ハァ?
展示会場はこんな感じ。一部撮影禁止のやつがあるので気を付けよう。
作品に近づくとこんな感じで作品と説明を拡大表示してくれる。実際の展覧会に行くと文字が小さすぎて読みづらいので拡大表示してくれるのはいいですね。
もちろんこれもある。
総評
いやぁ、東京国立博物館がバーチャル展覧会を開くというのはすごいですね。時代の変化を感じる。バーチャルの良いところは拡大表示できるところといろいろな仕掛けを詰め込めること、そして東京に居なくても来れるところですね。いま東京にいない人もぜひぜひ参加してみてください。入場料は数百円だし、スマホからも行けます。スペックが気になる人はバーチャルトーハクの前まで行けるテストワールドがあった気がするので試してみるといいかも。
残念だったのは、確かに画像は高精細だったけどそれでも近づくとボケて見えてしまうところですかね。ちっちゃなやつはいいんですが、屏風とかになるとボケまくりで細かいところが全然見れませんでした。まぁ仕方ないっちゃ仕方ない。今後こういう展示が流行って高精細画像の需要が高まったらワンちゃんあるかな?
あと、展示室が一つしかなかったのでちょっと物足りない感じがします。どうせだったらこの展示室以外にももっと増やせると面白いなと思いました。もしまたクラファンやるんだったら言ってください。お金出したいです。
明日は@WhiteFoxさんの記事です。お楽しみに。