この記事はアドベントカレンダー2020 16日目の記事です。
皆さん初めまして、Rozelinです。
さて、11月も終わりに差し掛かり、クリスマスが近づいてきましたね。この時期になるとtraPに限らず様々なサイトでアドベントカレンダーと称した企画が多数催されますが、皆さんはアドベントとは本来どういうものか知っていますか?アドベントについて†完全理解†されている方はこの記事を読む必要はありません。そうでない方は、ちょっとした豆知識だと思って読んでいただけたら幸いです。
クリスマスって何?
アドベントについて語るうえで絶対に切り離せない存在が、クリスマスですが、皆さんはクリスマスが何の日か知っていますか?
リア充が彼氏・彼女とイチャイチャする日?サンタクロースからプレゼントをもらう日?
間違ってはいませんが(ちなみに私はリア充でもなければサンタクロースからプレゼントをもらえる歳でもありません。残念)正解でもありません。
クリスマスは、キリスト教において「救い主」とされるイエス・キリストの誕生を祝う日です。
よく、「クリスマスはイエス・キリストの誕生日」と言われているのを耳にしますが、それは少し違います。クリスマスを祝い始めた当時はイエス・キリストの正確な誕生日が分からず、便宜上、12月25日をイエス・キリストの誕生日として祝うことになったようです。
つまり、「クリスマスはイエス・キリストの誕生日」と言った場合の「誕生日」は、私たちが普段使う「誕生日」とは少し意味が異なるのです。ちなみに、イエス・キリストの本当の誕生日は、現在の有力な説では10月1日前後ではないかと言われています。全然クリスマスではありませんね。
アドベントって何?
ではここから、この記事の本題であるアドベントについて説明していきます。
アドベントは日本語では待降節などといい、イエス・キリストの誕生を待ち望む期間のことです。クリスマスの4週間前からクリスマスまで、イエス・キリストの誕生を待ち望みます。
この期間にはアドベントカレンダーといって、カレンダーの日付の部分が窓やポケットになっていて中にお菓子などが入っているカレンダーを使って指折り数えるようにクリスマスを待ったり、アドベントクランツという、クリスマスリースに4本のろうそくを立てたものに1週間に1本ずつろうそくの火を点けたりといった習慣があります。宗派によっては断食といった、活動を制限するような決まりがあったりもします。
そして!ここで登場するアドベントカレンダーこそ、このブログリレーの企画名です。本来のアドベントカレンダーはブログでもリレーでもないんですね。クリスマスの習慣がはじまった時期を考えればそれはそうという感じですが。
また、クリスマスの飾りつけなどは本来アドベントの期間になってから行います。某夢の国なんかはちょっとクリスマスを先取りし過ぎと言えなくもなかったりします。
ここまでアドベントについて語ってきましたが、肝心のアドベントがいつから始まるのかまだ話していませんでしたね。先ほど、アドベントはクリスマスの4週間前から始まると書きましたが、アドベントの開始日は12月25日の4週間前で毎年固定ではなく、毎年日付が変わります。
ではどうやって決まるのかというと、12月25日に最も近い日曜日から4週間前がアドベント開始日となります。今年の場合、12月25日に最も近い日曜日は12月27日のため、アドベント開始日はその4週間前の11月29日、まさに今日です。世間ではハロウィンが終わったら直ぐにクリスマスムードといった感じですが、クリスマスの本番は今日からです。クリスマスの飾りつけがあるのにまだ出していない人は今すぐ出しましょう。今ならまだ間に合います。
最後に
あれ、アドベントは今日からだからアドベントカレンダーっていう企画は本来は今日または一般的なアドベントカレンダーの開始日の12月1日から始めるものなんじゃ……そこは気にしてはいけません。
とりあえずこの記事が皆さんの知識の足しになったらうれしいです。(全部知ってたよという方はごめんなさい。でもここまで読んでくれてありがとうございます)
では皆さんよいアドベントを。
明日は @annin の記事です。お楽しみに~