7/13~19に部内で行われたハッカソンの参加記です。
はじめに
今回のテーマは「あつ」「おん」「外」でした。なので、演奏者(おと)をあつめて演奏会を開くゲームを作りました。やりこみ要素として、おとを外す演奏者を追加したり、人の集め方によっても演奏会で流れる音が微妙に変化するようにしています。
メンバー
- aya_se (サウンド)
主にサウンド担当でしたが、サウンドがすぐに完成してしまったため雑用係的にマップ作成や発表スライドの作成も担当していました。
- guda (グラフィック)
すべてのキャラ絵を担当しました。
- Macky1_2 (プログラム)
マップのある探索シーンをほぼ一人で担当しました。
- Rozelin (プログラム)
演奏シーン、リザルトシーンを主に担当しました。フリー素材から背景画像を作るのも担当しています。
- sea314 (プログラム・TA)
プログラム担当としては、シーン遷移等のプログラムの根底となる部分と実装が難しいサウンド合成などを担当しました。TAとしては、git管理、質問対応、チームリーダーを担当しました。
プログラム3、グラフィック1、サウンド1のバランスの良いゲーム制作に最適な構成でした。チーム名の「3.14gram」は各メンバーのsea314、guda、Rozelin、aya_se、Macky1_2から取ってきています。
準備
チーム分けは10日に発表されてたので、その日の夜にDiscordで集まりました。
メンバーで共通するのがゲーム制作、C++、DXライブラリとゲーム作れと言わんばかりのチームでした。
テーマ発表が13日なのでほとんど何も出来ず、簡単な自己紹介と環境構築だけ済ませました。
制作1日目(13日)
今回のテーマは「あつ」「おん」「外」でした。色々意見を出し合いましたが、これといって引っかかるものがありませんでした。
- あつ
圧、あつい、熱盛 - おん
音、on、online、温度、温、恩、怨、遠、イオン、(⌒,_ゝ⌒)おーん - 外
屋外、外部、外界、そと、そっと
仕方ないのでsea314の妹のアイデアを借りてきて、それに肉付け
マーチング(「外」)で使われる楽器なので演奏者を「あつ」める
or集めて「おん」ライン演奏会を行う
不協和音
下手くそな人がいて乱す人が居る、「おん」を「外」す人もいる
集めたメンバーに応じて流れる曲が変わる?(パート違い?)
人が多ければオン圧がやばくなる
(同じパートの人が複数いるとそのパートの音量が大きくなる?) プに余裕があれば可能
何出来るかわからない人
指揮者(厚切りジェイソン、ホカホカ神)を操作して集める
こうしていい感じのゲームを作ることにしました。
2,3日目
ゲームの雛形と仮の曲、キャラ絵を作りました。
4,5日目
各シーンの実装が進んできて形になり、曲が最終版となって完成しました。キャラ絵や背景を作り、キャラごとのデータも作りました。
6日目
各シーンの修正とリザルトシーンの追加、マップが実装されました。キャラ絵や会話枠が増えました。
マップはそのままでは使えなかったため当たり判定の調整やマップ自体の修正を3人で2時間くらいかけて行いました。
最終日
リザルトシーンの作り込みや音量調整機能の実装、タイトル曲と指揮者や今までのキャラの色違いを作成しました。
6日目のマップ追加でゲームとしては遊べるレベルになったので、最終日はキャラデータの調整や文字フォントの変更などを発表直前まで修正していました。
作ったゲーム
マップシーン
指揮者を操作して演奏者たちを集めます。演奏者の見た目、性格、上手さはランダムに決定されて登場するようになっています。時間がなかったので、マップが1つしかありませんが、複数作ればその中からランダムに選ばれます。
1分以内に演奏者たちを勧誘して集めなければなりません。
演奏シーン
ボーカル担当を勧誘すると歌詞も表示されます。立ち位置によって各演奏者が出す音が微妙に変化するようにしてあります。
結果シーン
評価は結構辛口です。理論値は100なのでぜひ目指してみてください。
感想
- aya_se
ゲームのbgm・挿入歌を担当しました。全体的に今まで自分が作ってきた曲とは作り方や雰囲気を大きく変えてみたのですが、そこそこ上手くいったみたいでよかったです。「ほかほかの歌」は当初は歌詞を付ける予定はなかったのですが、作っている間に、何となくコンテンツ力が足りない気がして、ボーカル付きにしてみようという衝動に駆られた結果がコレです。ハッカソンぐらいちょっとはっちゃけてもいいよね?って感じのノリです。まぁ、何はともあれ、今日も一日ほかほかハッピーDay!!
- guda
キャラ絵を担当しました。デジタル絵自体初心者なうえ1日に複数人描く経験がなかったので結構不安でしたが何とか形になったので良かったです。ただ、背景や表紙絵をほかの方に任せてしまったりゲーム絵っぽく描けなかったりと至らない点も多々あったので、これを教訓としてこれからに活かしていきたいと思います。団体での制作もゲーム制作も初めてだったのでとてもいい経験になりなした。班メンバーの皆さん、ありがとうございました!
- Macky1_2
ゲームのマップシーンを担当しました。ハッカソンが初めてなのに加えて、遠隔での共同制作も初めてだったので、開始時はどうやって分業するのかなどイメージが付いていませんでしたが、徐々に慣れ、3日目あたりから、授業中に開発のことを楽しみに思うようになりました。1週間、課題とハッカソンでとても疲れましたが、これほど充実した日々を送れたのは、高2のときに初めてゲームを作ったとき以来です。受験で1年間プログラミングができていませんでしたが、この機会で、そのブランクも埋められたので、これからどんどんゲームを作っていきたいと思っています。先、また共同開発することがあれば、その時も一緒に楽しみましょう!
- Rozelin
ハッカソンも複数人での開発もゲーム制作も何もかも初めてでしたが、TAのsea314さんのおかげて担当部分をなんとか完成させることが出来ました。C++は競プロで使っていたのですが、ゲーム制作となるとだいぶ勝手が違って最初は戸惑いましたが、やっていくうちにだんだん分かってきたのは嬉しかったです。一応タイトル画像も作りました(本家「あつまれ~の森」をがっつり意識しています…)。とりあえず初ハッカソン楽しかったです。メンバーの皆さんありがとうございました!
- sea314
普段のハッカソンは1日しかないので、1週間もあるとどんなものが作れるのか想像も出来ませんでした。オンラインであるがゆえの情報共有の難しさがあり、テーマ決めがうまく行かなかったり進捗がよく見えなかったり、他にもトラブルだらけでした。それでもなんとかアイデア以上のゲームが完成したことはかなり嬉しいです。
Macky1_2くんがめちゃくちゃ書ける人だと分かったり、Rozelinさんが少しずつC++ゲームプログラミングを理解して書けるようになっていったり、aya_seくんが神サウンドを作ってくれたり、gudaさんがかわいいキャラクターを描いてくれたりと発見と感動の楽しい一週間でした。お疲れ様でした!