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2019年12月23日 | ブログ記事

無料でDTM環境構築 生音系編

2019 年度 traP Advent Calendar 54 日目の記事です。


こんにちは!19のカシワデです。ブログに何か書くのは『曲が...曲ができていくぞ!!』ぶりですね。まだ読んでいない人は是非読んでみてください!

(注意:この記事はWindowsのみ対応の記事です。Mac使いの人はすみません...)

目標

生音系編のページで紹介した音源、プラグインだけで作ったデモソングはこちらです!

こんな曲が作れるような環境を作ります。

とても長い前置き

世の中には大別して『お金のかかる趣味』と『お金のあまりかからない趣味』の2つがあります。DTM(Desktop Music(和製英語):PC上で音楽を作ること)は間違いなく『お金のかかる趣味』です。もう、あり得ないくらいお金がかかります。

例えばあなたが『曲がつくりたーい、DTMしてみたーい』と思ったとしましょう。まずPC上で音楽を作るためにエディタ(DAW)が必要になります。十分な操作性と拡張性を兼ね備えたDAWはどうしても有料になりがちで、これを買うだけで1万~5万円は消えてしまいます。

実はDAWだけでは音楽を作ることができません、音源(PC上で音を鳴らすことのできる楽器)も必要です。
が、幸いなことに昨今のDAWには音源が付属していて(付属音源と呼びます)DAWを買えばすぐに音楽づくりを始めることができます。

DAWを買ったあなたは試しにDAWの付属音源で『ギター』を選んで演奏させてみるでしょう。
そうするとあなたは気付いてしまうのです...

「あれ、これ本当にギター?音しょぼくない?」

そう!付属音源は!往々にして音がそんなにリアルじゃないのである!!!!!!!!!!!!
もちろん探せば付属音源でもリアルな音はありますし、実戦で使える音もあります。しかし私たちが普段聞く音とは似ても似つかないものの方が多いんですね。

「困った。どうすれば聞き覚えのある音になるんだろうか...技術が足りないのかな...?」

困ったあなたはGoogle先生に聞きます。そうして調べていくうちにある"存在"に気付きます

そう、有料音源 の存在です!

試しに各有料音源のページのデモソングを聞いてみてください
ギター音源だったら

とか有名ですかね。音はどうでしょうか?『あー良いギターだなー』って思える音でしょう?
お値段はセール価格でも3万5千円は超えてきます。高いですね。石油王じゃないとポンっと買えない値段です。

実はDAWと音源だけでは曲を作るのには不十分です。まるでホールで演奏しているような音にしたりラジオっぽい音にしたり音を整理したり...そういうことをできるようにするのが『エフェクトプラグイン(以下プラグインと略記)』というもので、これも曲作りには必須の道具です。プラグインも音源と同じくDAWに付属しているものがあります。付属プラグインも音源とはちょっと違い、まぁまぁ使えるものが多いですが、特徴的な音を出すプラグイン、音の良いプラグイン、時短プラグインなどはそれなりのお金を出さないと厳しいです。

こうして音源、プラグインを買ってしまい、凄まじい額を投資することになり、沼にはまり、人生を狂わせ、まっとうな人生を歩めなくなってしまうのです。怖いですね、DTM。

さて本題

せっかくDTMに興味を持ってくれたのにいきなり初心者をこんな沼にはまらせるのは流石に忍びない。もちろんDTM中~上級者だってできるならお金は使いたくない。

そこで、今日明日で『生音系編』『電子音系編』に分けて無料で使える音源、プラグイン、ソフトを紹介していこうと思います(パチパチパチ)

無料の定義

しっかり定義しましょう。本記事で紹介する無料DAW、音源、プラグインは

恒常的に無料で入手でき、KONTAKTフルバージョンが必要でないもの

です。DTM界隈では期間限定無料配布としてハイクォリティな音源やプラグインを無料配布するということが定期的に行われます。本記事ではそのような音源やプラグインは紹介しませんがTwitterなどで情報をチェックしておくとよいと思います!

無料のDAW

素晴らしい時代です。今なら操作性と拡張性を十分に備えたDAWを無料で手に入れることができます!

Cakewalk by BandLab

↑わかりにくいけどリンク張ってます。現状最強の無料DAWです。実はこのDAW、昔は無料ではなく『SONAR』という名前でそれなりのお値段で販売されてた有名ソフトだったんですね。詳しい説明は他のサイトに譲りますが、SONARを開発していたCakewalkの親会社が経営上でごちゃごちゃになり、Cakewalk社を切り捨てて危うくSONARがこの世から消えそうなところをBandLab社がCakewalk社を拾い、せっかくだから無料で配布しよう!となったのがCakewalk by BandLabというDAWの始まりです。

流石、もともと有料でかなり人気のあったDAWなだけあり、機能や拡張性は他の有料DAWに劣らないものとなっています。
欠点として、前述の経緯があるため、このDAWがいつまで無料配布およびサポートが継続されるかが不透明なところが上げられます。

今回は時間の都合上筆者が使い慣れているCubaseを使って曲を作りましたが機能的にはCakewalk by BandLabも同等なので安心してください。

他の無料DAWは

などがあります

無料の音源

生音系を中心に使える無料音源を紹介していこうと思います。
☆がついてるものが今回の曲で用いたものです

と、その前に生音系無料音源を使う or 探すにあたって知っておくべきことがあります。
普通音源は音源別にVST(.dllや.vst3)で配布されることが多いのですが生音系についてはサウンドフォント(.sfzや.sf2)で配布されることが多いです。そのため生音系の無料音源を探したいときは『〇〇(楽器名)␣音源␣無料』で探すより『〇〇(楽器名)␣サウンドフォント』とか『〇〇(楽器名)␣sfz』として検索した方が良いものが見つかると思います(当社調べ)。どのようにサウンドフォントを音源として読み込むか下の折り畳みを参考にしてください

Sforzand(サウンドフォントプレイヤー/サンプラー)に.sfzを読み込む方法

総合音源その他

ギター/ベース

ピアノ/ストリングス

ドラム

シンセサイザー

無料のプラグイン

無料のプラグインも結構いいものがあります。ただ最近のDAWは、プラグインに関してかなり充実しているのでわざわざ無料のプラグインを探してダウンロードするくらいなら付属のプラグインを使った方が楽なような気がします。

終わり!

終わりです!無料音源、プラグインは探すといっぱい出てきます。玉石混合ではありますがぜひ自分のお気に入りの無料音源やプラグインを探してみてください!!

明日は@liquid1224さんによる「無料でDTM環境構築 電子音系編」です!お楽しみに!

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この記事を書いた人
kashiwade

そこのお前!!DTMをしよう!!!

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