第10回git challengeにtraPからはspa、sigma、Azonの三人が参加してきました。
以下それぞれのメンバーによる参加記になります。
spa
株式会社mixiさん主催の「git challenge」の10回目に参加しました。
「git challenge」はgitのまずい状況が与えられるのでコマンドを駆使してなんとかしよう!という競技です。
午前
LTと大会のチュートリアルがありました。
大きい規模での運用の話など、こんな使われ方もあるんだなぁと驚きました。
お昼
おいしかったです。
カレー!!!!! #mixi_git pic.twitter.com/F8u3naDXAj
— すぱすぱ (@__spaspa__) December 1, 2018
ちなみにmixiさんはフリードリンク制のようで、様々なドリンクを飲める機械の使い方を教えていただいたりしました。
(が、競技中は集中してて飲み忘れるという)
午後
いよいよ競技本番です。
「後の参加者にも楽しんでもらえるように」という配慮があるので問題内容に関しては触れられませんが、十数個の問題が用意されていました。
問題の難易度は★の数で表現されていて、★1〜3と、高難易度の★7〜10の問題からなっています。
ちょっとしたマージレベルの問題から便利コマンドを使うもの、はてはgitの内部構造に関する問題まで幅広い問題がありました。
ちなみに問題の中にはpush -f
を使うような問題もあるのですが、こんな事をしているとリモートリポジトリが爆発してしまうことがあります。
そんなときはメンターの方にお願いすると、「リセットボタン」を押して会場に愉快な音を響かせるのと引き換えにリセットしてくれます。ぼくはたくさん使いました。
結果
真ん中ぐらいの順位でした。渋い。
★9の問題出来たなと思って出したら間違っていて、結局かなり時間割いてしまったのがダメだったなぁと思っています。(しかも正答できなかった)
競技終了後は問題解説とLT2回目です。
特に問題解説はコンフリクト解消時のお気持ちまで解説していただけたので、とてもためになりました。
懇親会
立食形式でお食事とお酒をいただきました。
git challengeのロゴが刻印されたマカロンが可愛かったです。
— すぱすぱ (@__spaspa__) December 1, 2018
社員の方や他の参加者の皆さんと色々なお話が出来てあっという間に終わってしまいました。
感想
git challengeの問題はどれも実際にありそうなシチュエーションの問題で、それに対してどう処理するかだけでなく、解説なども通してどんな考え方で立ち向かうかということを学べました。
gitの習熟度にかかわらず楽しく、学びのあるイベントだと思います。皆さんもぜひぜひgitにチャレンジしてみてください。
sigma
ついに念願のgit challenge参加が叶いました!
参加したtraPメンバーからの評判が毎度とてもよく、興味ありでした
3回ほどのgit challenge challengeを経ての参戦です
しかも今回は第10回目の開催とのことでちょっとしたお得感があります
前日にやったこと
git challengeはざまざまな事例のトラブルシューティングコンテストと聞いていたのですが・・・
普段からGitを使っているとはいえ、1~5,6人のメンバーで開発している間は大したトラブルが起きることもなくfetch pull commit merge程度のコマンドでなんとかなっていました
どう備えればいいかもわからなかったので、とりあえず公式のドキュメントを一通り読みました(https://git-scm.com/book/ja/v2)
Git内部にまで話が及んでいるのでオススメです
当日
当日は二人でペアとなって競技に取り組むことになります
僕のペアになった人は、なんとこのtraPブログを読んでいて存在を知っていてくれていたとのこと!
traPTシャツ着ててよかったです(帰り寒すぎて後悔しましたが)
traPさんの記事からごりごり書き始めた人間、traPの部員さんと同席できて圧倒的に喜んでしまった。
— いるく (@Iruk_Nuj) 2018年12月1日
肝心の競技ですが問題ごとに難易度に応じた⭐️の数が設定されており、解答できた分のポイントを獲得するといった具合です
解答を提出すると自動で採点が走るのですが、各チームのその様子をウェブサイトから見られる仕組みになっていてアツかったです
そこらへんの仕組みについては↓の公式記事でも少し触れられているようです
https://medium.com/mixi-developers/git-challenge-第10回に向けて-終えて-575d02a6602
競技を終えてみて、スコア的には3位相当でした
僕は⭐️1~3の問題で必死だったのですがザクザク高難度問題を解いていくAzonくんが最高でした
ぎっちゃれを終えて
スムーズな運営や手厚いサポートのお陰でめちゃくちゃ楽しく取り組めました。
あなたもGitという難しくも美しいシステムに挑んでみませんか?
— うにぽた(しぐま) (@sigmative) 2018年12月1日
Azon
git challengeに参加しました。
午前
事前説明とLT(午前)、チュートリアルがありました。
昼食
(╮╯╭)
午後
問題には難易度があり、★の数でその問題の難易度が表されていました。
昼食中に聴いた話によると易しい問題から埋めていくのがいいらしいのでそうしました。
★1〜2の問題はgit rebase -i
くらいまでのコマンドを知っていればサッと埋まる問題でした。
★3の問題は多少厄介な状況になっていて、それぞれのコマンドが実際どのような動作をしているのか理解していると混乱せず解けると思います。
★7の問題は「Gitの実態は内容アドレスファイルシステム(content-addressable filesystem)」という事実を理解していると解決の糸口があると思います。
★8の問題は解けませんでした。やりたい操作を達成するためのコマンドをググる力が要ります。
★9の問題は実は簡単でした。
★10の問題は解けませんでした。気合が要ります。
問題解説
競技終了後は問題解説がありました。Git運用上の問題解決手法は、経験的に獲得していることが多いため、その手法を言語化して伝えるのは難しいと思います。解けた問題の解説でも、言語化された問題解決手法を聴くことによって学ぶことが多かったです。
LT(午後)
Gitコミットメッセージを対象にしたデータサイエンス、Gitに詳しくなる方法などをお聴きできました。
表彰式
優勝しました🎉
懇親会
10日遅ければお酒飲めましたね。
感想
Gitは簡単