本記事は traP Advent Calender 2017 12/22 のものです。
こんにちは。Ariです。今回はとあるゲームについて紹介していきます。
さて
突然ですが皆さんは「Simutrans」というゲームを御存じでしょうか。
無料かつとても優良な交通系シミュレーションゲームなのですが、イマイチ知名度がありません。
そこで今回はこの場をお借りしてこのゲームの布教をしていきたいと思います。
Simutransとは
Simutransは、鉄道・自動車・船舶・飛行機等で旅客の輸送ルートや産業物資を開拓し利益を上げる、フリーウェア・オープンソースの経営シミュレーションゲームです。
( http://japanese.simutrans.com/ より)
要約すると(?)、「交通網を引いて、旅客や貨物輸送で利益をあげよう」というゲームです(街づくりの側面もありますが、薄いです)。
ドイツ発祥らしいので「Simtrans」ではなく、「Simutrans」です。検索される際はご注意ください。
概要など
特徴
- 自由度がとても高い
- 交通機関の種類が豊富
- 貨物の種類が豊富
- 乗り換え、積み替え(貨物)の仕組みがしっかりしている
1から3までについては、公式ページなどを見てもらえれば分かると思いますが、とにかく自由度が高いです。実際の街や路線図などを再現している方もいるくらいです。
しかしこのゲームの一番の特徴であり、醍醐味とも言えるのはやはり4だと思います。これだけ乗り換えの概念がしっかりしているのは有料ゲームを含めてもなかなかないでしょう。
この手のゲームでまず挙がるものに「A列車で行こう」シリーズがあります。あえて比較するとしたら、グラフィックは圧倒的にA列車シリーズですが、交通整備という観点からみればこちらに軍配が上がるでしょう。
いずれ混雑解消ゲーと化すのはやってみてのお楽しみです()
インストール
詳しくはこちらのページをご覧ください。
この記事ではSimutransが具体的にどういうゲームなのかをざっくり伝えたいので、インストールやaddon(後ほど紹介します)の導入方法などの詳細な説明は省略させていただきます。(ごめんなさい)
ゲームパッケージ
このゲームはベースとなるpakセットがいくつか存在します。
リンクはこちら
pakセットにより、世界観はもちろんのこと、仕様や難易度なども大きく変わります。
どのpakセットもaddonと呼ばれる追加PAKファイルを導入することにより、さらに施設や車両などの種類を増やすことができます。
addonは自分で作成することもできますが、数多くの有志の方々がいろいろなサイトに投稿してくれているので、まずはそれらをダウンロードして導入してみましょう。もちろんすべて無料です。
今回は、私のイチオシでもあるpak.nipponを紹介していきたいと思います。
Let's play!
マップ生成
ここで土台となるマップやある程度の地形情報などを操作します。
都市生成&インフラ整備
「三島」と「上田」という2都市を生成しました(名前に特に意味はないです)。ついでにその2都市を結ぶ鉄道路線を建設しました。
列車を運行させるとこんな感じ。マップ上で(本来なら動く)黄色い線が編成です。
最初のマップ生成・構想をミスってしまった感があるのでこのマップはここまでにします()。
発展するとこんな感じ
4面8線の高架駅に、その右側下段に車両基地、左側に地下鉄トンネルへの分岐構造を施しています。(練馬駅あたりのイメージ)
これをマップで見るとこんな感じです。
実はこの駅の下に地下鉄も走っています。
おしまい
伝えたい魅力はまだまだあるのですが、私の文章力と企画力では1割も伝えきれませんでした…。シミュレーションゲームが好きな人はもちろんのこと、鉄道や飛行機などインフラ系に興味がある人もハマると思います(何より無料!)。
ここまで駆け足にはなってしまいましたが、この記事を読んでSimutransに興味を持ってくれた方が1人でもいてくれれば嬉しいです!
明日はxyloさんとsuzushiroさんの記事です。お楽しみに!