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2025年4月20日 | ブログ記事

ノート PC のキーボードに水をぶっかけたので外付けキーボード買いました

この記事は 新歓ブログリレー2025 45日目のものです
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はじめに

初めましての方は初めまして、科学大デジタル創作同好会所属の学士 3 年@Alt--erです。traP ではSysAd 班およびGame 班で主に活動しています(他にもアルゴリズム,グラフィック,サウンドに所属しています)。最近はゲームのプロジェクト進捗の日々を過ごしています。

さて、今回の記事ですが正直記事タイトルそのまま... です。何を隠そう MacBook に思いっきりお茶をこぼしてしまい。それで何やかんやあってキーボードを手にいれるまでの話をつらつらと書いていきます。

これまでの記事に比べてかなり私ごとな記事になってます。ただ、皆さんのこれからの PC ライフにおいてきっと役に立つ内容かも...しれません。

何が起こったの?

時は 4 月某日。いつものように大学に来ていつものように作業を始めたところで事故は起こります。

写真撮る前に拭けって言われました(それはそう)

開栓したペットボトルの蓋を閉める時にうっかり倒してしまったんですね。

とりあえず水分を拭き取るなどして動作確認。キーボードの隙間に残った水も吸い取り、画面等にも異常がなかったことからひとまずは無事...と思いたかったのですが。

実際に水をこぼした際には "電源を切る","水気を拭き取る"、"本体をひっくり返す" はやって置いた方がいいらしいです... 自分の他にもキーボードに水をかけた人がいるみたいですが彼らはこの方法をちゃんととった結果今も無事とのこと...

キーボードくん「アレ?」

お昼ご飯を済ませて進捗を再開したあたりで異変に気づきます。

なんか"s"キーの挙動がおかしい。

キーキャップを外しスイッチの部分を見て水気をあらためて拭き取りましたが、改善の様子はなく... ついには反応しなくなってしまいました。

繰返着脱でキーキャップも破壊 不器用が触るべきではなかった...

他にも周辺のキーの挙動がおかしくなったり、キーキャップの着脱を繰り返しているうちにキーを破壊してしまったりなどしてキーボードがまともに使えなくなってしまいました。

修理してみる...?

とりあえず AppleCare+には入っていたので修理ができないか調べてみることに。(生協で買えば生協の保証がついてきますが個人で購入したため...)

ところが公式の記述によると...

出典:https://www.apple.com/jp/support/products/mac/

...3.7 万ですか... 高くね?

一応公式ストアでも聞いてもらいましたが修理のためにはやはりその金額が必要のこと。それに、MacBook は基盤が全てくっついているため修理のためにはキーボード以外の部分も取っ替える必要があるという。

ちなみに聞いたところキーボードだけの故障なら外付けのを買って対応する方も多そうとのこと。

2 年目ですしせっかくなら、というわけで新しいキーボードを買ってみようと思い立ったわけです。

キーボードを選んでみよう

さて早速相棒探しです。当初の計画では 1 万円以内でいいものがあればいいなあ...と思っていましたがこの計画は最終的にかなり破壊されることになります。

キーボードには何種類かあり、それによって値段も打鍵感もかなり変わってきます。

ノートパソコンに一般的に搭載されているのは"パンタグラフ"と呼ばれるキーボードの種類であり、薄型のキーボードの多くはこのタイプとなります。

出典:端末 PNG Designed By from https://ja.pngtree.com/freepng/communication-input-modern-keyboard-mouse_6205825.html?sol=downref&id=bef)

打鍵間が特別いいというわけでもありませんですが、軽量であることやコストが低いことから特にこだわりがなければこれを選ぶ人も多いとのこと。価格帯は大体 2000~5000 円くらいの印象でした。

ちゃんと計画通りにするのならこの辺りから探すのが安牌なのですが、密かに憧れを抱いている(そして実際ありだな...)と思ったスタイルを思い出しました。そのスタイルとは...

尊師スタイル

画像のようにキーボードの上に別でキーボードを乗せるスタイルを尊師スタイルというみたいです。ちなみに「尊師」の由来は、そう呼ばれ、このスタイルを取っていたプログラマー "リチャード・ストールマン" に由来するとか。

この方法ならスペースも食わないし、壊れたキーボードを隠せるし、何よりどこかかっこいい... 気がする。というわけでこの方向性で行くことに。

メカニカルキーボード

先ほどキーボードには何種類かあると言いましたが、"メカニカル"と呼ばれる種類があります。これは一つ一つのキーにスイッチがついており、それを押すことで入力とするものになります。スイッチには様々な種類があり、打鍵音が大きいものから小さいもの、軽く打てるものから多少圧力が必要なものまで様々です。

こんな感じにスイッチが並んでいます これはスイッチが青いので「青軸」と呼ばれていたり

ただ、その分コストも上昇しこちらは1万円以上、持ち運びに有利な薄型のものになると1.5万クラスは割らないとのこと。ちょっと考えますね...

でも考えてみてください。キーボードって買えばその先かなり長い間使い続けることになるものでしょう。例えば2年間使い続けるものでしたら、この差額も1日あたりに換算すれば...

正直修理代金に比べればまだ安いし、せっかく尊師スタイルするのなら打鍵感がいいものが欲しい。というわけで当初の1万円計画はすっかり消えて、しっかりいいものを選ぶことにしました。

選ばれたのは

結論から言うと、「Keychron K3」と呼ばれるキーボードが選ばれました。

Keychron K3 ワイヤレス・メカニカルキーボード | kopek|
#post_contentKeychron K3は、スリムかつ軽量、しかもホットスワップ対応のロープロファイルスイッチを選択することが出来るため、Keychronの特徴である優れたタイピングエクスペリエンスを簡単にカスタマイズすることが出来ます。
Keychronは香港のキーボードメーカー 2017年設立と非常に若い

まあ正直なところ価格帯とかも考えたりとかしていますが、妥協点はほとんどない満足いく選択肢だったかなと思っています。というか実際に使ってみたら予想以上によかったのでちょっとだけ紹介。

赤軸メカニカル

赤軸とは、メカニカルキーボードのスイッチの種類の一つです。打鍵感を持ちながらも比較的音が小さいという特徴を持ちます。

筆者は "青軸" と呼ばれる比較的打鍵音の大きいスイッチが一番の好みなのですが、流石に講義中に使うことを考えるとある程度静音性は欲しかったのでこのタイプに。

薄型なのでわかりづらいですが断面がしっかり赤色です

自分の打鍵が結構強い方なので結果的に音は多少出ていますが、講義中でも周りの迷惑にならない程度には抑えられていいかなって感じ。もちろん打鍵感もしっかりありますよ!!

サイズ感

尊師スタイルを敢行するにあたって、どうしても問題になるのは既存の内蔵キーボードとの干渉。基本的には「キーボードブリッジ」などと呼ばれる板を挟んだりするなど、何らかの方法でキーボードを浮かせて対応するのですが...

寸法みてわかっていたとはいえこれにはびっくり

何というフィット感!!!

これは(実際にキーボードの寸法を見るなどして)狙っていたものではあったのですが想像以上でした。一応のためにキーボードブリッジは買っていたのですがその必要がなくなりました。個人的に最強と思う部分はここかもしれません。

US配列

これはキーボード本体とはちょっと異なるベクトルの話ですが、この機に "US配列" と呼ばれるキー配列を試してみたくなりそちらを購入してみました。

一般的な日本語キーボード(JIS配列 と呼ばれます)と比較した特徴としては、エンター(return)キーの形が長方形であること、キーボードの刻印が少ないこと、記号キーの配列が違うなどといったものがあります。

水色の丸をつけた部分が特に違うところ

こちらのキー配列の方が手の動きが少なくすんだり、記号キーが打ちやすかったりといった理由から特にプログラマーの方の中には気にいる人も多いんだとか。自分はまだ慣れ切ってはいませんが、頻繁に使う文字がShift押下なしに入力できるなどメリットはちょっとずつ感じていたり。今後の慣れに期待したいところです。

終わりに

ここまでざっとキーボードについて書いてきました。おかげで今使っている新しいキーボードにもずいぶん手が馴染んできた気がします。

とはいえ、ことの発端はキーボードに水をかけたから。外付けキーボードはいいぞ...って言いたいところですがこんな理由で買うことにならないようにしてくださいね。手とコンピュータを繋ぐ一番大事なインターフェース、道具なのですから。

ライトアップのパターンもやけに多いです

次回は @0mnadoさんの記事です!お楽しみに

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この記事を書いた人
Alt--er

23B_ゲーム,Sysad,サウンド,アルゴに興味あり。 なんか色々頑張りたい

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