feature image

2025年3月18日 | ブログ記事

2025年個人的オススメの漫画【新歓ブログリレー12日目】

注意

この記事は暇人大学生の平凡な感想を淡々と描くものです。過度な期待はしないでください。あと、部屋は明るくしてPC、スマホから3メートルは離れてみやがってください。
本はほんとに明るいところでみましょう。(本だけに)


初めに

一応自己紹介から。19B(23M)のNABEです(おじさん…!)。traPではグラ班に所属してます。絵はそれほどですが。新歓ブログなのにサークル活動のこと書かないの?と言われそうですがその辺は若者に任せましょう。


春休み、以外と皆さん暇を持て余してると思います。え?そんなことない?リアルが充実していて大変素晴らしいですね。でも旅行や通学の時間結構暇じゃないですか?そこでオススメなのが漫画を読むです。漫画はいいですよ。漫画、漫画ですよナナチ。

まあそんなわけで自分の好きな漫画を載せていこうと思います。有名なものを載せるのも味気がないなと思ったのでなるべくマイナー?っぽいものメインでいきます。(有名なのいれていいんだったらカグラバチとかふつうの軽音部とか入れます…)
わざわざリンクを踏んでこの記事を見にくる皆様は流石に金色のガッシュとかアイシールド21、ARIAを履修していると思っているのもある為。
あとなるべく今年度完結した作品でセレクトしてみました。半分くらいは完結してますわよ。

基本的に自分の趣味なので本当にあなたにとって面白いのかどうかは保証しません
面白いと自分は思ってますよ?!
同じ作者のばっかりになることを防ぐため一人一冊にしてます。
あとネタバレは極力しないように努めていきます。

オススメの漫画

最果てのソルテ

-----------353-
あらすじ
幼い頃、旅をした。長い長い旅だった。 時間と空間すら歪める「魔法汚染」に蝕まれた世界。両親を亡くした”幸運なソルテ”の、世界の秘密を知るための冒険が始まる…!水上悟志が挑むSFハイファンタジー開幕!!

コメント
「惑星のさみだれ」や「プラネット・ウィズ」、「スピリットサークル」の作者、水上悟志先生の新作。珍しく?近年にありがちな中世ファンタジーからの導入ではありましたが、水上先生のタイムリープモノとファンタジーとか、そういう要素が複雑に絡み合った世界観を作るのが本当にうまいなと思います。冒頭から散りばめられた様々な謎、そしてワクワクする冒険モノが好きで、考察大好き人間には是非読んでほしい一冊。

君と宇宙を歩くために

-----------354-
あらすじ
勉強もバイトも続かないドロップアウトぎみなヤンキーの小林。ある日彼のクラスに変わり者の宇野が転校してくる。小林が先輩から怪しいバイトに誘われているところを宇野に助けられ、その出来事をきっかけに2人の距離は縮む。宇野のことを知れば知るほど彼の生き方に惹かれ、自分も変わろうと行動する小林だったが...〝普通〟ができない正反対の2人がそれぞれ壁にぶつかりながらも楽しく生きるために奮闘する友情物語。

コメント
マンガ大賞2024年1位をとった作品。流石に有名か?という気持ちもあったが是非とも読んでほしいのでセレクト。タイトルは宇宙とついてはいるが描かれるドラマの規模としては日常ものに近い感じです。主人公2人が持つ弱点を克服するわけではない。それとどう付き合って生きていくかというドラマになるのが現代的な作品だなぁと感じます。また、一歩前に踏み出すために「恥ずかしがらないこと」という重要なテーマを軸にしていてとてもいい作品だなと感じました。はじめの一歩を踏み出すことや何かのきっかけとして、新入生というこの新しい一歩を踏み出す皆様に是非読んでいただきたい一冊。

シメジシミュレーション

-----------355-
あらすじ
『少女終末旅行』のつくみずが描く、詩的でシュールなほのぼの日常4コマ!

コメント
作者の文学~物理に関する幅広いセンスと理解力に裏打ちされた深い世界観が楽しい作品。半分ネタバレなのですがほのぼの4コマから終盤のSFへとの繋ぎがとてもうまい。自己と他者をテーマとし、存在のありようが多層的・循環的・メタ的・非物質的でありえるのでは?という形而上学的な懐疑をマンガで表現したスケールの大きい作品だと思います。何度読んでも、1コマ1コマ見直しても発見があって面白い。おすすめです。。

極東事変

-----------356-
あらすじ
1945年9月、東京。焼け野原になった街の裏側で、ある戦後処理が行われていた。
731部隊による人間兵器、その残党の殲滅である。
不死身の少女兵士・砕花(さいか)は、生きて自由を得るため、
死神と恐れられた衛生兵・近衛勘九郎(このえ・かんくろう)を部下に、
同胞殺しの任に就く。

コメント
ハルタからセレクト。漫画が好きな人の漫画ではあるが、劇画調で描かれやすい作品の題材を、ハルタらしい絵の精緻な書き込みと可愛らし描き方をうまく合わせた作品。銃火器を多用した戦闘描写の迫力、精緻に描かれる銃火器がより際立つような描き分け、純粋に活劇を楽しみたい方に。

勇気あるものより散れ

-----------357-
あらすじ
明治七年、東京。幕末の激動を生き永らえた武士・春安は、死に場所と決めた暗殺の現場で謎の少女・シノに阻まれ瀕死に陥る。

不死の一族、化野民を母にもつシノは、ある宿願を果たすため春安の命を助け自らの眷属にするが…?

不死の少女と武士が命を燃やす明治浪漫譚!

コメント
『ガンスリンガー・ガール』『1518!』の相田裕先生の最新作。母殺しと自らの死を願う少女と死に場所を求める士。殺す覚悟と生きる覚悟、ガンスリのときもそうでしたが、死に際を書くのが相田先生はとても上手だと感じます。江戸から明治へ、勇気あるものより散っていった幕末、時代とは無関係に切り合いを続けるシノと生松が剣戟の先に目指すものとは。今後の物語の展開に期待したい。

夏目アラタの結婚

-----------358-
あらすじ
花嫁は連続殺人鬼。この結婚は「一線」を超えるのか!?

『医龍』の乃木坂太郎が描く大ヒット結婚サスペンス!
児童相談所に勤務する夏目アラタは、結婚に夢を見たことなど一度もない30代、独身。そんな彼はある時、訪問先の子供から奇妙な依頼を受ける。それは、自分の代わりに「ある死刑囚」に会って欲しいというものだった……

コメント
「医龍」や「幽霊塔」を描いた乃木坂太郎先生の作品。乃木坂先生は細部に出演するキャラクターの個性と終盤に向けての関わり方がとてもいいなと思います。有名なところで例えるならハガレンみたいな、それぞれもキャラクターの生き様や見せ場をきっちりと用意しているのがいいですね。一度読んだら最後まで目が離せない、そんな作品。

Thisコミュニケーション

-----------359-
あらすじ
20世紀後半――地球に突如として現れた謎の生物「イペリット」。敵と認識された人類の多くは滅ぼされ、地上は廃墟と化していた。生き残りのデルウハは、絶望の果てに自ら死を選ぶが、ある研究所の人間によって一命を取り留める。その研究所では、イペリットに対抗するべく造り出された少女たちがいた!

コメント
これ初めて読んだときは本当に衝撃でしたね。進撃の巨人をよんだときと同じような感覚を抱きました。合理性を突き詰めるとどうなるか、といった具合で話の途中はそんな展開あるか!という一方、で常にの緊張感を続けてくれる楽しい作品。終わり方も綺麗で、引き際の見せ方だけで名作の余韻を残してるなぁと感じました。超オススメ。

ありす宇宙までも

-----------360-
あらすじ
目指せ!日本人初女性宇宙飛行士コマンダー

朝日田ありすは、容姿端麗で人気者。彼女は幼い頃両親からバイリンガル教育を受けていたが、その死によって結果的にどちらの言語も拙くなり、日々の授業についていくことができない。
そんな中ありすが出会ったのは、孤高の天才・犬星くんで…?
「分かったんだ。朝日田のそれ。セミリンガル。」
「おれが君を賢くする。」
両親がいる天国に近づくために、一人の少女が日本人初の女性宇宙飛行士船長になるまでの物語。生きづらさを抱える少年少女が地球の引力圏を抜け出して、夢を叶えるまで…その熱き挑戦を、とくとご覧あれ!!

『MAMA』『ルポルタージュ』『インターネット・ラヴ!』の売野機子が描く、最新作!

コメント
テーマとしては先ほど紹介した「君と宇宙を歩くために」ともかぶるかなと思ったのですが、勧められて読んだらめちゃ良かったので布教。この手の成長モノの場合、思わず周囲を含めてキャラクターを深堀してしまいたくなるのと、結果を出すまでの過程をプロセスを引っ張ってしまいがちだが、その辺りを振り切った展開に疾走感が有る。キャラクターの立て方を含め、こういうテーマを連載で描くための一つの答えでもあるなぁと感じた。また他者の目線でものを見られるようになって日々世界を更新し続け成長していく、ありすに限らず誰でも日々少しずつ生きづらさは抱えていて、それこそ悪気はないのに他人を傷つけたり傷つけられたりしている。「君と宇宙を歩くために」にも通じるが宇宙はその生きづらさからも解放してくれるものなのかもしれない。

8月31日のロングサマー

-----------362-
あらすじ
何度も繰り返す8月31日の中で出会った高校生の二人・鈴木くんと高木さん。
記憶を繰り越せるのは二人だけ。
タイムループの原因として考えられるのは、鈴木くんが夏休みにやり残した、男子最大の目標…。
恋と真っ向から対峙する、青春タイムループコメディ!

コメント
読んだときかなりおもしろいなと思いました。ループものでギャグってあんまりないのでその設定をこう使うのかという驚きがありました。一話二話だと出落ちの設定に思えるけど、二人は覚えてるから、普通に進展していく。でもこの状況に邪魔もされるわけで、その活かし方が面白くて次を読みたくなる。うっすらとダサく、きもい鈴木君と情熱的なワードセンスもとても良い。オススメです。

傷口と包帯

-----------363-
あらすじ
SNSで共感とざわつきで満たした注目の読み切り作が、ついに連載化!
関東一円を占めるヤクザの親分の娘の世話係を言い渡された若頭・切谷。
しかし、そのお嬢様にはある特殊な性癖があって…
組長の娘は「ヨワラー」だった!! 癖(ヘキ)を問う特殊性癖ラブコメ!

コメント
すみません。ちょっとえっちかもしれませんがみなさま青年なので問題ないとおもうので続けます。奇作というかはたまた傑作か。特殊でありつつ、R18でもないバランス感覚の良い可愛いフレーズ。「ヨワラー」はその語感と使い方が秀逸。サディズムとまではいかない絶妙な性癖に対して、本人なりの葛藤と拘りを貫く真剣さ、新しいオ〇ズに対しては迅速に反応、即吟味する探究心。「変なことに真剣になる」ことは何時だって面白いものだなと読んでて感じます。

紅椿妃

-----------366-
あらすじ
世界各地の民俗文化(オカルト現象)を片っぱしから体験したがる吉祥院つばき。雪女も女神ウレリトもルサールカも登場、消えゆくオカルト文化をつばきは味わい尽くせるのか!? 民俗×痴戯コメディー、ここに開幕!

コメント
世界中の神様妖怪様と服を脱がしたり脱がされたり透けさせたりと半お色気メインな百合のようなそんな絡みを見て写真撮影していくそんな漫画。女性キャラの描き方はセクシーだし、アナログでこんな描き込みはすごいなぁと思います。青騎士作品ですがハルタの血を感じる。

聖女はとっくに召喚されている。日本に。

-----------367-
あらすじ
異世界からやってきた聖女が何気ない日常を鮮やかに彩る! 夏川レイことアレクサンドラ・オリエールは、現代日本で魔法の力を隠して事務員として小さな会社で働いている。「平穏無事に生きられればそれでいい」そんな夏川レイの生活に立つ小さな波風の数々。高魔力持ちの魔法使い、夏川レイの平凡そうで平凡ではない物語。 今注目の原作者・守雨による渾身作を、期待の新鋭・しなえまなが瑞々しく描く!

コメント
面白い。魔法や魔獣のいる異世界的な宗教観の主人公から見た日本の神道的な宗教観や八百万の神々の存在のお話が斬新で異世界モノだけど一味違ったお話になっているのがいいなと思いセレクト。なろう異世界ものに抵抗がある方でもスルッと読める作品だと思います。

いつか死ぬなら絵を売ってから

-----------368-
あらすじ
ネカフェ暮らしの清掃員・一希の唯一の趣味は絵を描くこと。ある日、妙な青年に絵を買わせてほしいと頼まれ……!? 窓越しの遭逢が、人生を描き変える――!!

コメント
どう価値を付けてどう売るのか。絵が上手くても埋もれたままの描き手は無数にいるだろう。発掘し、プロデュースして、価値があるものだと信じこませる。美術と美術界の仕組み(がたっぷり描かれていて、ぐいぐい読ませる作品だなと思います。

Artiste

-----------369-
あらすじ
パリのレストランで働く気弱な青年・ジルベール。雑用係として、毎日皿を洗い続ける平凡な日々を送る彼だったが、陽気な新人・マルコとの出会いによって、世界は変わり始める。気鋭の新人が全霊で描く、すべて人々に贈るお仕事青春ストーリー。

コメント
日々の生活の中で感じること、生活していく中で共感できるエピソードが詰まっていると思います。言うなれば連ドラ的な感覚で読めるのがいいなと思います。花咲くいろはみたいな感じ。働いている人、モノづくりに関わっている人にはささるかなと思います。とりあえず読もう。

往生際の意味を知れ!

-----------370-
あらすじ
「元カノと結婚したい」は叶うのか!?

主人公・市松海路(いちまつかいろ)の前に、
7年前に失踪した元カノジョ・日下部日和(くさかべひより)が
ある日突然、現れた。

恋い焦がれ、待ち望みすぎて、
元カノ教の敬虔な信徒と化していた市松だったが、
彼女の無理難題な要求が明かされて…

「市松君に私の出産記録を撮って欲しいの。」

「だから市松君の精子が欲しい。」

『あげくの果てのカノン』米代恭が新時代を切り開く、
新しいアンモラル…!?
深呼吸必至の
元カノ×元カレ“やり直し”ラブストーリー!!!

コメント
ネジの外れた2人が狂気に向かっていく作品。「あげくの果てのカノン」もそうでしたが、この人の描く恋愛は登場人物が恋に恋しているなあともおもいます。最後まであり得ない執着の連続でゾクゾクするそんな作品。

バーサス

-----------372-
あらすじ
天敵“魔族”の台頭と侵攻により、人類が虐げられ続けて数百年。
世界は“大魔王”と、その配下である47体の“魔王”により支配されていた。
人々は怯えて暮らしながらも、世界中から選び抜かれた47人を“勇者”と名付け、魔王軍に対抗すべく準備を進めていた。
そして今、人類の存亡を懸けた決死の作戦が始まろうとしていた―――。

コメント
まず別世界をたくさん繋げてバトルロワイヤルをしようという発想が凄い。ぱっと見だと出オチだけど、設定的にいくらでも広げていけそうになってる辺りそつがないなと思います。それぞれの天敵の底知れぬ怖さも魅力的。主人公の勇者ハロゥの正義感、勇気、挫折など熱い展開から目が離せません。オススメ。

神様学校の落ちこぼれ

-----------374-
あらすじ
“神通力”を持つ人間を「ヒミコ」、そして国家資格を得たヒミコを「神さま」と呼ぶ現代。祖母亡き今、ナギの実家の陽美谷神社がある町は神さま不在で困っていた。能力を引き継ぎ「ヒミコ」である双子の兄・たけるは引きこもり。神社を何とかするには自分が頑張るしかない!と思っていた矢先、町の子供が神隠しに遭ったという噂を耳にして…?スピリチュアルスクールドラマ、ここに堂々開幕――!!

コメント
薬屋のひとりごとと同じ原作者さんの和風ファンタジー。 雰囲気としては、少年漫画のとあるシリーズとか、ヒーローアカデミアに近い感じ。 絵柄が綺麗なだけでなく、ストーリーもしっかりしているしギャグ要素もあって少女漫画ですが読んでいて楽しい作品だと思います。

レ・セルバン

-----------376-
あらすじ
山裾の国の姫・アルシノエが目覚めると、イリア皇国の侵攻から1か月が経っていた。あの日、母が殺され、邪竜が目覚め、祖国が焼かれた。
世界を滅ぼすほどの強大な力を持った邪竜を抑えこむため、アルシノエの身に宿る魔神<思い出を喰う狂女>の力を発動。<狂女>の炎により邪竜の動きを封じることに成功するが、その代償に父親との記憶をすべて失ってしまう。
そんな彼女の前に、父を名乗る男・セルバンが現れーー
亡国の王と、忘却の姫君。“喪失”で繋がれた二人の、“再生”の旅が幕を開けるーー!!

コメント
ベルセルクを彷彿させる作品。「はねバド!」の途中から画風が大きく変わったことで有名な濱田先生だけど、迫力ある絵柄と描き込みで雰囲気はかなり合っているなと思います。世界観の割にそこまでグロさはないが救いのない重めの展開が続き、一欠けらの希望すら抱かせてくれない。作画の描き込みも凄く、作者の熱意を感じる。

おわりに

こうしてみてみるとラブコメが大好きすぎる…!偏ってしまった感はありますがお許しを

明日は @Alt--er さんの担当です!お楽しみに!

NABE icon
この記事を書いた人
NABE

traPのグラ班。絵がうまくなりたい。漫画大好き。ARIA,そらのおとしものはいいゾ。

この記事をシェア

このエントリーをはてなブックマークに追加
共有

関連する記事

2023年10月20日
DIGI-CON HACKATHON 参加記事「Comic DoQ」
mehm8128 icon mehm8128
2025年3月24日
なぜ我々はゆずを買ってしまうのか
Naru820 icon Naru820
2025年3月19日
後始末には気を付けようという話 ~event Action失敗談~
Alt--er icon Alt--er
2025年3月16日
しくじり引っ越し俺みたいになるな!!
vPhos icon vPhos
2025年3月9日
# WOLF RPGエディターについて
Synori icon Synori
2023年10月20日
DIGI-CON HACKATHONに参加しました!
mehm8128 icon mehm8128
記事一覧 タグ一覧 Google アナリティクスについて 特定商取引法に基づく表記