この記事は夏のブログリレー4日目の記事です。
はじめに
ゲーミングPCは性能が求められるため高価になり、慎重に選ぶでしょう。ここでは、ゲーミングPCの選び方について紹介していきます。前提として、ゲーム用の話ですので、OSはwindowsを使用します。
デスクトップかノートか
ノートPCは持ち運べて場所を取らないのが強み、一方デスクトップはパーツごとの交換が容易にできるため故障やアップグレード対応しやすいことが強みです。少し前はノートPCは排熱などの問題から値段が高く性能が低い、あまりお勧めされないものでしたが、最近は改善されてきて選択肢に入れやすくなっています。ただ、個人的にはデスクトップで問題ないようであればデスクトップをお勧めします
自作しませんか
ゲーミングPCの主な購入方法はメーカー製品の購入、BTO、自作の3つです。コスパはメーカー<<BTO<=自作、保証はメーカー>BTO>自作という傾向があります。一概に言える話ではないですが。自作の一番の良さは見た目を自由にできることだと思います。最近は自作代行サービスというものもあり、パーツを選んで組み立ててもらうこともできます。(個人ではなくドスパラなどがおすすめです。もちろんすべての個人でやっている方がそうではありませんが、パーツの保証も使えなくなる可能性があります。)パーツは専門店に行くと詳しい店員の方に選んでもらうことができることもあります。予算と使い道か大体のスペックを決めて行くといいと思います。
Intel CPUの不具合
2022年10月頃以降に発売されたIntel Coreシリーズ13,14世代の一部に故障につながる深刻な不具合が見つかっています。この問題はシステムのアップデートで防げるとのことですが、性能低下が起こる可能性があるなど現状では不安な点があり改善が進められています。CPUは主にIntel製とAMD製があり、Intelを絶対に避けるべきというわけではないので以下ではIntelを紹介することもありますが、どちらを選ぶか慎重に判断してください。
スペックを決める
ドスパラでカスタマイズした値段を参考にグレードごとにおすすめの構成を紹介していきます。用途によって重視するスペックが変わるので詳しい人に直接聞くのが一番ではありますが。
ストレージやオフィスソフト、セキュリティソフトの追加は個人個人で全く異なるのでしてません。
コスパ重視(Ryzen 5 4500とRadeon RX 6600 8GB、132,980円)
最低限にしたいということで、カスタマイズはグリスと無線LAN対応のふたつ。ドスパラの場合少なくともグリスだけは変えましょう。有名なグラフィックボード(GPU、映像処理を行うパーツ)はNVIDIA製のRTXシリーズですが、コスパがいいAMD製のRadeonを採用しました。同価格帯のGPUだとGeforce RTX 3050があり、単純な性能は落ちますがVRなどの3DCGや光や影をリアルに描写するゲームにはこちらのほうが向いているので用途に合わせて考えてください。
ミドルスペック(Ryzen 7 5700XとRadeon RX 7600 8GB、182,980円)
カスタマイズはグリスと電源(+100W)のみ。余裕があればメモリを32GBにしたいです。このくらいあれば快適に遊べると思います。
ミドルハイスペック(Core i7-14700FとGeForce RTX 4070 12GB、278,279円)
カスタマイズはグリス、メモリを32GB、電源を+100W、CPUクーラーをDEEPCOOL LS520に。CPUの性能が高め
ハイスペック(Ryzen 7 7800X3DとGeForce RTX 4070 Ti SUPER 16GB、354,780円)
かなりの値段になってきました。ここまでくると例えば配信と録画をしながら比較的高負荷なゲームをするようなこともできます。カスタマイズはグリスを変えてメモリを32GBにして電源を800Wに。この辺りからGPUの選択肢がRTXに絞られてきます。
超ハイスペック(Core i9-14900KFとGeForce RTX 4090 24GB、631,980円)
ここまでいいPCを買う人がこれを読むのでしょうかカスタマイズも好き勝手にしてます。グリスを変えてメモリは64GB、電源は1200W、CPUクーラーも選択できる最高のものにしました。ここまでくると水冷しか選択肢がないですね。一般的なゲームを楽しむだけなら正直オーバースペックすぎるかもしれません。
最後に
何度も言ってますが、周りに聞ける環境があるなら詳しい人に聞きましょう。個人的なおすすめは35万円と言いたいですが少しオーバースペックかもしれません。動画編集などゲーム以外でも高負荷なことをする人向けでしょうか。はじめは20万前後くらいがおすすめです。デスクトップならパーツごとにアップグレードできるんので特に無理に高性能なものを買わなくていいこともあります。ぜひ詳しい人に相談してください。
あと一つ、購入後ですが掃除しましょう。気づいたら埃まみれで空気が通らなくなったり動作がおかしくなったりしますよ。
明日は @kenken @MTECH22 @comavius の記事がでます!