この記事は新歓ブログリレー2024 5日目の記事です。
2023年12月11日から2023年12月17日の7日間で開催された冬ハッカソンに、13班として参加しました!
優秀賞に留まらず、今回冬ハッカソンを協賛していただいたドワンゴ社様のドワンゴ賞までもを獲得することが出来たので、ハッカソンというイベントの紹介も兼ねてその詳細をここに記事として残します。
チームメンバー
13班
鵜崎 (@Uzaki)
21B, リーダー, プログラミング担当
てねしん (@Tennessine_699)
21B, プログラミング担当
飛ぶ人 (@tobuhitodesu)
23B, グラフィック担当
製作物
下の画像のような画面のゲームです。
3月16日に開催される、第18回Game^3に出展するので、気になる方はぜひご来場ください!
Sepalaser
「せぱれーざー」です。多分。
相手からの攻撃を避けつつ射撃や突進を使って敵機体の一部を削り、敵の核となるユニットを破壊するゲームです。
序盤は敵ユニットからの攻撃が激しく、破壊しようとして大きな反撃を食らうこともありますが、外部から破壊していくことで段々と内側のユニットを破壊することが出来るようになります。
また、敵の機体部を破壊して削ることで孤立した部分は全て脱落し、その上のユニットもまとめて撃墜することができます。
敵の弱いところを攻めながら弾幕を避け、賢くクリアを目指しましょう。
開発
今回は3名と少ない人数での開発になりましたが、グラフィックに1名、プログラミングに2名の担当を付けて開発をしていきました。
準備期間も開発期間も共に7日間。授業後にtraPで借りている進捗用講義室に集まってアイデアを練ったり、共に教え合って制作を進めていきます。
アイデア
ゲーム内容は、飛ぶ人 の持ち込みが原案となり、そこから準備期間中に話し合って内容を発展させたものになりました。テーマが「まる」と「かく」だったということで、丸い敵機体を削って核をむき出しにして倒すという案だったのですが、面白い案でほぼそのまま作ることになりました。
描画部 (プログラミング)
今回はゲームの仕様上、マス目状の機体がブロック単位に別れて描画される必要があり、ブロック一つ一つが当たり判定を持っているため、鵜崎 の判断により付加的に幾分かマシなMeshRendererを使おうという判断になりました。
一番最初の段階では非常に負荷が高かったものの、改善の結果起動時のロードも非常に素早く終わるようになり、動作も快適になりました。
離島判定 (プログラミング)
また、プレイヤーの攻撃により独立した部分は脱落する必要があるため、大きな機体であればあるほどその離島判定には時間がかかります。ここを てねしん が担当し、当初は機体を一ブロック破壊するだけで激重だったのが、気兼ねなくブロックを破壊して回れる程度の軽さになりました。
グラフィック
背景やプレイヤー画像、敵機体等ほぼすべてのグラフィック素材は 飛ぶ人 が担当しました。激ヤバゴツゴツのコア部素材も短い期間内に描き上げて、いかにも中央に鎮座しているボス感強い見た目の敵ができました。
キャラクター (プログラミング)
プレイヤーの実装は 鵜崎 が担当しました。カメラを若干進行方向に合わせて寄せたり、突進時の操作の自然な切り替えなど様々なプレイ感の向上が達成されています。
また、突進する方向をキー入力による進行方向か、マウスでエイムしている方向にするかは制作が始まってからも何度か変更が入りました。結果的には前者になりました。
ステージエディター(プログラミング)
ステージの製作を補助するエディターを てねしん が製作しました。大きな敵機体を作成するにあたってこれらの情報を全てて入力で制作するには難があると考え、Tilemapを活用してみたままのステージデータを出力できるエディターを完成させるところまでをハッカソン内に終わらせています。
が、結局ハッカソン期間内には一度しか使われず、発表時は1マップのみの作品ということになりました。もったいない。
感想
鵜崎
なんか動きそうな基礎だけつくったらなんかもりもり素材とプログラムが生えてきて完成してました!!!!
キャリーほんとに感謝です。ふたりともありがとう!!
企画から開発終了までよい雰囲気ですすめられてかなり楽しかったです。ありがとーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
てねしん
短い期間内でやることが多く厳しかったのですが、今までやったことのない様々なことに挑戦できるいいハッカソンになったと思うし、作品自体も面白いゲームになってくれて、優秀賞にドワンゴ賞まで貰えちゃって嬉しい限りです。
が、本当にギリギリまで開発しており最終日は会場に行く時間を惜しんで最後まで自宅から開発していたのでみんなの作品を見ることが出来なかったし、結果発表に至っては寝落ちしてしまい優秀賞とドワンゴ賞を受賞する瞬間を見逃してしまい…。去年の冬ハッカソンでも寝落ちしたので、呪いか何かだと思うことにします。
それはともかく、素晴らしいゲームの製作に一緒に取り組んでくれた二人には感謝です。ありがとうございました。
飛ぶ人
先輩方が引っ張ってくれたおかげで短い期間でも満足のいく制作ができました。自分が投げた原案も実装してくださった上に優秀賞・ドワンゴ賞までいただけてとても嬉しいです!
自分で描いたドット絵がゲームに実装されてちゃんと動くのはかなり感動的でした!先輩方お二人には感謝しかないです!ありがとうございました!
新入生に向けて
traPではこのように少人数で集まって短期間で任意の作品を制作するハッカソンを、年2回実施しています!やる気さえあれば初心者の方も大歓迎です。今年の春も実施予定なので、興味がある方はtraPに入ってハッカソンに参加しましょう!!