この記事は夏のブログリレー 32 日目の記事です!
はじめに
はじめまして、23B の @Azuu と @hayatroid です。この記事では夏休みの間に普通自動車免許を取った僕たちが、教習中の思い出や免許を取る際のポイントなどについて話します。これから免許を取ろうと考えている方、取ろうかどうか迷っている方の助けになれば幸いです。
Azuu はマニュアル車 (MT) の免許を、hayatroid はオートマ車 (AT) の免許を取得しました。
教習所や試験場によっては、本記事の内容と異なる場合があります (実際 Azuu と hayatroid の間にも教習の内容にかなり差がある) 。ご了承ください。
この記事は、教習所を卒業し、本免学科試験を受験して、本免許を取得する場合を想定して書かれています。直接試験場で技能試験を受ける場合等、本記事と異なる場合もあるのでご注意ください。
入校から本免許取得までの流れ
入校
入校と言っても入学式的なものはなし、淡々と書類手続きと目の検査するだけ。教習開始の何日前までに入校しなきゃいけないかは教習所によってバラバラだから要チェック。印鑑と住民票を忘れずに。
- このときはまだ「頭文字 D してるし免許余裕で取れるやろ」と思っていた (Azuu)
- このときはまだ「マリオカートしてるし免許余裕で取れるやろ」と思っていた (hayatroid)
オリエンテーション
- :ikeikeikeike: (Azuu)
- 学科教習の受け方や、技能教習に必要な配車券の出し方等を教えてもらえる。よく聞いておこう。(hayatroid)
適性検査
オリエンテーションの次はこいつ。IQテストみたいな問題と性格に関する質問に答えて、自分の運転の特徴を知ろう。
- OD 式安全テストをやった。心理テストおもろい (Azuu)
- 警察庁方式運転適性検査 K 型をやった。自分の運転適性が分かって面白い。(hayatroid)
第一段階 (学科)
座学。複数人の講義形式で車のあれこれや交通ルールなどを学ぶ。
- スマホは使用禁止、寝ると怒られる。真面目に授業を聞こう。(hayatroid)
- 講義終わりに教科書の例題をやると定着しやすい (Azuu)
第一段階 (技能)
第一段階では教習所内のコースを走るのがメインとなる。
- シミュレータ
- 発進と停止の手順やハンドルの回し方を学んだ (Azuu)
- シミュレーションはなく、いきなり教習所内のコースに放り出された (hayatroid)
- 発進
- 初めての運転で緊張した (hayatroid)
- MT の場合これが最難関かもしれない (Azuu)
- 停止
- シミュレータだとかなり苦労したけど実機だと簡単。遅くなったらクラッチ踏む以外はATとほぼ一緒。(Azuu)
- オートマ車はブレーキを踏んでおかないとクリープ現象で動き出してしまうので、しっかりと踏むようにしよう (hayatroid)
- カーブ
- シミュレータとは感覚がかなり違う、ハンドルの回す量を覚えよう (Azuu)
- カーブの前でしっかり減速しよう (hayatroid)
- 右左折
- 安全確認の手順が多くて忙しいのでしっかり速度を落とそう。MTだとギアも変えないといけないので落ち着いて。(Azuu)
- 左折時は内輪差に気を付けよう。(hayatroid)
- バック
- 第二段階の縦列駐車や方向変換ぐらいでしか使わない。(Azuu)
- 坂道発進
- アクセルを踏んでからハンドブレーキ解除という順番を間違えないようにしよう (オートマ車の場合) 。下り坂ではエンジンブレーキを忘れずに。(hayatroid)
- マニュアル車はここでエンストしやすい、うるさいぐらいにアクセル踏んでいい。(Azuu)
- S 字・クランク
- 最初は脱輪してしまったが、車体感覚を掴んでいくうちに、脱輪しないようになった。(hayatroid)
- 踏切
- 停止線で停まる、窓開ける、渡り終わるまでギア変えない (MT) など。学科でも聞かれやすい。(Azuu)
第一段階 (効果測定)
1 問 1 点の正誤問題が 50 問あり、45 点以上で合格。
- 標識覚えるのが難しい。幅員減少と車線数減少など、紛らわしいものを覚えるのが大変。(hayatroid)
- ちゃんとやっとけば仮免の学科が楽になる。(Azuu)
仮免
学科試験と技能試験がある。学科試験の形式は第一段階の効果測定と同じである。技能試験では教習所内の決められたコースを走る。技能試験は 100 点満点の減点方式で 70 点以上で合格。縁石に乗り上げたのにそのまま進むなど一発で不合格になる項目もあるから注意。
第二段階 (学科)
- 学科
- 〇〇現象という言葉がよく現れる (ハイドロプレーニング現象、高速催眠現象、ベーパーロック現象等) 。紛らわしいが頑張って覚えよう。(hayatroid)
- 救急
- 事故に居合わせた際の応急処置のやり方などを複数人で学ぶ。学科の中でこれだけ予約制なので注意。(Azuu)
- 胸骨圧迫、人工呼吸、AED の使い方の練習をした。(hayatroid)
第二段階 (技能)
第二段階からは路上の教習がメインとなる。仮免許証が必須なので準備しておこう。
- 点検
- 車に乗る前にブレーキランプが作動するか等、しっかりと確かめよう。(Azuu)
- 路上
- 初めて路上に出るときが一番緊張した。(hayatroid)
- 駐停車
- 道交法で駐停車してはいけない場所が結構あるから注意。バス停は特に見落としやすい (Azuu)
- 高速
- 加速・減速車線での速度調整が大事、特に減速車線は速度感覚バグりやすいのでメーターこまめに見て。(Azuu)
- キックダウンで速度を上げて合流しよう (オートマ車の場合) 。速度を上げないとかえって危ない。(hayatroid)
- 特別教習
- 都道府県によって内容が違うとか違わないとか。俺は車庫入れした (Azuu)
- 山道での教習だった。エンジンブレーキを使う良い練習になった。(hayatroid)
- 自主経路
- 教官から目的地が設定されるので、自分で地図を見ながらルートを設計しその通りに運転するという項目。1 番楽しかった。(Azuu)
- 教習所によってはやらない所もあるとか。自分はやってないです。(hayatroid)
- 急ブレーキ・急ハンドル
- アブナイ (Azuu)
- 遠心力を体感した。カーブの前で速度を落とすことの大切さを知った。(hayatroid)
- 方向転換・縦列駐車
- ここの位置でこうする、というように細かくやり方を教えてもらえるので、そこまで苦労しなかった (hayatroid)
- 個人的には S 字クランクの方が感覚に頼る場面が多く難しかった (hayatroid)
- 手順多いけど複雑ではないので数回練習すれば覚える。MTでの低速キープに苦手意識があると厳しいかも…… (Azuu)
第二段階 (効果測定)
1 問 1 点の正誤問題が 90 問と、1 問 2 点のイラスト問題が 5 問あり、90 点以上で合格。
- 第一段階とそこまで変わったことは無いけど二輪の問題が苦手な人が多い。(Azuu)
- イラスト問題は 1 つの問題が 3 つの小問から成り、完答しないと 1 点も入らないので、なるべく落とさないようにしよう。(hayatroid)
- オートマ限定免許であっても、マニュアル車の問題や二輪の問題を覚えなければならず、大変だった。(hayatroid)
卒検
技能試験のみである。路上の決められたコースを走り、教習所で縦列駐車か方向変換のどちらかをやる。
- 一時停止違反に注意しよう。コースはできる限り覚えておくといい。(Azuu)
- 駐停車は交差点から 5m 以上空ける等、法律に違反しないように気を付けよう。(hayatroid)
- いつも以上にミラーの確認や目視をしっかりと行おう。(hayatroid)
本免学科試験
教習所を卒業していれば、学科試験のみで済む。学科試験の形式は第二段階の効果測定と同じである。
- 午前の試験と午後の試験で受付時間が決まっているので、よく調べてから行くようにしよう 。自分は鮫洲運転免許試験場で午後の学科試験を受験した。(hayatroid)
- 手数料と住民票の写し、本人確認書類、教習所の卒業証明書を忘れずに持っていこう。また、当日に免許証の交付を受ける場合は、仮免許証を返納する必要があるので、こちらも忘れずに持っていこう。
- まずは入ってすぐの窓口へ行こう。各窓口で「次は ○○ 番の窓口に行ってください」と言われるので、それに従っていけばよい (鮫洲運転免許試験場の場合) 。
- 大まかな流れとしては、入ってすぐの窓口 → 書類の記入 → 手数料窓口 (受験料) → 適性検査 (視力・色覚) → 学科試験窓口 → 学科試験 → 合格発表 → 手数料窓口 (免許証交付料) → 写真室 → 免許証交付窓口、という感じだった (鮫洲運転免許試験場の場合) 。
- 免許証を受け取るとき、1 カ月の努力の成果物を得たみたいで、ちょっと感動した。(hayatroid)
おわりに
夏休みを利用して普通自動車免許を取った話でした。ぜひ大学生というこの機会に免許を取得してみてはいかがでしょうか!
明日は @cp20 さんの記事です、お楽しみに!