こんにちは。6面サイコロを振って15が出なければてねしんです。
この記事は、去年の8月くらいに書き始めたのに途中まで書いてやる気が尽きたので、良い感じに仕上げて2023新歓ブログリレー37日目のブログになりました。
やらなければいけないことのやる気が尽きたので、やる気が出ていた頃の私の話をします。やる気が出るまで他のことをやるのも大事ということです。
そこそこ長い記事です
やる気が出なくていい人は暇つぶしに読んでも仕方ないと思います
結論だけ読んで、布団の中で思い出して不安になったら帰ってきてください
結論
ブログ執筆には他人を巻き込めなかったので書く気が起きませんでした。なので先に結論を書きます。
まずは積極的に活動を行う団体を見つけてその中に身を置いて、他人を巻き込める環境にたどり着きます。そしてそこで「自分はこれをやる」と宣言したとします。
それを何とかして形に持っていける人と、完遂できずに爆発して失踪する人がいますので、あとはそのまま自分が前者であることを祈りましょう。
後者になるのが怖くて宣言できないあなたは後者ですが、何もしないよりかはましなので、失敗を恐れず当たって砕けましょう。
巻き込まれた人のことを考えなければ、あなたにとっては宣言した分だけ人生経験がプラスです。そして、次の団体ではもう少し小さい目標を宣言しましょう。
他人を巻き込める環境が無い人は、traPに存在するプロジェクトという集団開発環境に入って様々な経験を積んで圧倒的成長しましょう。(熱烈な誘導)
以下は自分がやる気を出すために他人を巻き込もうとするに至るまでの経緯とか反省を書いてます。
こんな性格がある、もしくは類似している方はこのやり方にあてはまるかもしれないです。
- 環境の変化や対人関係に受動的 (自主的な学習や接触を避ける)
- 飽きやすいし忘れやすく、ミスはため込みがち
というかこんな癖を持つ人間はネットサーフィンで偶然この記事が表示されても見ない。ここを見てる親切な人は上みたいな人に共有してあげてください。
サークルのイベント
traP外の人にも伝わってほしくて書きますが、せっかくなのでtraP内のイベントを宣伝しておきます。今後出てくるのでなんとなく知っておいてください。
プロジェクト
ある一つの創作物を完成させることを志す集団、またはその創作目標。年2回新規募集のタイミングがあり、基本的に立案者がリーダーとなり、メンバーを公募する。
期間は半年から5年(!?)と幅広く、基本的にゲームのプロジェクトが立つが、実はそれに限らない。(部内サービスに深く関連付ける場合はSysAd班管轄になる)
ハッカソン
traP内で開催される年2回の短期開発イベント。テーマに沿って決められた2~7日間で何かしらを完成させることを目指す。
参加希望者は特に要望が無い限りランダムな4~6人チームに割り振られ、開発終了後はアンケートによって優秀な作品が決定されて賞品がもらえる。(うれしい!)
ichigojam
game班管轄の年二15日間ゲーム製作イベント。参加したいなら個人でも集団でも可。参加者して成果物を発表すると景品がでるよ。(うれしい!)
23春は無理してサークル合宿期間とかぶせて開催した結果、参加者数が…。
上で紹介したイベントはどれも楽しく集団開発に取り組むきっかけを与えてくれるので興味があればぜひ他の記事を覗くなどして普段の活動や開発の様子を知って行ってもらえると嬉しいです。
では閑話休題。本題に入りましょう。
何もしたがらない人だった
1年の春、私は新しい大学に来たことで気分が上がっていました。が、勉強方面の気分とかは完全に燃え尽きていたので、だらだら授業を聞いて終わったら友達と遊ぶなどして、無意義に時間を消し飛ばしました。
まともな環境が無いと勉強どころか趣味すら出来ていなかった自分が突然自由な環境に放り出されて真面目に創作や有意義な行動に時間を費やせるはずがありません。
そのせいでいくつかの講習会を逃してしまったり完遂できずに終えたりしてしまいました。中には、引き継ぐ人がいなくなったことによってもうほぼ受けることが出来なくなったようなものもありました。もったいない!
つまり、やる気が出ない中でも私と似ている性格の人は、まずは環境作りとその享受から始めた方が良いということです。受動的な自分にもチャンスが与えられる場所に身を置く。そしてそれを受けていかないとその変化のない生活は今後も足枷となるでしょう。
それに気づいた1年冬の私はサークル内のいろいろなイベントを積極的に見て回り、ギリギリ出来そうなら参加を心がけるようになりました。そして逃した数多のイベント。惜しい!もっと早く気づいていれば。
しかし、中身の面では何も変わっていません。一人で勝手に頑張る宣言をしても大して普段の行動は変わらず、自堕落な娯楽で時間を溶かしては日曜日の布団の中で翌日の1限に怯えながらセルフ反省会をします。
(21B学生の1年はオンライン授業がほとんどだったので、それも自堕落なを加速させる要因だった気がします。恐るべしオンライン授業!)
それでも、とりあえず提供された機会を拾えるようになるまではたどり着き、何も気づかずに大学生活を終えることは避けました。次は?
何も始めない人だった
1年の冬、私はtraPが2021年冬ハッカソンの参加者募集をしていることに気が付きました。ここで何かをしたがれる人であること自分はすかさず参加希望を提出。余裕の表情です。
と見せかけて、チームが組まれることにより自分を逃げられない状態にしたわけですね。メンバーの内訳は… 自分が主導する側か。 …おっと、思わず曇りの表情が隠せません。
結果はとっても苦しいことになったんですが、形にはなりました。でも、悔しかったし、このサークルに入ってやってきた数少ない成果をこれで終わらせたくないと心に火が付き、次の製作イベントである22春ichigojamで頑張るバネにすることができました。
ここでは、自堕落な自分でも集団に巻き込まれる形でアクティビティに参加することで何かを始められることを知りました。成功すれば調子に乗ってもう一回できるかもしれないし、失敗したらそれを反省して次に生かせます。
自堕落で何もしたくないけども、一生何もしないのは避けたい!そんな自分は集団開発に何度も身を投じることになりました。なんとなくで所属していたプロジェクトを頑張ろうと思い始めたのもこのあたりだったと思います。
でも、その熱はすぐに冷めました。授業があってもなくてもオンライン授業でずっと家にいたので、多分そういう要因もあったと思います。春ichigojamが終わっても製作物の続きを作ろうと決心した最終日の自分はどこへやら、創作を何もせず気づいたら春休みが終わっておりさすがに危機感を覚えました。
始められるようになったけれど、それが続かなかったんですね。
すぐ止まる人だった
ichigojamで頑張る少し前、プロジェクトで定期的に行われる集会によって「始めないといけない」という意思をハッカソン後に絶え絶え繋いでいた私は、自分の意思が死んでいた間に起きたことを知りました。
21年度新規後期プロジェクト、ゼロ!w
プロジェクト集会のおかげで意思をなんとか繋ぎ止められていた自分は、このまま誰もプロジェクトを立てなかったら自分の一つ下の世代で自分と同じような人が入ってきたときに集団開発に入る機会もないのはやばい、と思って自分がプロジェクトを立ててみたいと思うようになりました。
そのためのプロジェクト化の前の試作をichigojamでやっていた私は、プロジェクトにするにあたってtraP内の様々な知見を読み漁っていて、プロジェクトのリーダーになるということが意思を縛る最強の環境だと気づきました。
リーダーってことはメンバーを先導をしなければいけないし、忘れるなんてもってのほかで、周りにはメンバーの目が常にあります。自分が止まったら他のみんなも止まってしまって、迷惑をかけます。何もしないでいることは許されない環境ということですね。
大学生活を一年間ほぼ一人で過ごしてまともな友人関係も持ってないくせに持ちもしない対人関係を傷つけたくないと思ってしまうほど臆病な自分には、他人に迷惑をかけるなんてことは絶対に避けなければいけない事態です。(大学生活はマルチプレイしよう!成績に響くぞ!僕はまだ勉学面ではシングルプレイです。院進終わり。)
そんなわけで不安におびえながらもプロジェクトリーダーをすることに決めました。自分が逃げたら他人に迷惑をかける。こういう環境を作り、他人を巻き込むことで自分が常に動くように仕向けたわけです。向かない人もいるから気を付けてくださいね。
さあ、あとは実行に移すのみです。でもさすがに不安ですね。
調子に乗る人だった
2年の4月になりました。プロジェクトリーダーになるぞと一念発起したものの、さすがに協力し合える仲間がいないのは不安なので、同期で同じくプロジェクトリーダーを志す人がいないか聞きまわりました。
いませんでした。
それどころか、同学年以外にも見当たりませんでした。
2021年後期プロジェクトが無かったのに2022年前期も自分しか立てなかったらヤバい。と焦ると同時に、ある一つの考えにたどり着きました。
プロジェクトを二つ立てれば進捗二倍…ってコト?
馬鹿ですね。友達からこんなゲーム良くねと言われていたものを拾って作ってやることにしました。
今回は出来ませんでしたが、不安になった時は自分と似た状況にいる人間を探して相談できる関係性になっておくことが大事だと感じました。正直リーダー初めて見てしばらくは手探りで進行も若干遅くなってしまったので、先輩でも他団体でも、現状を分かち不安を吐露できる関係があるとよさそうです。
周りを巻き込むことに不安な人だった
少しサークルの方面に話が行き過ぎましたが、つまるところ、他人を巻き込んだ後に同じ状況にある味方がいると心強いという話です。巻き込んだ本人でも構いません。別にリーダーをやれと言うわけではありません。やる気を出したい人はやる気を出さなければいけない環境に身を置くことが大事で、でも詰め込み過ぎないようにそれを話し合える人がいることももっと大事なんです。
自分ももちろん最初は他人に迷惑をかけてしまうかもと不安でした。不安にはなりますが、自ら諦めようとしなければ何とか続きます。破綻しそうなこともありましたが、そうしたら巻き込んでいる人たちに頼ることが大事です。その人たちは自分が巻き込んでいると同時に、自ら巻き込まれてくれているわけです。そうして色々な人たちの協力を得つつ自分は3つのプロジェクトを並行して何とかやってこれました。欲張って最近4つ目にも手を出しました。
ただ、続いていてもほぼ止まってしまうこともあります。そういうもんです。そういう時は無理に続けず、いったん時期を決めて中断することです。無理に引っ張ると終わらないので、メリハリを付けましょう。中断と再開ならその間はノーカン。続いてる判定継続です。
こういった活動を1年間しているうちに、自分には巻き込み仲間が増えました。噂によると、来年度前半である23_1プロジェクトは4個かそれ以上の新しいプロジェクトが生えるそうです。サークルの役員会にもいろいろと案を投げ、今年からはプロジェクトが途中で止まったり崩壊しないよう手助けもしてくれる方針になりました。
しっかりとした団体に所属していて続けることをあきらめない限り、基本途切れることはないわけです。出来そうですか?
終わりに
よく、やる気が出ないよ~と言っている自分に「自分から始めないとやる気は出ないんだ」と正論をぶつけてくる人がいたので、別解をしている自分の話をしました。
traPではお互いに進捗をして巻き込みあうプロジェクトが今期も6月頃から新規募集を行います。前準備として講習会も行うので、技量不足なんてものも心配しなくてよいでしょう。それ以降でもプロジェクトは基本的に成長の場なので、入ってればそのうち出来るようになります。
これを読んでいるtraPに入れる方には、traPへの入部をお勧めします。いろいろなプロジェクト、班、メンバーがいつでも出迎えてくれると同時に、受動的な方にも様々な機会を提供してくれるはずです。
また、過去に似たようなテーマで活動を始める前に考えておくべきことを書き連ねました。そちらもどうぞ。
おまけ
なんかすごい壮大にtraPプロジェクトのすゝめをしましたが、別にプロジェクトじゃなくても、たとえばバイトなんかをしてる人は自分が挙げた環境をほぼ備えているので成長があって明確な目的さえしっかり持っていればいい環境だと思います。周りみんな同じ場所で働いてて、自分もしっかり義務をこなさないといけないですよね。
自分は家から出るのが億劫だったのでリモートのバイトをしてたんですが、勧められて興味ない分野を適当に選んだのと自分を律することが出来ず続きませんでした。愚かです。続く性格でないなら、興味のある分野を選びましょう。
ここまで読んでくれたあなたに感謝いたします。たくさんの後悔にまみれた僕と同じ道をたどるはずの人が、少しでも近道出来ますように。