この記事は2022年の夏のブログリレー8日目の記事です。
はじめに
こんにちは、20Bの@urturnです。
普段は空いている時間に麻雀やポーカーを遊んでいます。
本記事は、麻雀の学生大会について知っている限りのことを伝えるものになっています。今後、断りがない限りは大会=学生大会と認識してください。
記事の前半はルールを知っている程度の初心者向け、後半は中上級者や大会に出たことある人向けとなるような構成になっています。
なるべく平易な文章で記述していくので、どうぞお付き合いください。
(どこで大会の情報を見つければいいのって人には学雀連のサイトやtwitterを閲覧することをおすすめします)
なぜ大会に出るの
はい。核心をついた質問ですね。たくさんの理由があると思います。
実際の牌を触るリアル麻雀の大会とオンラインで行うネット麻雀の大会とで少し性質が異なるので、順に説明していきます。
まず、リアル麻雀の大会についてです。
例を挙げると皐月祭や学生麻雀甲子園などがあります。
リアル麻雀の大会に参加するメリットとして、
- 麻雀が好きな人に会える
- お金がかからないことが多い
- 上位に入ると景品がもらえる
- 実力を誇示できる(笑)
などがあります。
リアル麻雀を打つ時の障害に
- 人が集まらない
- 雀荘で打つとお金がかかる
というようなものがありますが、それが解決できます。
また、リアル麻雀初めての方でも周りが優しい、もしくは初心者の方もいるという点で参加しやすいです。
初めてのリアル麻雀の参加機会として大会を選ぶのもおすすめできます。
次にネット麻雀の大会です。
この記事を読んでる学生の方はネット麻雀がメインの方が多いのではないでしょうか。
こちらの大会の例は雀魂杯オンライン学生麻雀カーニバルや雀魂学生麻雀リーグなどがあります。他にも配信者やMリーグのチームが大会を開催していたりします。
ネット麻雀の大会に参加するメリットとして
- 基本お金がかからない
- 上位に入ると景品がもらえる
- 実力が誇示できる(笑)
という点があるのはリアル麻雀と共通し、さらに
- リアル麻雀よりも気軽に参加しやすい
- 普段と同じプラットフォームで異なるルールが打てる
という利点もあります。
申し込み、参加が簡単なので「様子見したいなあ」や「あまり時間は割けないけど参加してみたい」という方にはこちらがおすすめです。
大会で勝つには
中上級者の皆さん、お待たせしました。
知識をつけて戻ってきた元初心者さんや様子を見たい初心者も歓迎です。
ここでは「大会で勝ちたい」という人に向けて少しでも勝率が上がるようなアドバイス、戦術をお教えいたします。
前提1
ここで書く知識
- 大会戦の戦術
書かない知識
- 読み、差し込みの方法
- 段位戦(雀魂)で勝つための戦術
もし、書かない知識について知りたい場合は多井さんや平澤元気さんのYouTubeチャンネルなどをご覧になるか、私に対して「書け」ってDMだったりコメントしてください。
「書け」ってたくさん言われたら書くかもしれないです。
前提2
一口に大会と言ってもルールがたくさんあります。
- 5戦連続の最高成績を競う(オンライン学生麻雀カーニバル予選)
- 四人中上位二人が勝ち上がる(同本戦)
- 勝利点の総計を競う(皐月祭)
基本的にトップ取りルールであることは共通していますが、少しずつ戦術が変わってきます。
大会戦で最初に越えなければいけないのがn戦連続の最高成績を競う予選であると思うので、今回は主にこれについて記述していきます。
他について知りたい場合は(ry
前提3
「前提多すぎるよ」って思われた方、これが最後です。
「そもそもお前誰やねん」、「戦績ようわからんやつに言われても...」という人がいると予想されるので、参加した大会について少し記述します。
自分が参加した大会と戦績は以下の通りです(3kkで検索したら出るかも、知らんけど)。
- オンライン学生麻雀カーニバル2021南場 ベスト32(本戦一回戦負け)
- 同2021西場 ベスト16(本戦二回戦負け)
- 同2022東場 予選敗退
- 皐月祭 三位
- 雀魂学生麻雀リーグお疲れ様ワンデイ大会 一位
参加した大会の4/5でそこそこの成績を残しているのでギリギリ語っていいのではないかと思ってます。
「ダメだよ」っていう人はこの記事から得られる情報はないのでブラウザバック推奨です。
戦術1 ルールと環境に対応する
当然のことを言ってますね。はい。
一番基本のことが一番大事です。
具体的に何をするのか?
まず、ルールを読んでください。
どこを見るべきかというと、
- 飛びありか?
- 持ち点数
- ウマやオカがどれくらいか?(一番大きい数字がどれか?くらいでもOK)
- ラス親の聴牌時は連荘か?
- トップ必要点数は何点か?
これくらいはざっと確認するといいです。
理由としては、今トップ取り必須なのか2着でもいいのか、ラスが0点を下回るような上がりをしてもいいのかなどが判断できるようになるからです。
大会は条件戦が多発するので、これらを把握していないが故の損失があり得ます。
もし、余裕があるならば細かいルール、例えば
- 切り上げ満貫があるか?
- 頭ハネorダブロンorトリロン採用?
- ダブル役満採用?
のような時々あり得る場面や他にも、稀に起こる四槓流れが採用されているかなどを把握しておくといいです。
リアルでの大会ならルールブックを手元に置いておいたり、スタッフに訊ねるといいと思います。
オンラインの大会ならルールを表示しておくタブを用意するなどもいいですが、時間がないので基本記憶しといたほうがいいです。
次に、参加している人がどのくらいのレベル感かを把握しましょう。
雀魂なら戦績を見ましょう。それによって押し引きの判断が若干変わったりします。
リアルならどの年代の人が対象の大会か位は把握しましょう。
基本的に(強いかどうかは別にして)年齢が高い方がテクニックの引き出しが多いので戦いにくかったりするかもしれません。
実践
ルール
ここではオンライン学生麻雀カーニバルのルールを一緒に見ていきます。
飛びあり、聴牌やめ、上がりやめありなので通常の雀魂の段位戦と同じです。
決勝では異なることも把握しましょう。
その他は学雀連ルールに準拠するそうなので、こちらも見ていきます。
大事な点は、
- ウマが10-30、オカが25000点持ち30000点返しなのでMリーグルールと同じ
- ダブロンはなしで頭ハネ
- 〜流れは大体なし
などです。
戦績
私の戦績を例に見ていきます。
大事な点は
- 放銃率(ついでに和了率とのバランスも)
- 副露率
- 順位分布
- 段位
などです。
もちろん、大会に向けてバランスは変えていると思いますが、大きくは変えられないので参考にできると思います。
放銃率については10%切っているので守備型、副露率は平均的、順位分布も悪くなさそう、段位は雀豪なので総合的に考えると副露してきた時に読みを入れてもいい対象であると言えます。
これが、放銃率が15%を上回っていたり、副露率が高すぎたり、順位分布が1位と4位に偏っていたりするとまともな鳴きじゃない可能性も考慮したほうがいいかもしれません。
段位について、私はですが、雀聖以上は無条件で警戒対象に入れるようにしています。
他の段位について、初心には大会に参加するためだけにアカウントを作成したリアル麻雀中心の人などが存在していることがあるので、順位分布を総合的に見て判断してます。
これらを把握したら次です。
戦術2 ルールを活かす
戦術1にまとめろって言われるかもしれませんが、この順序で書きたかったのです。
最初にルールを把握して、それを活かすという順番になります。
具体的に何をするのか?
- 一試合目に当たる試合では大きなトップを目指す
- トップ目直撃条件で他家から見逃す
- ラス回避ルールに慣れている人はいつもより少し押す(一牌増やすかどうかくらいでも可)
などです。
一試合目に当たる試合では大きなトップを目指す
連続n戦の最初が小さなトップであるか大きなトップであるかで戦いやすさは結構変わります。
なぜなら、連続n戦の一戦目以外(直前に3,4着をとっていない試合)ではリスクがとりにくいからです。
一戦目は時間が許す限りは何回でもやり直せますが、二戦目以降でラスを取ったりするとそれまでの試合からやり直しになるので時間のロスが大きいです。
とはいえ、偏りすぎるのはよくないです。
例えば、通常なら1/4ずつの着順分布なのが(1/10,2/10/,2/10,5/10)みたいに大きなトップを取るためにリスクを取りすぎると試行回数が減りすぎます。妥協点を探しましょう。
トップ目直撃条件で他家から見逃す
これはラス回避ルールでもたまにありますが、直撃条件があるなら見逃した方が得なことが多いです。
もちろん、現状二着で、この試合が二着でも通過が濃厚だが三着だと厳しい時にわざわざ三着になるリスクを負って見逃す、というのはやり過ぎですが、二着だと微妙とかよくわからないなら見逃した方が得だと思います(自論)。
ラス回避ルールに慣れている人はいつもより少し押す
これはトップ取りルールの時は他家の上がりが嬉しいことがラス回避ルールよりも減るからです。
自分がトップ目の時、子の四着が三着に順位変動する上がりだったり、四着目が二着目から直撃して下が並んだりは少し嬉しいですが、他の場合はトップ目に近づく上がりが多めなので嬉しくないです(網羅性低くてすみません)。
聴牌料も条件のために取りに行くことが増えます。
ここは押しの条件のパターンが多いので省略しますが、満貫以上もしくは両面なら絶対降りないとか単純なルールを決めても致命的なミスにはならなかったりします。
戦術3 試行数(=試合数)を増やす
これは連続n戦の〜や合計の順位点で競うような大会で有効な戦術です。
麻雀はどうしても運要素が排除できません。
確率は収束するとよく言いますが、収束するために十分な試行数は大会中に達成できません。
実力があるならばなるべく試行数を稼いだ方が収束しますし、ない場合でも上振れの可能性が高まるので試行数は多ければ多い方が得です。
「そんなのわかってるよ」っていう人は多いでしょう。
なので、
具体的に何をするのか?
この構文に入ります。
一番簡単で有効なのは時間をたくさん取ってたくさん打つです。
しかし、このようなことを知るためにこの記事を読んでいる人はいないでしょう。
他に有効になってくる戦術を紹介します。
- ラス確の上がり
- 差し込み
- 長考を減らす
上二つを解説します。
ラス確の上がりについて、積極的にしていこうという意味ではありません。
有効になる場合が存在するというだけです。
例えば、連続n戦の〜で直前にラスを引いている場合で倍満ツモのような厳しい条件しか残っていなかったりなどです。
この時に、親が連荘して長引きそうな時は、安手でも上がった方が得なことが多いです。
特に、直前にラスを引いている場合は得点がリセットされているとみなせるので、大きなトップを狙いにいく状況です。
その状況でかつ跳満クラスの高い手を積もっても小さなトップ、二着にしかならないのなら、次の試行で大きなトップを目指す方が良いと思ってます(自論)。
実際、フラットな点数状況からのトップとディスアドバンテージを持って状況からのトップだと前者の方が確率が高いでしょう。
もちろん、時間効率は全然違うのでバランスを考えなければいけませんが。。。
差し込みも上記の考え方に近いです。
自分がトップ目の時で上の考え方をしているラス目がいたり、着順アップがのぞめない三、四着の時に試合が終わるような聴牌をしていそうな他家がいたりしたら差し込みを考慮対象に入れましょう。
要するに、現状がどうしようもないときは試合を早く終わらせる、ということです。
それぞれ、1回発生することによって0.25~0.5局分くらいは早くなると思うので、積み重なると一試合分くらいは差が出るのではないでしょうか。
この項に関しては、バランスを取るのが難しいので、こんな選択肢もあるよって感じで頭に入れとくに留めるのが良いと思います。
戦術Ex メンタル、体調管理
もしかしたらここが一番重要かもしれません。
皆さんは一日中麻雀が打てますか?
「打てます」って答える方が少数派でしょう。
いたとしても
常に集中して打てますか?
と質問を変えたらだいぶ減るでしょう。
基本的に無理です。麻雀は頭脳ゲームの側面も持っているので集中して打つと疲労します。
疲れると変な放銃や上がり逃しが増えてしまいます。
これにより何が起こるか。メンタルが崩れていきます。
メンタルが崩れると変な放銃や上がり逃しが増えます。
悪いループですね。
冷静さを欠いている、集中力を欠いていると自覚したら休憩しましょう。
辛くなったら、現在出ている大会を諦めるのも一つの手です。
今回の大会がダメでも世界が終わるわけではないのですから。
次頑張ればいいと切り替えていくのもメンタル管理の一つです。
また、集中するために前日はしっかり寝てしっかりご飯を食べましょう。
これは人生の基本です。私はできていません。
さいごに
この記事は麻雀の大会に出ることを勧めるものですが、これだけは伝えます。
麻雀といえば大半の大学生が通る道と言っても過言ではないですが、それに時間を割きすぎて他のことを疎かにするのはよくないです。
麻雀は一半荘で三十分以上は余裕でかかるのですぐに時間が溶けます。
時間管理には気をつけましょう。
また、負けが続くと精神的にダメージを受けたりもします。
あくまでゲームとして付き合うならば、一度離れることも考慮してみるといいと思います。
楽しいから、息抜きのためになどプラスの要因でやるはずのゲームで精神をすり減らすのは本末転倒なのではないでしょうか(そのゲームを仕事にする人は除く)。
私は、いい距離感で付き合うことを推奨します。
ここまで駄文を読んでくださった方には感謝を述べます。ありがとうございました。
では、
補遺
この記事を見て大会に出ようと思ってくれた方には感謝の舞を捧げます。
「一緒に打ったら楽しそう」や「倒したい」のように私と打ちたいと思ってくれた方、歓迎です。
DMなどで連絡をくれれば(大体)打ちます。
また、内容薄いと思った方、申し訳ないです。。。
それぞれについて詳しく説明すると一記事として長くなり過ぎてしまうのと、初心者でも読み流せるくらいの内容にしようと思い、こうなりました(逃げ)。
もっと詳しく知りたい方は前述の多井さんや平澤元気さんのチャンネルなどを見たり、色々な人のnoteを読んでみたりしてください。
もしくは、私に対して「書け」って言ってみてください。気分次第で書きますw
では、今度こそ
夏のブログリレー、明日の担当は@Yukikurageさんです!