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2021年9月10日 | ブログ記事

すぐに使えないSynth1プリセット集

この記事は夏のアドベントカレンダー2021・34日目の記事です。

こんにちは、19のリキッドです。普段はサウンド藩などで楽曲制作を行っています。個人サークル「華力発電所」ではコンセプチュアルなCDを制作したりもしています。SpotifyとかApple Musicとかで聴くことができるので是非どうぞ。

さて今回の記事は、みんな大好きSynth1です。Synth1はDaichiさんが開発した、アナログシンセサイザーのモデリングプラグインです。誰でも無料で使うことができるにもかかわらず、オーソドックスなアナログシンセサイザーとしての機能が一通り揃っており、音も非常に良いことで知られています。
私の楽曲にはよくシンセサイザーサウンドが登場しますが、その8割以上がSynth1で作られています。その中から、「すぐには使えないけど見せびらかしたい」プリセットを紹介したいと思います。

Bright Lead

Bright Lead

その名の通り派手なリードです。
CH1はSawをDetuneしてSupersaw的な音にしてあります。
CH2はピッチをずらしたSquareをCH1と同期して、半々くらいで混ぜてあります。こうすることで、普通のSupersawとは一味違った派手さが付加されます。あとLFOを見るとSquareのPulse WidthにModulationが掛かっています。これは意味があるのか分からないですけども。
ADSRは特に言うことないです。派手さの演出のためにReleaseが少し長めに設定してありますね。
Filterは深めに掛かっているように見えますが、Amountが一番上まで上げてあるのであんまり掛かっていません。Resonanceが強調されており、これも特有の派手さに寄与しています。
エフェクト類は何も掛けていません。最後に3つUnisonしてDetuneを掛け、Spreadを最大にしてステレオ感をマシマシにしてます。

Simple Bass

Simple Bass

シンプルなベースです。
CH1はSawそのママ。CH2でなぜかTriangleを若干混ぜてますが、これは意味無しだと思います。
この音のキモはFilterですね。アタックだけ出したいので、Frequencyをがっつり下げてDecayとSustainをいい感じにしてます。
更に超短いDelayを掛けて、アタックの金属っぽさを強調しています。
最後にまたUnisonで3つ重ねて音を太くしてあるみたいです。

ちなみに打ち込みの段階ではさらに2オクターブでUnisonしてます。なんだそら。

Shamisen Arp

Shamisen Arp

三味線的な音です。コレも元々はただのSawですね。
CH1では普通にSawを出し、CH2でピッチをずらしたSawをSyncしてます。
Modulation EnvelopeがONになってますが、これはOSC2のPitchに掛かっています。三味線のアタック特有のシャクリみたいな所を作っていますね。
LFOは意味なしですね。消し忘れです。
ADSRは見たまんまですね。
問題はやっぱりFilterです。これもアタックを強く出したいので、Sustainを下げてResonanceを強調してあります。
あとは空間を演出したかったのでDelayを掛けたり、Unison掛けてSpreadを最大にしてます。

Letro Strings

Letro Strings

ストリングスパッド的なやつです。
CH1・CH2ともにSawですが、CH1は軽くDetuneして、CH2はピッチをズラしてそれぞれ厚みをもたせています。
LFOは両OSCのピッチに掛かっています。ビブラートを掛けることで他の音から浮いた印象を与え、奥行きをもたせています。
ADSRはPadにありがちな設定になってると思います。
FilterではSawの尖った感じを和らげるためにLPFを用い、Resonanceで音を整えています。
最後にさらに厚みを持たせるためにUnisonしてDetuneを掛けています。

Distorted Arp

Distorted Arp

いかにもアレなアルペジオです。
Oscillatorは単純なSawですね。LFOはまた意味無し切り忘れです。Arpeggiatorは好きなように設定してもろて。
この音のキモはEffectです。Analog Distortion 1はこのように独特な歪み方をします。カコイイ!ctrl1がDistortionの掛かり具合、ctrl2がPost LPFのFrequencyです。デフォルトの状態でかなり深めにLPFが掛かっているのですが、若干高域がうるさかったのでDistortionの前段でLPFを掛けていますね。
個の音を使っているプロジェクトでは遠目に音を配置したかったので、DelayとChorusを掛けて、Unison+Detune+Spreadも掛けています。

Stereo Resonance

Stereo Resonance

ベースを強調したりできるアレです。Acid的な。ビブラートとFilterの掛かったSawが左右でウネウネしてるだけですね。
右側のVoiceセクションでLegatoを選択して、Filterが連続して動き続けるようにしてあります。

飽きたのでまとめ

まだまだプリセットひっくり返せば色々あるんですけど、書くの飽きたので終わりです。即戦力にはならないかもしれませんが、どうぞパクって使ってみてくださいね。

明日は@Zの記事です。お楽しみに。

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この記事を書いた人
liquid1224

traPサウンド藩の浪士です。はやく老師になりたい。

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