この記事は、traP夏のブログリレー21日目、及びHgame班ブログリレー3日目の記事です。
自己紹介
皆さん初めまして。21Bのmeraといいます。traPではゲーム制作とDTMとビジュアルノベルゲームを中心に活動しています。
春からキラキラ大学生!!! でも自粛生活...
皆さんは「大学生」という単語を聞いて何を思い浮かべるでしょうか? 難しい講義、最先端の研究、就職活動、サークルメンバーとの交流等々、真っ先に思い浮かべるものは人それぞれでしょう。しかし、およそ一般的と言われていた大学での活動は感染症の拡大により大幅に制限され、もはやかつての大学生活は遠い過去の記憶となりつつあります。
そんなわけで
けれども、活動が制限されているからといって毎日をただただ何もせずに過ごしているようでは虚無感が募るだけでしょう。恋人の1人でもいればいくらか虚無感を誤魔化せそうなものですが、こんな状況、ましてや東京工業大学という環境では出会いに期待することさえ難しい。テニスサークルがしっかりテニスをする大学なんて前代未聞ですからね。そこで、異性との触れ合いを楽しむことができ、外出するというリスクを冒す必要もなく、適度に時間を潰すことができるビジュアルノベルの出番というわけです。
活動記録
この真理にいち早く気付いた私は合格発表直後から様々なメーカーのゲームをプレイしました。以下、最近プレイしたゲームで面白かったものをいくつか紹介していこうと思います(作品リンクはほとんどR18なので、ご注意ください)。
喫茶ステラと死神の蝶
主人公、高嶺昂晴は何気ない学生生活を送っていた。
だがある日、不慮の事故で命を落としてしまう。
そこで予期せぬことが起きた。
死んだはずだった高嶺昂晴が、目を覚ましたのだ。しかもそれは──死ぬ当日の朝だった。
わけがわからないまま、もう一度、同じ一日を過ごす。
予知夢やデジャブのようなものではなく、一日の流れが全く同じ。
あまりの事態に恐怖を覚えながらも、死んでしまった、事故の場所を訪れた。
そして事故の瞬間──
彼は“死神”と“人語を喋る猫”と出会った。そして告げられる言葉。
『死はまだ回避できていません』
高嶺昂晴は死ぬ運命から逃れるために、死神の仕事を手伝うことになる。
その方法とは、何故か喫茶をオープンさせることであった。世界を巻き戻し、“死”という現実を乗り越えた、高嶺昂晴。
だが引き寄せる“死”の因果からは逃れられない。
これは、己の運命と世界に挑みつづける1人の男の恋の物語──なのかもしれない?
いきなり大手メーカーの作品を挙げるのもどうかと思いましたが、面白かったので紹介させてください。皆さんご存じゆずソフトの第11作目の作品ですね。ゲーム自体は発売直後に購入していたのですが、受験やらなんやらで全√攻略できていなかったのでこの機会にプレイしました。流石はゆずソフトというべきか、安定の面白さでしたね。
ソーサレス*アライヴ!〜the World’s End Fallen Star〜
その日、眩い光が流れた――
ごく平凡な生活を送っていた少年、折見公輝が見た一筋の光。
それは、新たな世界への招待状だった。光の洪水に飲み込まれた後、目を覚ました彼が目にしたのは
“見知らぬ大地”と“空に浮かぶ学院”そう、そこは公輝がそれまで暮らしていた“普通の世界”ではなく、
魔力が人の序列を決める“魔法の世界”だったのだ。憧れの少女とよく似たアキナ=ランドールとの出会いを経て、
強い魔力を持つエリートたちが集う学院に、小間使いとして拾われることになる公輝。魔力がすべての序列を決める世界で、まったく魔法を使えない公輝には、
光明の見えない生活が続くかと思われた。しかし、公輝の拾われた学園には、高めた魔法の力を競い合うためのひとつの花形競技が存在した。
総合魔法競技――“レイヴ”
それが、公輝と少女たちの絆となる、運命の競技の名前である。
Fluoriteの処女作です。何となくバトル系をプレイしてみたくなってDMMを漁ってみたところ、この作品がセール中だったので購入。序盤のなろう作品感が否めないものの、後半からのストーリーの盛り上がり方が凄まじく、気付けば夢中でシナリオを読み進めていました。
2ndOPが素晴らしいので貼っておきます(若干ネタバレが含まれているので、ご注意ください)。
景の海のアぺイリア
名前も顔も居場所も知らない。
実在するかさえわからない。お前を必ず見つけ出す――
『このメールは未来から送信されている』
2045年冬。
双葉学園萌えるAI研究会に所属する桐島零一は、
偶然にも自我のある人工知能アペイリアの開発に成功する。触れてみたい、とパソコンの中の彼女が言う。
零一はAI研究会の部員たちと共に、デジタルの彼女に触れる方法を模索する。そしてアペイリアの機能を使い、完全没入型VRMMO【セカンド】を作った。
剣と魔法、科学の融合したその仮想世界は第二の現実で、
彼らは馬鹿騒ぎをしながら冒険を始める。だが、【セカンド】は制御の利かない危険なゲームだった。
仮想世界に囚われたアペイリアを救うため、
零一たちは命懸けでログインするのだが……自我を持った人工知能と
彼女を開発した零一。
そしてその仲間たちが贈る、
恋と青春の科学冒険ファンタジー。――やがて彼は、一つの仮説に辿り着く。
アペイリアを奪おうとしている、何者かの存在に。
シルキーズプラスDOLCEの作品です。文系のサクラノ詩、理系のアぺイリアと言われるところのこの作品ですね(諸説あり)。Hgame班の先輩にお勧めされたのでプレイしましたが、予想以上に理系の内容で驚きました。細部にわたってシナリオが作りこまれており、「良くこんなシナリオ思いつくな...」と思いながら進めていました。ネタバレになるのでこれ以上は語りませんが、是非ともプレイしてほしい作品ですね。
こちらもOPが素晴らしいので貼っておきます。
今やってる、これからやる予定のゲーム
せっかくなので紹介します。機会があればいずれ感想書きます。
月姫 -A piece of blue glass moon-
ああ───今夜はこんなにも、月が綺麗だ───
幼い頃、事故によって大怪我を負った遠野志貴。
追いやられるように遠縁に預けられ、穏やかな日常を送っていた彼の元に、父・槙久の訃報が届く。実家に呼び戻された彼を待っていたものは、父から当主の座を受け継いだ妹の秋葉、そして二人のメイドだった。
新たに始まる遠野家の長男としての生活。
古くからの因習を受け継ぐ一族。
自分とは釣り合わない豪邸での暮らし。
過去の風景に記憶の断片を呼び起こされるなか、
遠野志貴はヒトのカタチをした生き物とすれ違い──1999年に同人ゲームとして制作され、
今なお語り継がれる伝奇ビジュアルノベルの傑作『月姫』
20余年の時を越えて、ここに新生!!
はい、今年一で楽しみにしていた作品です。諸事情により発売日に購入することはできませんでしたが、無事手元に用意できました。夏休みなので、時間を気にせずじっくりと型月世界を堪能しようと思います。
創作彼女の恋愛公式
今年から従姉妹の家に移り住むことになった主人公・鏡寿季
寿季は上京するにあたり、ある想いを胸に秘めていた。それは、失ってしまったクリエイターとしての力を取り戻すこと――
かつて、寿季は幼馴染の少女がいた。
その名は、彩瀬逢桜。幼い頃から傍にいて、創作に関しては良きライバル関係だった。
しかし、年齢を重ねるうちに自分と逢桜は何かが違うんだと思うようになっていく。
その後、逢桜は家の事情で東京に引っ越してしまう。離れ離れになった寿季と逢桜は手紙で近況を話しながら、互いの書いた小説を送りあっていた。
しかし、進学を境にぱったりと逢桜からの連絡が途絶えてしまう。それでも寿季は創作活動を続け、同人ゲームを製作し、さらにはライトノベルで商業デビューを果たしていく。
順調にクリエイターとして成長していった寿季だが、半年前のとある出来事を境にスランプになってしまう。
同年代のクリエイター達と同じ時間を過ごせば、刺激になってスランプを脱出できるかもしれないと考える。
そこで都内にある様々な分野のクリエイター達が集まる私立才華学園への入学を決意する。――そして、春。
無事に才華学園に合格した寿季は上京し、東京で偶然にも逢桜と再会する。
新ブランドAino+Linksの処女作らしいです。創作をしている少年少女たちの物語だそうで、クリエイターの端くれである自分としても、今から発売日が楽しみですね。
最後に
いかかでしたか?私はまだまだ初心者の域を越えないゲーマーなので多くを語ることはできませんが、ビジュアルノベルの良さを少しでも伝えられたら幸いです。またどこかでお会いしましょう。
明日はcomingさん、Hgame班のリレーの方はonzwさんの担当です。お楽しみに!