本記事はtraP夏のブログリレー8月14日の記事、そして2020年12月6日~13日に開催された部内ハッカソンの報告記事です。
2020年に開催された
部内ハッカソンの報告記事です。
あまりにも遅すぎますが夏のブログリレーに便乗して記事を書きました。(二回目)
チーム紹介
メンバー
- [19B]@Fogrex (TA)
- [19B]@d_etteiu8383 (グラフィック)
- [20B]@reyu (プログラミング)
- [20B]@Z (プログラミング)
- [20B]@Aristoteles (サウンド)
チーム名:RayTracer
作ったもの
今回私たちの班は「Janken Simulator」という3Dじゃんけんゲームを作成しました。
このゲームは以下のリンクからブラウザで遊ぶことができます。
https://hackathon20_winter_09.trap.show/hackathon20_winter_09/
ゲーム概要
ルールはいわゆる「たたいてかぶってじゃんけんぽん」です。
たたいて・かぶって・ジャンケンポンは、2人で行うお座敷遊びの一種である。
プレーヤーはじゃんけんによって攻撃権を取得し、相手が防御を行う前に相手の頭を叩くことを目的とする。
たたいて・かぶって・ジャンケンポン - Wikipedia
たたいてかぶってじゃんけんぽんを繰り返し、相手を3回叩くことができれば勝利、3回叩かれたら敗北です。
このゲームではキーボードとマウスを用いてプレイヤーの"手"を操作します。操作はやや複雑ですが
- S:小指と薬指曲げ
- E:中指第一第二関節曲げ
- D:中指第三関節曲げ
- R:人差し指第一第二関節曲げ
- F:人差し指第三関節曲げ
- Space : 親指曲げ
- 右ドラッグ:手首回転
- 左ドラッグ:手平行移動
- マウスホイール前後:手首上下
となっています。
ゲームが始まると、まずプレイヤーは適切に指を曲げてじゃんけんを行います。もし適切な手が出せなかった場合(グー・チョキ・パーのいずれでもない指の曲げ方をした場合)、相手の得点となってしまいます。
適切な手を出し、じゃんけんに勝利すると攻撃することができます。相手がヘルメットの盾を構える前にピコピコハンマーを掴んで叩きましょう。
じゃんけんに負けた場合は、相手が叩いてくる前にヘルメットの盾を構えましょう。
もたもたしていると相手に叩かれてしまいます。
以上をどちらかが3回叩かれるまで繰り返し、決着を付けます。相手は3レベルの難易度から選ぶことができます。それぞれ「Joshi Shogakusei」、「Joshi Kousei」、「GOD」です。相手のレベルが上がるとじゃんけん後の攻撃/防御までの時間が短くなります。
開発
今回のハッカソンテーマは「いし」「はさみ」「かみ」の三つでした。チームメンバーが全員ゲーム制作を希望していたので、ゲームを作ることはすぐに決定しました。が、あきらかにじゃんけんを意識したテーマだったので、じゃんけんをモチーフにした単純なゲームでは他の班との差がつけられません。そこで、Hand Simulatorのような操作方法を採用し、「操作を難しくする」ことでじゃんけんに捻りを加えることにしました。グラフィック素材担当の@d_etteiu8383が3Dに強かったこともあり、Unityを利用した3Dゲームの作成に決定しました。
結果
最終発表時のアンケート結果から、総合得点2位を獲得することができました!「じゃんけん」というありきたりな題材から、みんなに楽しんでもらえるゲームを生み出すことができて良かったです。
感想
d_etteiu8383
「1週間でハンマー、盾、3体の3Dモデルをキャラクターデザイン含めて作成し、じゃんけんに必要な各種アニメーションを作成する」というかなり無茶なことをよくやり遂げたなぁと自分でも驚いています。既に持っていた自作の素体を流用したり、ゲームプレイ時に見えない部分は徹底して手を抜くなど作業スピードを上げる工夫はしていましたが、今改めて同じことをやれと言われたら普通に断るレベルで大変だったのを覚えています。「キャラクターモデルがかわいい」と多くの方から言っていただけたのが嬉しかったです。また、3DモデルのUnityへのインポートについてこのハッカソンで学ぶことができたのも良かったです。
Z
ついこの前本家hand simulaterをtraPのメンバーとやりました。一緒に爆弾解除めっちゃ楽しかったです。
操作が下手でデバッガーにもなれませんでした。
Fogrex
半年たったので全てを忘却しました
SimpleIKというプラグインを使ったんですが、始点と終点を指定するだけで†いい感じ†に関節の動きを計算してくれるのでIKって偉大なんだなと思いましたね。
キーボードの入力数の上限があることに開発の途中で気づいて、泣く泣く同時押し数を減らすように直したのを覚えています。確か減らしてもキーボードの通信規格が古いと同時押しできなくてパーしか出せないみたいな状態になるので、遊べない人には『†本当に申し訳ない†』。
reyu
Unity経験も3D経験もなく、かなり椅子を温めていたような気がします。
半年以上前のイベントの参加記となりましたがここまでご覧いただきありがとうございます。
明日のブログリレー担当は@Fogrexさんです。楽しみ~