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2021年4月9日 | ブログ記事

突然PCファンが轟音で回るようになって頭抱えた話【新歓ブログリレー2021 32日目】

この記事は、新歓ブログリレー2021の32日目の記事です。

これはなんですか?

せっかく新しくパソコンを組んだのに前のパソコンのグラボ(GTX970)を使い続けるしかなかった哀れな自作erがグラボを延命させる話です。

前置き

GeForceの3000番台、Ryzen5000番台といった新製品が2020年の9月~11月くらいに発表され自作界隈は大きくにぎわいましたが、慢性的な品薄・不定期の少数入荷ばかり。

奇跡的に5950Xを確保したのでグラボは古い物を使いまわして新しく組むことにした矢先…

LoLするだけでCPUの温度が80度を超えてしまうようになりました。

ここではLoLの話はしないんですが、簡単に言うと「最近(2020年)までDX9を使ってたいうほど重くないゲーム」でGTX970でも200fpsくらは余裕で出ます。(ゲーミングモニタではないので60fps固定にしている)

バリバリの高画質で、ガッツリ負荷がかかるようなゲームじゃないのに80度まで上がってしまい対策せざるを得なくなりました。

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ここでは77度で80度には達していないのですが、時々80度を超える場面が出てきてしまいました。

原因究明 その1

もともと5950XというCPU自体がコア数も多くかなりの高クロック(2015年くらいだとAMD FXシリーズしか成し得なかったような高クロック)なので発熱量が多く、それ故にこのCPUは大型の空冷クーラーないし水冷クーラーが推奨されています。

個人的に載せたかった空冷クーラーがあったので水冷ではなく空冷を選んだのですが、かなり大型のもの(R1 Ultimate)を選んだのでクーラーのスペック不足は疑いませんでした。

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というのも、OCCTというCPUに負荷をかけるテストを回しても65度~68度くらいに収まっておりCPUクーラーの冷却性能に不足があるとは思えません。

原因究明 その2

前のデスクトップは前面がメッシュになっておりエアフローがしっかりしている印象でした。

しかし今回組んだケース(NZXT H710)の前面に通気口がなく前面の縁に穴がありそこから吸気する方式です。
その為いままでよりもより一層エアフローに気を使う必要があると考えファンの向きを変えることにしました。

80度を観測した時、前面のファン120mmx3吸気、天面のファン120mmx3排気、背面のファン120mmx1排気となっていて吸気よりも排気のほうが多い負圧のレイアウトになっていました。
そして、背面からの空気はとても熱いが、天面から出てくる風はあまり熱くなく、入ってくる空気のが無駄に排気されている可能性が出てきたため天面のファンも吸気のレイアウトにしました。

すると72度にまで落ち着くようになりました。
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72度~75度くらいを行き来するようになっています。

エアフローでここまで変わるのかとかなり疑問に思いましたが温度が下がれば正義なのであまり考えないことにしました。

原因究明 その3

原因1,2ではすぐに試せてお金のかからない対策や原因究明をしてきました。しかしもっと下げるとなるとお金のかかる対策も視野に入れないといけなくなります。

原因究明その1,2でなんとなくわかると思いますが、いままでの試行で「CPUだけを酷使してもそこまでCPU温度は上がらないが、グラボの使用率が上がると途端にいろんな箇所の温度が上昇し背面から熱風が吹き荒れる」という説が出てきました。

グラボのファン掃除は定期的に行っているものの、使っているグラボが3ケタ台最後の世代のGTX970であり、発売開始から6年半くらい経っている為「熱を伝えて放出するところがヘタってきている」可能性が出てきたのでグラボのサーマルグリスの塗り替えを行うことにしました。

本来グラボを分解すると保証が効かなくなるのですが、そもそも買ってから6年くらい経っており、そうなったグラボを保証してくれるものなんて何もないので動かなくなったらなったでGTX970を使う前に使っていたGTX960でも使えばいいので思い切ってすることにしました。(GTX970は2018年くらいに中古のものを買って960から載せ替えた)

ということで分解した結果、思った通りグリスがカピカピになっており爆熱の原因となっていました。
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グリスをできるだけふき取り、新たにグリスを塗ることにしました。

また、GPUダイ周辺には大量の小さなチップコンデンサが付いており、ふき取り作業でとれてしまう可能性があったのであまり周辺部はふきとっていません。

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気になる結果は…?

70度かそれを下回るくらい(68度くらい)にまで抑えることができました。
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今回の熱源であったグラボもグリス塗り替えのおかげでゲーム中でも65度程度にまで落ち着くようになりました。

背面から出る風もお部屋を28度にする熱風から生ぬるい風になりました。

おわりに

本当はGTX970ではなくRTX3080を積みたいのでGTX970でも温度が80度になってしまうと冷却性能でRTX3080をあきらめざるを得なかったので何としても解決したかったので解決してよかったです(小並感)。

自作PCはいろいろ自分で解決しないといけないですが、自分で解決すること・解決に至るまでにしたこと・どうやったら解決するかを考えるのはとても楽しいのでぜひやってみてください。

ここで紹介した手法はあくまでも一例であり、かならず効果を保証するものではありません。

保証期間中にグラボを分解すると保証受けられなくなるのでくれぐれも注意を!

明日の担当者は @kururin です。楽しみですね。

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この記事を書いた人
Kejun

福岡県民です。

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