この記事は新歓ブログリレー21 34日目の記事です。
19Bのmazreanです。
普段はSysAd班という部内サービスの運用・開発を行っている班でanke-toというサービスの開発をしています。
最近はCPCTFという新歓イベントで忙しくなっていて4/3のブログリレーをすっぽかしたりしました(おい)
忙しくなる前にオンラインの技術系イベントに行くのにハマっていたのでこの記事ではオンラインイベントについて語っていきます。
オンライン技術系イベントとは
ここで言うオンライン技術系イベントとは、connpassなどで紹介されているイベントの中でオンラインでもののことです。
中心の技術の種類は様々で、機械学習やバックエンド、GoやRubyなどの言語ごとのものや、アジャイルなどの開発手法について、企業が社内で使われている技術について発表しているものまであります。
新型コロナウイルスの影響で多くのイベントがオンラインで開かれるようになり、だいぶ増えたように思えます。
オンラインであることのメリット
従来の技術系イベントには主催者・参加者ともに技術について学べる、それぞれの技術のエキスパートと繋がれるなどのメリットがあります。
この技術系イベントをオンラインで行うことで更にメリットがあります。
まず、物理的な距離に関わらず参加できます。オフラインの場合は特定の会場に集まる必要があり、参加したくても物理的な距離の問題で参加できない場合が多くありました。これがオンラインでやることで解決され、極端な話沖縄からでも北海道で開かれているイベントに参加できるようになりました。これは参加者だけでなく主催者にも参加者が増えるというメリットがあります。
また、初参加者の精神的な障壁が減ります。オフラインイベントの場合、大抵イベントの主催者と参加者で良くも悪くも1つのコミュニティができていることが多いです。そのため、純粋に技術に興味があっても、初めて参加するにあたって精神的な障壁が発生し、参加をためらいがちです。オンラインイベントでは人間関係が大きく影響せず、参加がしやすくなります。
これらの理由で、人気のある技術を扱うオフラインイベントをオンライン化すると、参加者が大幅に増える傾向があるように思えます。自分が参加したイベントでは数千人規模のものもいくつかありました。
オンラインであることのデメリット
当然オンラインであることによるデメリットもあります。
まず、主催者・参加者の交流が減ってしまいます。オフラインイベントでは物理的に人間同士が会うため必然的に人間関係が生まれます。技術系イベントの主催者・参加者は多くの場合その技術に関する関心が高いため、この人間関係は技術的にプラスになることが多いです。しかし、オフラインイベントでは主体的に人間関係を築こうとしなければ人間関係は生まれません。イベントによってはdiscordを用意することなどで交流が生まれやすい環境を作ってはいますが、やはり、人間関係を得るにはオフライン時よりも主体的に交流をしていく必要があります。
また、発表者側の不安感が発生します。オフラインイベントでは基本的に発表者は参加者の反応をみつつ発表をでき、しっかり聞いてもらえていることが見えています。しかし、オンラインイベントでは通常参加者の顔が見えません。極端な例ですが、表示上の参加者が300人いても実際には全員寝ていてただ太りで話しているような可能性もあります。自分も小規模なオンラインでのイベントを行ったことがありますが、オフライン時よりも発表時の不安感が大きかったです。これに対しては参加者にチャットで反応をすることを推奨するなどで改善はできますが、発表中にチャットを見るのは簡単ではなく、なかなか完全に不安をなくすのは難しいです。
オンライン技術系イベントに参加してみよう
オンラインであるがゆえのデメリットがあるのは事実です。しかし、この1年オンラインイベントが多く開かれる中で、デメリットを解決しメリットを生かす、オンラインに適したイベントが開かれるようになっています。
ここではオンラインイベントに初めて参加するにあたっての流れを紹介します。ここで書いている流れが全てではないですが、1つの参加しやすい流れとは思っています。
イベントを探す
まず、参加するイベントを探していきます。
自分は大抵connpassというサイトでイベントを探しています。このサイトでは自由にイベントの開催、参加者募集が行うことができ、多くの技術系イベントが登録されています。興味のある技術に関するグループに入っておくと、新しいイベントの通知が来て参加がしやすいです。また、RSSもあるためFeedlyなどで購読しておくとイベント開催情報が入手しやすくなります。
イベントを選ぶ
オンラインの技術系イベントには勉強会形式、LT会形式の2つが大まかにあると思います。勉強会形式ではzoomなどをつないで相互に技術的な話をするような形式で、人間関係が生まれやすいという特徴があります。対して、LT会形式は発表者が参加者に技術関連の10~30分程度の発表を行い、参加者は主催者に質問をするような形です。
自分は、初めて参加する場合はLT会をお勧めします。理由としては、人間との辛味が発生せず気楽に参加ができるからです。自分もよくラジオをきく感覚で作業をしながらLT会形式のイベントを見ています。
イベントに申し込む
イベントによっては申込み不要で参加できるものもありますが、多くのイベントでは申込みが必要です。
connpassの場合、基本はアカウントを作り申し込むだけです。注意点としては参加者は基本的に誰でも観ることができ、GitHubやTwitterと連携している場合はそれらも表示されるので、それらを見られたくない人はアカウントを紐付けないようにする必要があります。
イベントに参加する
基本はzoomなどに参加するだけです。発表する側はちゃんと聞こえているか不安な場合が多いので、良識の範囲で積極的に反応を返されると嬉しいです。
イベント参加後
イベント参加後にはアンケートのお願いがあることが多いです。大抵は次回の開催に生かすためのものなので素直な感想を返していただけると主催者は嬉しいです。
まとめ
オンライン技術系イベントは気軽に参加でき、技術について学べるため積極的に参加すると良いと思います。
この記事で興味をもった方がいれば積極的に参加してみてください。
最後にちょっと宣伝
traPの新歓でも多くのオンラインイベントを開いています。LT型のものが多く、どれも参加しやすいものとなるよう心がけているので興味があれば参加してみてください。