こんにちは、mds_boyです。
この記事は、traP夏のブログリレー9月16日の記事です。
今回はゲームを作ることの話をします。
ゲーム制作
ゲームの制作経験を積む
何でもそうですが、たくさん経験することって大事ですよね。
ゲーム制作においても、制作経験を積むことは重要なことです。
ゲームのアイデアを思いつく → 実際に作り始めて試行錯誤 → 完成
というのがゲーム制作の大まかな流れです(雑ですが)。
この一連の流れを何度も経験することで、
- 実装を見越してアイデアを考えられるようになる
- 言語/ライブラリなど開発環境に慣れる
- 実装力が向上することで思いついたアイデアをしっかり形に出来るようになる
などのメリットがあります。
これ!というアイデアがあれば長期で制作するのもアリですが、そうでない人は短いスパンでたくさん作ることで、†圧倒的成長†しましょう。
どうすれば制作経験を積めるか
さて、そうは言っても自発的にゲームを作り続けられる人ばかりではありません(そういう人はすごい)。そういう場合、何かしらのイベントに参加してゲームを作る機会を設けるのが良いと思います。
いくつかのテーマを元に数時間から数日でゲームを作るイベントとして、ゲームジャムやハッカソンなどがあります。
こうしたイベントに参加することのメリットとして、
- 短い時間で一連の流れを経験できる
- 他人の作品を遊んで色々と学べる
などがありますね。
traP内でも、そういったイベントが開催されています。
traP3Jam
traPでは年に1、2回ハッカソンが行われる他、オンラインでゲームを作るイベントtraP3Jamが不定期開催されています。
traP3Jamの紹介記事はこちら
traP3Jamは、その名の通り(?)3時間でテーマに沿ったゲームを作るイベントです。
traP1drawやtraP2dtm系列ですね。
テーマが発表されてからアイデアを考える時間が1時間あり、その後の3時間で実装を行います。開発環境は自由で、ライブラリ作成などを事前にするのはOKです。
3時間というのは作ったことがある人からするとわかると思いますがかなり短く、アイデアを出す段階から実装のしやすさ、実現可能性を考える必要があります。またそれなりの実装速度が求められるので、参加すると良い経験になると思います。
参加は部内限定ですが、過去作品にはブラウザで遊べるゲームもあるのでぜひ遊んでみてください!
Twitterのハッシュタグ#traP3Jamを見ると、いくつか過去作品へのリンクがあると思います。
遊んだらぜひTweetしてくださいね!
過去作品の紹介
さて、僕が過去に作った作品をいくつか紹介しようと思います。
「sinおえかき」
第10回 テーマ:「振動」
確か初めてJavaScriptで作った作品ですね。
振動からsin波を連想して、曲線を十字移動で頑張って書くの面白そう、と思って作りました。
部外の人にも割と遊んでもらった作品です。
「犯人はこの中にいます!!」
第12回 テーマ:「範囲」
範囲(hanni)と犯人(hannin)をかけています(わざわざ言う必要ある?)
単純な操作で、密集地帯を推理するゲーム性にしました。
こういうゲームすきです。
「止まってほしい」
第16回 テーマ「とまる」
「とまる」から時を止めるを連想して、時を止めて回避するゲームを作ろうと考えてこうなりました。
最初は自分のボールは一つだった(多分)が簡単すぎるので増やしていい感じになりました。
時を止めると色反転するの、ありがちだけどすきです。
「じゅんばんとつげき」
第17回 テーマ「順番」
ボールを発射して「順番」に円を通過しようというゲームです。
四方のどこから出発するか、反射を利用してボールの消費を減らすことが重要です。
後半になると運が悪いと不可能になります。
「0和ゲーム」
第21回 テーマ「れい」
和を0に近づけた方が勝ちです。
他の札を考慮して、どれが残っても大丈夫なように選ぶのがコツ。
短時間制作のポイント
アイデアを出す段階で実装できるか考え、また完成したら本当に面白いのか?を考えることが重要です。実は面白くない、と後で気づいたら修正するのは結構大変です(これは短時間に限らず)
ステージをいくつも作るのは難しいので(作っている人もいますが)、ある程度のランダム要素を入れて行けるところまで行く方式が作りやすいですね。また、スコアを競う要素を入れると、繰り返しプレイしたくなるので有効だと思います。
どのゲームでも使うような機能は事前に自作してライブラリとして持っておくと、本筋のゲーム制作に集中できます。
後は慣れですね。とりあえずやってみるのが大事。
最後に
紹介していて思いましたが、僕は自分の作ったゲームが割と好きです。
自分が楽しめるゲームを作ることは、モチベーション維持に重要な気がしますね。
ところで、これは偶然なのですが、この記事が投稿された9/16(月)にtraP3Jamが開催されます!
部内の人はぜひ参加してください!!
部外の人も、よければ#traP3Jamに流れてくるゲームを遊んでみてください!
明日の担当はyasuくんです。楽しみですね。