Saltnです。
12/1(土),2(日)に開かれた部内ハッカソンにチームSeek Tracksとして参加しました。チーム名と同名のゲームで最優秀賞を頂きました!投票してくださった皆さん、チームメイトの皆さん、ありがとうございます。記事の作成が遅くなって申し訳ありません。
テーマは「あしあと」、「バーチャル」、「自由」の中から「あしあと」を選びました。姿の見えない動物を、足跡を頼りに捕まえるゲームです。
動画
ダウンロード
ゲームの説明はページ下部にあります。
チームメイト
- eiya
- oribe
- TM
- topaz
- Saltn
制作経緯
チーム結成
今回のハッカソンは、当日テーマが発表され、気になったテーマについて各人アイデアソンを行いました。「あしあと」をテーマにゲームを作りたいという人が集まり、足跡を追う、追われるという形でアイデアがまとまっていきました。その方向で作りたいという人が残り、チームSeek Tracksとなりました(チーム名が決まったのは2日目)。
制作
使用言語がC++に決まり、DXライブラリを使うことが決まりました。しかし、ここで問題が。Mac OSのメンバーが、DXライブラリを使えず、Windowsをインストールするところから始めることに。そのメンバーは午後用事があるとのことだったので、1日目はインストールのみで終わってしまいました。
プログラムはeiya君がゲームの基幹部分や実装の難しい部分を作り、TM君とtopaz君が割り当てられた作業をするという形で分担が決まりました。一方、グラフィックとUIはoribeさん、サウンドとプレゼン準備はSaltnがそれぞれ担当することとなりました。
1日目は進捗と照らし合わせて細かい仕様を決めながら進めたので、結局目に見えて動くものはできませんでした。リソースは足音の画像(7種類)とSE(10種類×4方向)を作って1日目が終わりました。もともと動物の画像も用意する予定でしたが、時間的に制作が難しく、また、足跡を頼りにするというコンセプトをより前面に押し出すために、動物の画像を用意せず、足跡と足音だけを頼りに動物を追ったり動物から逃げたりするという仕様に決まりました。
2日目になると、プログラムの方でも目に見える進捗が生まれ、それぞれの画面での処理ができました。タイトルなどで使うフォントも決まり、足音以外の画像やSE、BGMも実装されました。作業終了の17:00までフルに時間を使い、なんとか遊べるものができました。
プレゼンの後、実際に遊んで貰ったところ、高評価を頂いた同時に、幾つか問題点も見つかりました。例えばハイスコアの保存にバグがあったほか、描画順に不自然な部分があることなどが発覚しました。そのような問題点があったにも関わらず、最優秀賞を頂けました。繰り返しになりますが、本当にありがとうございます。
さて、ハッカソン終了後、主にeiya君の手によって幾つか修正が加えられました。先ほどのハイスコアのバグや描画順だけでなく、当たり判定やマップ外に出たときの表示の修正などが行われ、ページ冒頭にある完成版ができました。プレゼンを行った時よりも遊びやすくなっていると思うので、ハッカソンに参加した方も含めて是非ダウンロードして遊んでみてください。
工夫点・苦労した点
プログラム
- 一日目が終わった時点で動くものが出来上がっていなかった
- 敵のAIをちゃんと作っている(なんと2日で3種類)
- 個性のある動物(なんと2日で6種類)
- 自然な足跡描写処理
- アイコンをちゃんと付けたしファイルの説明をちゃんと付けた
- 当然ツイート機能の存在
グラフィック
- 動物の足跡を、それぞれの特徴がわかるように全種用意した
- 真っ白な背景に、足跡と影の色合いだけで雪景色を表現した
- 俯瞰の構図として自然になるように足跡、障害物、プレイヤーキャラを用意した
- 画像素材は全て自作
- タイトル絵は約一時間で描いた
サウンド
- 動物の種類や地形に合わせて変わる足音(音量のみの違いを含め10種類)
- BGMを含め全て自作
- プレイ中のBGMは足音が聞こえやすいように、わざと最小限のものにした
ゲームの説明
操作方法
決定:Z or Enter
移動:wasd or 方向キー
How to Play:H(タイトルで)
ツイート:T(リザルトで)
足跡の説明
動物
捕まえると得点になる。一部を除いてプレイヤーから逃げる、隠れる
鶏:逃げないでランダムに動く、隠れない、遅い
鹿:速い、得点が高い
鼠:小さい
兎:足跡の間隔が広い
敵
捕まると減点かつ自分や動物の位置が初期化される。プレイヤーやその足跡を追ってくる
狼:速い
蛇:足音が無い