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2018年4月2日 | ブログ記事

チーム制作で進捗を止めないために

はじめに

こんにちは、mds_boyです。この記事は新歓ブログリレー4/2担当分です。

この一年間は SkyHighFight という四人対戦ゲームを作ったりしていました。
サムネの格好いい画像はそのゲームのロゴです。
4/5のゲーム大会で展示する予定なので、良かったら遊びに来てください。

まず始めに、traPでのチーム制作の流れについて簡単に紹介します。

チーム制作

チーム制作についてはSaltnさんのこちらの記事も参考になると思います。

制作の流れ

traPの制作プロジェクトは、基本的に一年を1期(5月辺り~工大祭前)と2期(工大祭後~4月辺り)に分割して、それを区切りとして活動します。
まずアイデアソンを行って作りたいゲームの案を出し、出た案を全体にプレゼンしてメンバーを募集します。(プログラミング班、グラフィック班、サウンド班など班別に募集人数を決めることが多いです)
各々の希望順位から人数がちょうど良くなるように†いい感じ†に割り振って、開発が始まります。
制作が始まると、週一回程度(チームによる)のチーム内定期集会と、二週に一回の全体集会を軸として活動します。

チーム内集会

チーム内の集会では、ゲームの仕様についての話し合いや質疑応答、各自の進捗の確認を行い、次回の集会までの目標を定めます。
集会はなるべく全員が来れる日程にすることが重要です。また大学生は忙しく(?)予定を忘れがちなのでしっかりtraQ(traPの部内SNS)でリマインドしましょう。

集会に来る人が少なくなってきたら黄色信号です。

集会では自分が出来たこと、出来なかったことについてしっかり報告してください。出来なかったとしても恥じる必要はありません。自分には荷が重い仕事だと思ったら誰かに相談したり、他の人にお願いして自分は別の仕事をするのもアリです。

全体集会

traPの全体集会では、進捗報告会と題して各プロジェクトが前回の全体集会からの進捗を部員全員に向けて報告します。目で見てわかりやすい進捗があるとgoodです。
ここであまりにも進捗が見て取れないようだと、プロジェクト存亡の危機かもしれません…


基本的には、集会に向けて進捗を生んでいき、期間内の完成を目指すという方針です。
しかし、制作開始からしばらく経ち、思うように進捗が生めなかったり、長期休暇に突入したりするとモチベーションが下がりがちです。
モチベーションが下がると進捗も生まれず、負の連鎖になって進捗は停止してしまいます。
SkyHighFightも進捗が瀕死になったときもありました…
というわけで、ここからはモチベーションを保つ方法について考えてみます。(この記事の本題です)

モチベーションの保ち方

進捗をprogressチャンネル(or Twitterなど)に上げる

進捗をtraQのprogressチャンネルに上げると、様々なスタンプや修正点の指摘等が飛んできます。
スタンプが貰えると嬉しいです。また、修正すべき点が早めにわかることも多いので積極的に上げていくと良いです。(いい感じのgifを取るのに時間をかけてしまうと若干本末転倒感もありますが)
他にもTwitterに上げる人もいます。いいねが貰えたりRTしてもらえるとモチベーションアップに繋がると思うのでこちらもおすすめ。

作っているゲームをみんなで遊ぶ

制作が進むとゲームが段々と遊べる形になってきます。なるべくチームメンバー全員が遊ぶことが大事です。それに対して感想を言い合ったりするともっと良いです。
多くの人で遊ぶとバグや不満点がたくさん発見出来ますし、何より 自分たちが作っているものが面白いと思えること が大事で、これはモチベーションの維持に大きく関わります。
プロジェクト外の人に遊んでもらうのもアリですね(↓と関連しますが)

機会があれば展示する

外部からの意見は貴重です。traPはゲーム慣れしている部員が多いですが、そうでない人達からの意見は非常に参考になります。
また、楽しく遊んでもらえればモチベーションも上がるとおもいます。
展示する機会としては、工大祭やGAME^3(traP主催)、新歓ゲーム大会など色々あります。
その他の大学生のゲーム展示イベントについてはmaboさんのこちらの記事に詳しく載っています。

また、展示までに一定のクオリティに仕上げようという気持ちになるので、進捗が生まれやすいです。
(締切駆動開発は、短期的には良いですが非常につらいのでほどほどに)

終わりに

というわけで、チーム制作の簡単な流れと、モチベーションの維持方法について紹介しました。
今回はチーム制作について書きましたが、個人制作でも通じるところがあるかもしれませんね。

また、この記事を読んでチーム制作って大変そう、と思った人もいるかも知れません。ですが自分が出来ないこと、わからないことは正直に報告していいですし、チーム内外の人にバシバシ質問しても大丈夫です。
traPはそれが出来る環境が整備されています。
チーム制作で †圧倒的成長† しましょう👊

明日は、この記事でも少し触れたゲーム大会に関するringくんの記事です。お楽しみに。

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この記事を書いた人
mds_boy

ゲーム制作や競技プログラミングをしています

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