おはようございます。新歓ブログリレーn日目担当のrencon_manです。
新入生の皆さん、入学おめでとうございます!
大学生になり、口座を初めて作ったりクレジットカードを初めて作る人も多いかと思います。
しかし、ちょっと待ってください。使う前にちゃんとした知識をあなたは持っているでしょうか?
クレジットカードの上限額とはいったい何なのか?リボ払いとは?ちゃんと理解してから使った方がいいに決まっています。そこで今回はクレジットカードについて知ってもらおうと思います。
何ができるカード?
そもそもクレジットカードとは何でしょう?英語で言うとCredit cardです。ここでおなじみWikipediaさんを頼ってみましょう(大学でレポートなどを書くときはWikipediaさんを参考にしてはいけません。情報の正確性が低いですからね)。
クレジットカード(英語: Credit card)とは、商品を購入する際の決済(支払)手段の一つ。又は、契約者の番号その他が記載され、及び記録されたカードである。英語: creditとは、貸方のこと。
分割払い機能をもつものを、クレジットカード、一回払いのものをチャージカードと呼ぶこともある。それに対して、即時払いのカードは、デビットカードと呼ばれる。
カードにも色々あるんですね( 一一)
つまり、クレジットカードは商品を買うときにお金を支払う仕組みの一つとして使えるカードといったところでしょうか。
実際にクレジットカードを使ってみると、感覚的にはスイカなどのICカードのようにカードを機械に通すと会計が済みます。
それでは、そんなクレジットについてみていきましょう。
なんで物が買えるのか
では、クレジットカードでモノが買える仕組みを説明します。
比較対象として今回は現金とスイカなどのチャージ式のカードを考えてみましょう。
まずは現金です。読者の中には現金で買い物が出来ることに疑問を持ったことがない人もいるかもしれませんが、よくよく考えるとあんなものはただの紙だったり金属を薄くしたものです。ではなぜそんなものでお米とかグラフィックボードなどと交換できるのでしょう?
これは信用という言葉で説明できます。例えば、今私が1000兆円とあなたの言えにあるシャワーヘッドを交換してくれと持ちかけたら応じますよね(少なくとも私は喜んで応じます)ではなぜでしょう?それは。お金で他のものとまた交換できると信用しているからです。
これが現在の通貨制度と呼ばれるものの基本となる考え方です。
ちなみに、初期の日本通貨は金本位制といって紙幣を発行する日本銀行が日本円と金(Ag)を交換することを保証することで円に信用を持たせていました。(現在は金本位制ではありません)
ではスイカなどのICカードで買い物をできるのはなぜでしょう?お察しの通りここでも信用が存在していることが支払いに使える事の根本的な理由になっています。お客がICカードで買い物をした時に、小売店は後でJR等のICカードを管理している会社から(実際には間に代理店が入りますが)お金を受け取れると信用しているから取引が成立して無事にものを売ることが出来るのです。
さらに、ICカードの管理会社にしてみれば先にお金を支払ってくれる(チャージ)ので、購入者自体が信用できるかどうかといった事は問題になりません。
さて、本題のクレジットカードの仕組みに移りましょう。
先ほどと違ってクレジットカードで決済する時に問題になるのは購入者自体が信用のおける人間かどうかです。なぜか?それはお金が後払いになるからです。商品を販売した小売店はカード会社からお金を受け取ります。そしてカード会社は後日購入者にお金を請求するのです。
つまり、クレジットカードで買い物する時には購入者が後日ちゃんとお金を払ってくれる人物かどうかが重要なのです。
さて、クレジットカードには上限額というものがあります。これを毎月カードで使う事の出来るお金だと勘違いしやすいので説明しておきます。
先ほど説明したように、クレジットカードで支払うとカード会社が代行してお金を払う事、つまりカード会社からお金を借りている状態になります。
この、借りている上程にできる金額がすなわちカードの上限額になります。
仮に上限まで使ったとすると、月末にある引き落としでカード会社に支払った(返済した)額だけまたカードで買い物ができるようになる訳です。
また大抵の場合、あなたが信用できる人物だとカード会社が判断できるほどこの上限額が上がっていきます。
さて、クレジットカードには支払いの方法がいくつかあります。
今回は大切になるであろう一回払いとリボ払いについて説明します。
一回払いですが、この支払い方法が一番よくつかわれる方法だと思います(要出典)これは、支払った額を月ごとにまとめて月末に一気に銀行口座から引き落とす方式です。これは分かりやすいと思います。
リボ払いはカード会社に毎月一定の金額を定期的に払い続ける方法です。毎月の支払額が一定なので急な出費で生活が苦しくなることは防げそうですが、大抵の場合この支払方法は利子が掛かってきます。よって買い物した額よりも高いお金を払わなくてはならないだけでなく、支払い期間が長期化すればするほど支払わなければならない金額が大きくなってしまうので、そこら辺の自己管理ができない人にはお勧めできない支払方法であると言えます。
クレジットカードの危ないとこ
クレジットカードを手に入れたそこのあなた。クレジットカードを気を付けて使わないと大変なことになるかもしれません・・・
先ほども説明したように、クレジットカードで買い物をすると実際に手元からお金が無くなるのは二か月ほど先になります。後で支払える予定もないのに楽観的にカードを使ってしまうと・・・良くないですね。数か月後に支払える予定があるのか?支払っても生活が苦しくならないか?よく考えて使いましょう。
また、使った記録を付ける事とカードの使用記録を確認する事を忘れずに行いましょう。
インターネットで買い物をすると分かるかもしれませんが、クレジットカードでの買い物はカードに記載されている数字を誰かに盗み見られてしまうとそのまま買い物に使用されてしまいます。
その時に備えて何日に何円分使ったかを記録し確認しておきましょう。大抵のクレジットカードには他人に勝手に使用されたときの保険が付いているはずなので悪用事態に対してそこまで神経質にならなくてもいいとは思います。
Tuoカードと蔵前カード
さて、どのタイミングだったかは忘れましたが東工大に入学すると二種類のクレジットカードの入会案内をもらうことと思います。一つは大学生協と三井住友カードがコラボしたTuoカード、そして大学の同窓会である蔵前工業会と大学生協と三菱UFJニコスが提供する蔵前学生カードです。
二つのカード、どっちを作ればいいの?という質問に答えるべく、この二つの特徴をまとめておきたいと思います。
Tuoカード
まあ迷ったらこっち作っておけばいいのではというカード。
学食では毎月このカードと学食パスをセットにすると割り引いてくれるサービスが実施されるのでメリットとしては若干高めです。
上限額は5万、10万、30万円から選択可能です。これは各人の利用用途の合わせて決めてください。
さて、このカードにはマイ・ペイすリボというサービスとキャッシングサービスがオプションでつけることが出来ます。
ただし、一回払いや二回払いは手数料が掛からない、つまり買い物で使ったお金の分だけ支払うのに対してリボ払いや分割払いは一定の手数料が掛かってきます。
また、年会費は初年度は無料でかつに二年目以降も一度でもカードを使って決済したら無料です。まあ年に一回以上使う予定がある人はずっと無料であると考えて良いでしょう。
一枚だけ作るならこちらのほうがいいかと思います。(個人の見解です)
蔵前学生カード
こちらは条件なしで年会費無料です。
また、Tuoカード同様キャッシングサービスがついています。
上限額は選択肢がなく10万円となっています。
正直なところ作ってメリットもないけどデメリットもないかなあといった印象です。
最後に
色々と書きましたが、ある程度の知識を持っておけば最悪の事態にはならないはずなので、クレジットカードを作ってみれば買い物も色々と楽しくなっていくでしょう!!
明日はDekaさんの記事です