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2025年8月18日 | ブログ記事

traPに入ってからの音楽体験記

 この記事は夏のブログリレー1日目の記事です。

 こんにちは。25BのIda-jiです。4月にtraPに入り、traPのサウンド班として活動してきたので、今回その活動をここに書いていきます。

traPに入部してみる

 私はDTMを大学に入る前に数年間やっていました。traPにはどうやらサウンド班というものがあって、そこではDTMerがうじゃうじゃいて曲を作って投稿し合っているらしいというのをサークル勧誘のチラシで目にして、とりあえずtraPに入ってみようと思いました。traPの他にもDTM専門サークルがありましたが、大学ではDTM以外のことも広くやれたらなと思っていたので、アルゴリズム班やグラフィックス班など多くの分野の組織を束ねているtraPに決めました。

 入部したのは4/7です。おそらく入部受付の初日だったと思います。私が「サウンド班って現在需要ありますか?」と先輩に聞いたら、「あるよ!めちゃくちゃある!!!」とノリノリで答えてくれたので、サウンド班でも頑張ろうと改めて思いましたね。とりあえず初めはサウンド班とグラフィックス班に所属することにしました。

 traPではtraQという部内専用アプリがあり、そこで部員が雑談をしていたりサークルのお知らせをしたり作品を投稿したりします。私は4/11に初めてそのtraQに自作の曲を投稿してみました。4/5あたり(新入生オリエンテーションが終わったあたり)から作り始めていた曲です。ひょっとしたら25Bの中では最速の作品投稿かもしれません。

中華っぽい曲を作りました。外部に向けて曲を流すのはちょっと恥ずかしいのでやりません。

 「サウンド班、めちゃくちゃ楽しいな」←遅効性のウハウハがやってきました。それからは春ハッカソンまでひたすら曲を作ってましたね。あの頃が一番モチベーションが高い時期でした。二か月間で(上の中華の曲含めて)5曲作りました。作りすぎ。

サウンド講習会

 4月から6月ではtraP内で講習会が盛んに行われます。大学からデジタル創作活動を始めた人がスムーズに成長出来るように先輩方がコツややり方や豆知識を教えてくれたり、先輩にアドバイスをもらいながら実践してみたりします。サウンド班ではこの時期に「音楽基礎講習会」と「DTM基礎講習会」が開かれていましたね。どちらもかなり充実した内容になっていて、凄いなと思ったと同時に「traPに入ってよかったな」とも思えました。すごい後輩思いのサークルで安心。

曲作りWiki

 作曲したくてサウンド班に入ったけどDTM始めたてでどうしようとなっている人に向けてWikiを書きました。traP内でしか公開はしていないです。traP部員で見たい人は私のWikiのページから飛んでもらえたらいいかと思います。後世まで残せるような内容にしました。

エンベロープの形についての項目

春ハッカソン

 traPでは春と冬にチームを組んで指定期間内に作品を作り上げる「ハッカソン」というイベントが開催されます。2025年では6/21&22の二日間が制作期間でした。私は春ハッカソンにサウンド担当として参加しました。

共同制作、おもろーーーーーーい!

になりました。これまで自分一人で創作をしていたので、チームでアイデアを出し合ったり制作したりすることがおもろいとなり、これまたウハウハになりました。自分の制作した楽曲がゲームのBGMになるの、かなり激アツです。

ジャンル別講習会とは

 大学生活にも慣れてきた7月ごろに、サウンド班でジャンル別講習会が始まりました。特定のジャンルをよく作っている先輩方が、そのジャンルの曲はどうやって作るのか(どういう楽器をどういうリズムで鳴らすかとか)を教える形での開催となります。

 今年はUplifting TranceやUK Hardcoreなど系6,7個のジャンルについて講習会があります。やっぱり一回触れてみないと作れる気にはならないので、こういった場はとても貴重だと思います。

プロジェクトに参加してみる

 traP内では、数十人単位がメンバーとなって一つのデカい創作をする場があります。そのデカい創作をプロジェクトと呼びます。私は8鍵音ゲーのSenirenolというプロジェクトの中の、Audio(BGMやSEを作ります)とMusic(曲を作って音ゲーに提供します)の班に入りました。今年はゲームタイトルがSenirenol Bloomらしいですね。去年はSenirenol Restartでした。

 →去年(Restart)の公式サイトはこちら

 曲自体は9月の半ばに仮提出があるらしいです。このブログを書いている時点でAudioの方はだいぶ進捗を生みました。タイトルBGMやリザルトBGM等を2Qの後半に作りました。私は音ゲーは全然やったことが無いので、とても新鮮であると同時に分からないことだらけです。特に、「音ゲーにありそうな曲」が分からなくて模索中です。仮提出までにはなんとかしたいなあとか考えていたんですけど、思いついたアイデアを元に音ゲー曲風に書き始めたら全然しっくりこなくて迷走中です。でも仮提出には余裕で間に合いそうで一安心です。

ワンマンソンに向けて

ワンマンソンとはtraP内の企画で、夏休みの前半を製作期間にしてチームで作品を作ろう!というものです。私は音楽系の担当になりました(同じチームの中にもう一人音楽担当がいます)。チームのみんなが素晴らしいと思えるような音楽を頑張って作ります!!!!

秋M3に向けて

 traPのサウンド班ではほぼ毎年春と秋に開かれるM3という音系・メディアミックス同人即売会に出展します。私も曲を書いて、ちょうど数日前にエントリーを完了させました!!!!このブログを読んでいる人!!是非ともtraPのCD買ってください買ってください買ってください!!!!!!

今後の目標

①EDMを作れるようにしたい

  私は作るジャンルは不定なんですよね。不定というか、何と呼んだらいいのかわからない雰囲気です。ただ、ヴァイオリンやピアノを多用したオーケストラ的楽器にシンセとかの電子音をちょこっと入れたような構成になりがちですね。

 でも、普段聞く曲は専らEDMとかのシンセがふんだんに使われている系のやつだし、私もそういう曲を作ってみたいと思っています。(別に今作れるような曲の雰囲気も好きですが)そういう意味では、ジャンル別講習会は非常に役に立ってます。扱うジャンルがほぼEDMなので、講習会に出てたくさんの知見を得て、そのジャンル風の曲を作る足掛かりになっています。

②リズムをしっかり作りたい

 やっぱりリズムがノリノリな曲だと聞いている人も聞き心地が良いと思います。有名な曲とかの中にも一定の周期で繰り返されるリズムがあったりして、それが曲を鮮やかに彩ることもあります。そういった彩りのあるリズムを安定して作れるようになりたいです。今になっても、私はリズムよりメロディーだったりベースだったりの音を無意識に重視してしまいがちなので、これは直してみたいなと思っています。

以上でブログは終わりです。読んでくれた皆さん、ありがとうございました。

次の人は@otimaさん、@jibjibさんです。よろしくお願いします。

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