追記(2024/12/24 13:52):タイトルが不鮮明で誤解が生じていそうなので。当日、いざ開始時刻を早めるという際にその理由が説明されなかった(少なくとも、筆者の席からは聞こえなかった)ことに文句を言っているのであって、コンテスト開始が早まること自体がよくあることは筆者は十分に理解している(ただし、それが健全であることを認めるとは限らない)。「準備ができたから」「参加者が集まったから」など、合理的ととれる理由はいくらでもあったはずだ。
2024/12/24 14:07:タイトルを更新
お久しぶりです、参加記を書く人、さんかきかきかきさんです。チーム Bocchi The Tech (ponjuice, Series_205, simasima) でICPC横浜地区大会に出ました。
結果
8 完で 8 位でした。国内予選も 8 位くらいだった記憶なので、このくらいの実力なのか?
当日の動き
コンテスト前
なんかぎりぎり宿泊費を出してもらえそうな距離感だったみたいだが、家で睡眠したいので泊まらず、6:00 起床 7:00 出発。
最寄り駅まで自転車をこいだら、手がバカ冷えてしまった。早く部屋を片付けて手袋を見つけないとな。
電車を寝過ごしたが、それを見越して早めに家を発っていたためセーフ。
9:30 開始と聞いていたのでトイレに行こうと思ったら、急に「あと 2 分で始めるよ~」みたいなアナウンスが流れ、さすがに運営陣キショすぎだろの気持ちに。20 秒早発して謝罪文を出したつくばエクスプレスを見習えよ。
鉄道ハ時刻表ニ指示シタル列車ヲ其ノ時刻前ニ出発セシムルコトヲ得ズ (鉄道運輸規定 第二十二条)
一般乗合旅客自動車運送事業者は、第五条第一項第三号及び第三項第三号の規定により営業所及び停留所に掲示した発車時刻又は同条第一項第四号若しくは第五号の規定により営業所に掲示した発車時刻前に、事業用自動車を発車させてはならない。(旅客自動車運送事業運輸規則 第十二条)
コンテスト
順位表を見ながら頑張って思い出す。
AB が最も易しい 2 問ということで、初動は A を担当していた。なんか制約が小さかったので何書いても通ります。
B は simasima が書くとのことなので、後ろをざっと眺める(英語は苦手なので、問題名、サンプルとイラスト中心)。構文解析担当なので D で目が止まったが、構文解析部分は虚無で、他が本質のようなのでスルー。E が解けそうな感じなので実装に移るが、オーバーフローでペナを出してしまい、腹切りです。
ponjuice は幾何担当で、F が三分探索で解けると言って特攻、simasima はインタラクティブ愛好家なので G を読んで、行けそう感を感じていた。
IK が通されていたので、E を書いている間に simasima が見ていた。K は解けたらしいが、I は「苦手なタイプだ~」らしいので、代わりに考えることにする。わからない。
1 時間経過時点で 3 完。えー、負けです。
simasima が K をバグらせている間に C の AC が出ていたので読むと、ダイクストラをやるだけと書いてあるので通しておく。
F は simasima のつぶやきと ponjuice の追加考察により外心を使うべきという方針に変更し、提出するも WA。たぶん誤差落ちとのこと。私とsimasima は I でうんうんうなっていたが、さすがに時間がもったいないということで D を ponjuice に説明し、どこかのチームが提出を出していた L を読む。英語がむずくてよくわからない。このあたりで PC が何に使われていたのか覚えていないが、simasima が G を書いていたのかな?
2 時間経過時点で 5 完。若干追い上げてきたが、AMATSUKAZE がトップなので双子頑張れ~の気持ち。
D はすぐに解けたらしく、構文解析部分(やるだけ)の実装を求められたので書く。「できたよ~」「あとそれ min 取って掛けるだけだからやっといて」「んなバカな」で提出したら通ってしまった。ponjuice、神とさせてください。
I を ponjuice に説明してこねこねしていたら、平面走査で解けそうとなり、ponjuice が書き始める。simasima が PC から帰ってきたので L を一緒に読み、誤読を解決。区間 DP っぽいけど~?
3 時間経過時点で 6 完。きびしすぎ。
I が通ったので F の誤差落ち対策もやってもらい、F も通る。simasima が G の実装を始め、残りの 2 人で L を考える。
順位表凍結時点で 8 完。この時点で 5 位で、AMATSUKAZE は優勝は無理そうな位置にいるので何とか耐えの気持ちに。
simasima が G をバグらせている間に L の解法が生えたので、PC をもらって書き始める。simasima がたまに「バグ見つけた」と言うたびに PC に割り込んでくる様子は、さながら PC 奪い合いバトルである。結局 G のバグは取り切れず、L の実装も 2 分くらい足りなくて、ガチお通夜です。喪服持ってきてなくて焦りました。
コンテスト後
表彰式と懇親フェーズがある。人見知りすぎて知らない大学の人とはあまり話せず、東工大の参加者の仲間や東工大生の運営バイトの人たちと企業ブースに行って、「どんな仕事に興味ありますか?」「まだないですね。労働したくない。」「それはそう。」みたいなやり取りを 3 回くらいした。
寒すぎる横浜でデートをする愚かな人類を見学し、帰宅して寝ました。
反省と感想
- DL が面白かった。
- シンガポール行けるみたいで、ひとまず安心した。ponjuice 先生、本当にありがとう。
- 結局 L は間に合わなかったので、私個人は ACE の自明枠しか解けなかった。悲しみ。
- 序盤は重そうなのに突撃しないで、とりあえず全部一瞬ずつ考えてみるべき(C が虚無なことに気付くのが遅れた)。
- I に時間をかけすぎてしまった。ここをすぐ通せれば、GL 両方間に合って 3 位みたいなこともありえた。
- 実装で詰まっていたら、自分が把握していない問題でもデバッグに加わったほうがいいのかもしれない。
- 解法に少しでも不安があるときは、実装前に誰かに話してみるといい気がした。
- 3 人とも実装が弱めだが、考察が一番強い simasima には極力実装をやらせないほうが効率的。
- (下のツイートによると、陰キャならば競プロerではないとのことなので)もっと積極的に懇親したい。