はじめに
最近あんまりアニメを見なくなりました、@cp20 です。漫画はいっぱい読んでます。先日 MIXI さんが主催する Bug Shooting Challenge #11 に参加してきました。以前 TDD challenge に参加したことがあって、結構満足度が高かったので今回も楽しみにしてました。
Bug Shooting Challenge とは
ボクが参加したのは11回目なので、結構歴史があります。2018年11月に初回が開催されたということなので、もう6年ぐらい経っているらしいですね。
実践的な環境で本番環境にリリースされてしまったバグを特定し修正するコンテストで、単にコードを読んでバグを直すだけでなくカスタマーサポートとコミュニケーションする能力も求められる面白い競技です。まだ参加したことない人はぜひ参加してみてください。(お金はもらってないので #PR ではない)
参加記
始まるまで
前回 TDD challenge に参加したときは渋谷を迷ってギリ遅刻ぐらいの時間に着いてしまったんですが、1年経って渋谷の経験値を積んだので今年は余裕に着きました。渋谷スクランブルスクエアのオフィスへはB2Fから直通のエレベーターがあるんですよね、便利。
traP から2ペア参加していたんですが、なぜか誰もボクのペアになってくれなかったので (泣)、個人で応募してました。(普通にテスト期間だったのが悪い) なので当日ペアの人と「はじめまして」していました。面白くて話しやすい人なので良かったです。
午前: 講義パート
今回扱う架空のサイトについてのざっくりとした説明をしたあとに、そこで使っている技術についてのざっくりとした説明が続きました。特にアーキテクチャと BigQuery についての話をちゃんとやっていて、BigQuery についてはハンズオンも行いました。
BigQuery は SQL で書けるという情報以外知らなかったんですが、実際に触ってみると何十万行レベルの操作が数秒ぐらいでできて (列志向なのに!) すげーという気持ちに。そしてその操作が SQL でできるので、何も新しいことを覚えなくても書けてしまうのも素晴らしいですね。でもログ解析とかが主な用途な気はしていて、個人開発 (あるいはサークルの開発) で使うかと言われると......?
昼ごはん
美味しいお昼ご飯を食べながら社員さんとかとお話しするフェーズこと、お昼休憩です。今回は焼き鮭弁当を食べました、美味しかったです。ここだけの話、お肉のお弁当よりもリッチらしいですよ。
お昼ご飯を食べながらリモート・出社談義などをしていました。MIXI は12時に出社できる場所なら結構遠いところでも大丈夫らしくて、北海道とかから普段はリモートで勤務しているという人もいるらしいです。東京に住んでいたとしても気が向いたときに出社して、普段はリモートというのも許されるらしいので、結構その辺はゆるいらしい。今ドキの企業という感じ。
午後: 実践パート
午前学んだことを踏まえて、実際にアプリに入り込んでしまったバグを特定し、必要なら修正する作業を行いました。実際の問題の内容はここでは触れられないので詳しくは書かないんですが、だいたい次のような流れに沿って作業を行いました。
- カスタマーサポートの担当からのメッセージと共に問題が渡される
- サポートから渡された情報をもとに実際に何が起きているのか、なぜそれが起こっているのかを BigQuery のログやアプリのコードをもとに考える
- 必要ならコードを修正し、カスタマーサポートに求められている情報を返す
修正されたコード、最終的な調査のまとめとサポートへの返信、修正PRのコメントなどを総合的に見て評価されるみたいです。ちゃんと日本語を書きましょう。
表彰式
いざ表彰......いったいどこのチームが優勝するんだ...?と思っていたら表示されたのは...!
チーム「hogehoge」
まさかの存在しないチームが表彰されるというトラブルに運営一同も困惑を隠せない様子でした。気を取り直して発表があって、無事ボクたちのチームが優勝 (MVP) を取ることができました。同率2位だった2チームも traP (が関わっている) チームだったので、traP で大会を荒らしています、ごめん。
懇親会
まい泉のバーガーがあって最高でした。懇親会で出るケータリングはまい泉が一番美味い (個人の感想です) 。ちなみに何をもって評価したのかみたいな話も懇親会で聞いてました。
あと新卒採用周りの話を聞いていたり (あるいはこっちから事情を伝えたり) もしました。就業型インターンは本選考より参加が難しいのでインターンに参加できたら本選考も通るとか、近年選考のレベルが上がっていてかなり踏み込んだ難しい質問を面接でされるとか。あと最近はハッカソンが大量に開催されすぎていて、大会に参加して賞を取ったというだけだと実際どれぐらい技術ができるのかを測るのは難しい、みたいな話も聞きました。選考も大変だよね、、、
感想
長年やっている MIXI の企画というのもあって完成度はちゃんと高くて、満足感の高い内容でした。BigQuery を初めて触れたというのも結構良いポイントです。
一方でちょっと難易度が物足りないかなという気がしてしまいました。そういう層がターゲットだと言われてしまえば「ごめんなさい」と言うしかないんですが、説明がちょっと丁寧すぎたり、1問ずつじっくり時間をかけていたり、そもそも問題の内容が簡単だったりして、ちょっと物足りない感を感じてしまいました。
1位と2位以降の評価は結構難しかったみたいな話を聞いたんですが、もっと難しい問題を持ってきてもらえると差がついて良いのではないでしょうか。(実はエクストラ問題みたいなのがあったっぽかったんですが、時間の関係でやらなかった?)
おわりに
感想でちょっとネガティブなことを書いちゃいましたが、めちゃ良いイベントでめちゃ楽しかったので、この記事を読んでいるそこのあなたも参加してみてください!