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2023年12月9日 | ブログ記事

ネガキャンされたクリスマスを擁護しよう!

師走の寒さもひとしおのこの頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて、この記事が書かれた経緯について。
皆様、こちらの記事で唐突にクリスマスがネガキャンされたことはご存知でしょうか。
別にそれ単体なら僕には何にも関わりはないのですが、問題はそのあとなのです。
traPではtraQと呼ばれる部内で開発・管理・使用しているSNSツールがあり部員が自由に会話を楽しんでいるのですが、ある日唐突にメンションが来ました。
どうも上記の記事に関連した雑談から派生したようなのですが、メンション内容はというと、

なんか急に来たぞ……え、僕????

え、僕キリスト教徒でないのはもちろん去年というか最近クリスマスにも教会行ってないどころか去年のクリスマスイブはあろうことか日中神社に籠もり夜は役員の引き継ぎやってもらってた身ぞ?クリスマスとは無縁の生活してるんだが僕でいいのか?
……まあ面白そうだからやるか!

以上。

というわけでクリスマスやアドベントカレンダーの由来について書くのがメインのこの記事なのですが、そもそもメンションされたきっかけの記事に対抗してこんなタイトルをつけてしまったのでその回収からやっていくとしましょう。

クリスマスを擁護する

僕はクリスマス結構好きです。身近なところで言うと街の飾りとか流れているクリスマスソングとか(cocやっていた身としてはthe carol of bellsもクリスマスソングなんだから流せばいいのにとか毎回思ったりしますが)、店に売っている小さなクリスマス用の小物とか…。ミサなど「本来の」クリスマスに関することはここではあえて省きます。だって、僕たちの過ごす日本で見られるのはあくまでも「日本の」クリスマスなので…

さて、これだけでは弱いですね、どれもあまり重要ではありません。
そう、日本のクリスマスにはもっと大事なことが2つあるのです。もちろん皆さんお分かりでしょう…

そうです、

  1. 日本の経済が潤う
  2. クリスマスを過ぎるとクリスマス用のパッケージの商品が割引される

一般社団法人日本記念日協会の発表によると、現在日本のクリスマスにおける経済効果はなんと約7,000億円とも言われているようです(参考)。日本の経済にとっていかに有益なイベントかわかりますね。
……え、2?重要でしょう、かなり。クリスマス過ぎたからと言うだけで美味しいものを安く買えるんですよ????めちゃくちゃいい話じゃないですか!

まあ、キリスト教の上部組織からはクリスマスが一種の狂乱騒ぎになってしまっていることに眉を顰める意見も出ていますが、良くも悪くもこれが私たち多くの日本人が経験しているクリスマスなんですよね……

クリスマスの由来の紹介

タイトルはなんとか回収したので本題に入ります。とはいえ僕は売られたケンカをかっただけの別にキリスト教徒でもなんでもない大学生。というわけで中高に勉強していたプリント類を召喚します。
召喚!

今回は自分が昔教えていただいたことをもとに、その後自分で調べるなりなんなりで知ったことも加えながら書いていこうと思います。専門家の方のようにとても詳しい内容は書けないでしょうがお付き合いいただけると幸いです。というわけで、唸れ俺の左手!!!!

クリスマスの由来

イエス・キリストの誕生を祝う日ということを知っている方は多いでしょう。キリストの誕生に関しては色々な場所で耳にする機会があると思いますし、ここでは「イエス・キリストが誕生した」という事実だけ前提とさせていただければそれで十分なので詳細は省きます。
ただ、ここでよくある間違いについては述べさせていただきたいのですが、クリスマスは厳密にはイエスの誕生日ではありません。12/25に誕生を祝ってはいますが、その日が誕生日だから祝っているわけではないのです。聖書にはイエスの誕生日が12/25であったという記述は一切ありません。

それどころか聖書の細部を読み解いていくと12/25はイエスの誕生日ではないという証拠になる箇所がちらほらと見つかってきます。
例えばこちらの記事では

といったことが紹介されています。

ではなぜ12/25なのかと言われれば、その日はもともとローマの冬至祭であり、それを4世紀ごろに乗っ取ってキリストの誕生を祝う日としたようなのです。

そもそもなんで「クリスマス」っていうの?

英語の"Christmas"なのはともかくとして、その言葉、どこから来たかって意識したことありますか?"
実は"Christmas"、英語独自の表現であり、古英語の"Christes Maesse"に由来します。現代英語では綴りが変わり"maesse"⇨"mass"、つまりミサとなりました。"Christ's Mass(キリストのミサ)"を経て16世紀に綴りが"Christmas"に変化したようです(参考 参考)。

あるいは、"Xmas"という表記を聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。この "X"の文字、一体どこから来たのでしょうか?これ、単に音が似てるアルファベットを適当に当てはめたわけではなくギリシア語ではキリストは"Χριστός"と表記されるのですが、その頭文字から取ってきたようです(参考)。

アドベントカレンダーの由来

キリスト教でAdvent(待降節)と呼ばれる期間は12月25の4つ前の日曜日からです。
待降節にはアドベント・クランツという常緑樹を輪の形にしたものに4本の蝋燭が刺さったものが飾られます。この4本の蝋燭に日曜日が来るたびに一本ずつ火をつけていくのです。

アドベントについては説明しましたが、それが「アドベントカレンダー」という文化になったのはごく最近です。
諸説あるようですが、調べた限りだと「19世紀初頭のドイツで12月1日からクリスマスまでの24日間、毎日家の壁にチョークで印をつけるなどして、日数を数える習慣が生まれた⇨20世紀に入りカレンダー形式で数えることが一般的になった(参考)」
「19世紀の終わりのドイツである母親が毎日1袋ずつお菓子を渡した⇨その子供が大人になった時12月1日から毎日一つずつ窓を開けるとクリスマスにまつわる形のチョコレートが出てくるカレンダーを作った(参考)」などが由来として挙げられます。

サンタクロースについて

ついでなのでクリスマスの代名詞?とも言えるサンタクロースについても紹介しておきましょう。
イエスはものを分け与えたと言うじゃないか、そして奇跡を起こしたと言うじゃないか、と思った方、さすがです。よく知っていらっしゃるし推理力も素晴らしい。
しかしサンタクロース、なんとイエスとは一切関係ありません。セント・ニコラオというカトリックの聖人がモデルとなっています。この人物、裕福で信心深い家庭に育ち、のちに司教となりました。両親が亡くなってからはその遺産を貧しい人のために使っていたようです。
サンタクロースは煙突から入ってきて靴下の中にプレゼント入れてくれる、みたいな話を子供の頃に聞いた方もいると思います。この文化(?)も発端はセント・ニコラオで、暖炉の予熱で衣類を乾燥させていた家庭に煙突からコインを投げ入れた際靴下の中にコインが入ってしまったことから始まりました。

12世紀ごろからヨーロッパで聖ニコラウスの祝日である12月6日の前夜に子供にプレゼントを渡す習慣ができ、それが今日のサンタクロースの文化に繋がっています(参考)。

最近の日本のクリスマスについて

いかがでしたでしょうか。

最後に大学入ってから聞くようになったクリスマスの風習?についても触れておきます。
中高の頃は聞かなかったのですが大学に入ってから急にクリスマスを一人で過ごす/過ごさないを意識する会話が増えたので社会常識なんかなーと思い、去年友人にLINEで聞いてみたのですが、どうも恋人と過ごすという風習ができたらしい?です。

僕「クリスマスにそんな意味あったっけ…?社会常識に疎くて…」
友人「もともとはそういう意味ないと思うけど今は一般にそう思われると思う」

??????……人間の文化、イミワカラナイ…なんでクリスマスという日本社会では本質的な意味を持たない日に勝手な意味づけした…?

まあともかく自分(たぶんコミュ障)には1on1で会話に詰まった時にも友人たちが代わりに話してくれる/助け舟を出してくれることもなく話題がなくなってもある程度の時間を逃げることなくニコニコととりあえず笑って過ごさなければならない……という芸当は絶対に無理だと思うので、それができる方々マジですごいです。
なんで異教の記念日にかこつけてまでそんな大変な思いができるのかちょっとまだ自分には理解できないのですがすごいと思っているのは本当です。

それからミサについても触れておきましょうか。クリスマスにはそのためのミサが開かれます。おそらくどの教会でもそうでしょう。教会に入ってミサに参加するのに、別にキリスト教徒である必要もなくて、参加する目的も清らかなものである必要もありません。別に興味本位で参加しても大丈夫です。
自分が小さいことミサに行った教会では、ミサの式次第が配られるので、今何をやっているのか、全くわからなくなるということもありません。また、まともな教会であれば終わった後宗教勧誘されることもなく参加する前にするっと入り終わり次第さっと抜けることができます。もしクリスマスに予定がないという方は参加してみるのも良いのではないでしょうか。

終わりに

拙い記事でしたが最後までお付き合いくださりありがとうございました。皆さんに良いクリスマスが訪れますように。
そして明日の担当は@T4tsu3iさんです。お楽しみに!

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この記事を書いた人
karo

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