この記事は、traP夏のブログリレー7日目の記事です。
こんにちは。wataame89です。
暇なので、異常空間と名高いVRChat界隈の内輪で通じる語句(ミーム)を雑に解説します。
別の国の言葉とでも思って読んでください。
実用VRChat語句検定とは
1~3級まである。今作った。
1級:ほぼ使わない専門的な語句を問う。知ってる人は知ってるレベル。
2級:日常でよく使うが、一般人は何言ってるかわからない語句を問う。知ってると得するレベル。
3級:New user(始めたて)程度でも聞く日常会話で使う語句を問う。初心者でも理解できるレベル。
3級だと現実世界と地続きの深淵が見えてしまうので今回は2級の解説をします。
実用VRChat語句検定2級 解説
致死量のお砂糖
深水渉氏によるVRChatの絵から派生した語句。
同氏の絵は表現性が強すぎて一つのコンテンツと化している。重い。
後ろからピースで目を隠している写真があればだいたいこれを意識している。
絵が強すぎて上げるか迷ったが無いと分からないので貼った。
夏壊した
ヨツミフレーム氏による「PROJECT: SUMMER FLARE」というワールドから派生した語句。
VRChatであることを忘れるほどに作りこまれた世界観と壮大なストーリーが盛り込まれた作品であり、多くのVRC民に親しまれた。VRCで夏と言えば7割くらいこの作品を指している。このワールドが発表されたのは2021年の夏であるが、この時、同時にVRChatでは大規模アップデートが計画されていた。しかしながら、大規模アップデートは一向になされず、結局冬に持ち越された。この原因としてこのワールドで夏を壊したせいであるいう風説が流れていた。
作品としてめちゃめちゃ面白いので是非やってほしい。
バ美声
ボイスチェンジャーの一種。別にVRCは関係ない。たまに使っている人がいる。初見だとバ美声ってなんだよってなる。対抗馬として恋声というソフトがある。日常的に使っている人はそこまでいないが、触ったことがある人は結構いる印象。
USER RANK偽装
VRChatのユーザーランクはプレイ時間に応じてVisitor~Trustedまであるが、Trustedは廃人っぽいので怖がられることがある。なので中間ランクのUSERに偽装する機能がついている。でも偽装するとアバターの表示などで不利になってしまうので使う人はそんなにいない(諸説あり)。
にゃーん(社会性フィルター)
深水渉氏シリーズ②。
やっぱり重い。
Twitterでにゃーんって言ってる人間がいたら半分くらい社会性フィルターによるもの。
コライダーボード
アバターは物体に乗る際コライダーを判定として用いてるが、それをアバターに仕込むことによって飛行や超加速が可能となる。半分バグ技である。飛行時は結構酔う。飛んでる人がいたら大体これを使っている。シンプルに便利。
ゴリラ
ローポリなゴリラのパブリックアバター。手に持つ虫眼鏡を通してみるとアバターの服が剥がれたり剥がれなかったりする。実際はうまく剥がれることの方が稀であり、全部消えたり髪が消えたりと悲しいことになる。特に日本人プレイヤーからは忌み嫌われている。
水シェーダー
プール、川、海など水のあるワールドはVRC上にもたくさんあるが、そのようなワールドでは水の表現に特殊なシェーダー(描画プログラム)が用いられる。かなり稀だが、こちらもゴリラの虫眼鏡と同様にアバターとの干渉で服が剥がれたり剥がれなかったりすることがある。なのでVRC民は水に対しても若干の危機意識を持っている。
無限歩行
フルトラ(全身トラッキング)状態で歩くことは可能だが、部屋の広さに制限されてしまう。そこで部屋に制限されずに無限に歩行する方法が編み出された。その仕組みはVR上で左回転しながら現実で右回りに円を描いて歩くことである。VR上では回転が相殺されてまっすぐ歩くことができる。なお、かなり酔うため選ばれた人間にしかできない技術である。日常的に無限歩行してる人間は一般VRChatterから逸脱しているのは確実である。
妖精の国
日本人はpublicインスタンス(誰でも入れる部屋)に出没することは少ないため、外国人コミュニティと接触することは稀である。あちら側から見れば、日本人は同族同士で固まって自分たちの目の前に出てくることはまれで、言語も通じないためすぐに逃げてしまい、アバターのレベルも高い、ということで妖精のような存在として認識されているらしい。一般に日本人がVRChatを始めるときに最初のハードルとなるのはその妖精の国にたどり着くことである。
おわりに
多分意味不明な語句しかなかったと思います。
もしVRやることがあったら日常会話にでてくると思うので参考になるかもしれない。ならないかも。
明日の記事はurturnさんの記事です。お楽しみに。