こんにちは、AdC12月19日目担当のしぐるれです。
ポケモンSMが発売しましたね!!!
ポケモンSMが発売されてそろそろ1ヵ月が経ちますね。今作は個人的にはストーリーがとても好きで良い作品ですね。
そしてこの時期になってくるとすでに早い方はパーティを組んで早速対戦をしていますね。
しかし**「レートなどをやっているけれど、うまくパーティを組めない、選出が苦手、読み合いで勝てない…」**という悩みを抱えている方は多くいると思います。
この記事ではパーティの組み方と選出の仕方、読み合いをどのようにすればうまくいくかということを書きました。
ただ最初に言うと「この記事を読んだ直後に勝てるようになる」というわけではなく「この記事を読むと勝つためにするべきことがわかる」という感じになっています。
この記事の概要
対戦能力の圧倒的成長(するのに必要なことを学ぶ)
対象読者
パーティ編成や選出、読み合いが苦手な人
パーティの組み方・選出の仕方
パーティの組み方は様々ありますが、僕が最もうまくいくと思っているのはポケモンごとに具体的な役割を与え、場合分けをしながら組んでいくということです。
何を言っているかわかりづらいと思います。逆のことを言うとタイプ相性、素早さ、物理アタッカー、特殊アタッカーなどのバランスのみを考えてもうまくいかない、ということなのです。
例えば
クロバット(物理)・ランターン(特殊)
というペアを考えてみます。
タイプ相性的にはお互いの弱点のほとんどを補えていて、技範囲も広く、物理・特殊、素早さのバランスもいい感じです。
しかしこの2匹だけでは、ガブリアスにはおそらく勝てません。
速いクロバットではガブリアスを削りきることはできませんし、ランターンは遅く物理耐久が低いのでガブリアスにやられてしまいます。
今回は2匹で相手が1匹だけという簡単な例を上げましたが、これを6匹にしても同じです。
相手がサザンガルドのようなペアになったとき、自分の選出ではどのようにしても勝てない、といったことになることはやはり多い気がします。
また相性だけではなく、リフレクターや光の壁などを張ることを前提とするパーティでは瓦割、ステルスロックやバトンタッチが前提のパーティでは挑発など、相手が持つ技によって勝てなくなってしまう、というパターンも多いと思います。
では実際にどのように組んでいけばいいでしょうか。
簡単に手順をまとめると
- 使いたいポケモン、またはペアを1~3匹決める。
- 1.で選んだポケモンの役割・弱点を見極める(物理受けを崩せるが、速いアタッカーに弱いなど)
- 2.で判明した弱点を補うことを役割としたポケモンを追加していく。(この時点で4~5匹)
- 3.までに追加したポケモンで3匹を選んでいき、選出パターンを明らかにする。そのようにしていくつかできた選出のどれでも勝てないポケモンに対するポケモンを追加し6匹にする。
- (4.までに持ち物を保留にしていたポケモンがあれば決める)
これは思いつくことかもしれませんが、ここで何が必要になってくるかというと環境にいるポケモンを把握することが必須ということです。
なので、みなさんにやっていただきたいことは
- 対戦動画を観る
- 育成論やパーティ構成の記事を読むorPGLで多くいるポケモンやその持ち物を把握する
のいずれかです。
「結局これをやらないといけないのか」という声が聞こえてきそうですが、申し訳ないのですが、正直こればかりは仕方ないですね笑
ただ「この知識をパーティ構成をするときにも使う」と意識しているだけで違います。
対戦動画で実況者の解説のみ→相手のパーティ構成・選出・行動にも着目、とするだけで単純計算で2倍の知識量になります。
育成論で言えば、育成論のコンセプトについてのコメントに意識が向いたり、ダメージ計算を見て、自分の把握していなかったポケモンを確認する、といったことができるようになります。
もちろんパーティ編成の際に知識を使うことを意識するだけで欠陥が減りますね。
また上の1.~5.のようにパーティを組めば、選出が失敗することは少なくなります。
「こんな選出がきそうだったらこの選出にする」とパーティ編成の時点で決めているので相手の選出が読めれさえすれば選出負けするということは起きづらくなります。
さらにこのようにしてパーティを組めば、自ずと相手の選出の仕方も少しずつ分かってきます。
「あのガブリアスは他の5匹の素早さが足りないからスカーフかも」といった持ち物などの予想ができ、相手の選出がわかってきます。
まとめ
「動画や記事などで知識をつける」
「ポケモンごとの役割を考え、選出を予め考えながらパーティを組む」
抽象的でわかりづらかったと思うので、実際に僕がSMでパーティを作ったときの1例を挙げます。読み飛ばしてもらってもかまいません。
1.カプ・ブルルが使いたい
2.圧倒的火力で物理受けギャラドスなども許さない。ほかのカプの火力を下げ、圧倒的火力で負荷をかけていく。しかし弱点を突いてくる毒づきガブリアス、受けきられてしまうテッカグヤが苦手
3.ガブリアスを受けきるポリゴン2、テッカグヤを許さない磁力ジバコイル
4.3.までだと炎が一貫しているのでニョロトノ。ギルガルドを倒せるのがいないのでベトベトンR@ヘドロ。メガ枠を相性補完的にメガボーマンダ
5.選んだ6匹のうち3匹は決定。Zは選出することが多いであろうカプ・ブルル、特殊火力が足りないのでニョロトノは眼鏡、雨パに弱いのでジバコイルはチョッキ
という感じでした。本当は3匹の選出の仕方も考えてますがそこまで書くと膨大な文字数になるので割愛。(Santiagoでの大会優勝者のパーティと一致したのですが、パクってません)
読み合いについて
といっても特にこれと言ってすごいことは書けません()
誰でも思いつきそうで意識できてなさそうなことを言います。
パーティ編成のときに役割を考えました。その役割が遂行できれば勝てるようにパーティは組んだのですから、逆に言えばパーティ構成のときに考えた役割がこなせなくなってしまう状況にさせず、相手の役割をこなせなくするということですね。
例えば積みエース型の編成をした場合、1匹目に壁張り要因を出したとします。なのに壁を張らずに相手と1-1交換をしたり、積みエースに交換して大ダメージを負ってしまう、などをしたらもちろん負けます。
また役割対象を明確に決めているポケモンを、相手の役割対象がまだ十分に体力が残っているときにそのポケモンを切ってしまうような行動はダメです。
読み合いは如何に自分のポケモンの役割を押し付け、相手の役割を崩せるか、という勝負に他ならないのです。そのため安定行動をとれるときもあれば、ハイリスクハイリターンの勝負に出ることもあるのです。
正直に言って五分五分の読み合い、いわゆる「じゃんけん」に負けてしまうことは仕方ありません。
しかし、その「じゃんけん」をいかにリスクを減らし、リターンを増やせるかがその人の力量になってきます。
なのでポケモンは「じゃんけん」によりすべて勝敗が決まるわけではなく、その「じゃんけん」を有利な条件に持ち込めば勝てます。
といってもその方法が難しいですよね
具体的に有利になる条件を言えば、
- 自分の選出からして、これさえ倒せれば、という相手のポケモンを倒す
- 相手の選出からして、これさえ残せば、という自分のポケモンを残す
- 自分の選出からして、これさえできれば(積み技やみがまもなどのハメ)という行動を成功させる
- 相手の選出からして、これさえできればという行動をさせない
といったことです。これらができることであればハイリスクに「じゃんけん」に持ち込むことはアリです。
逆にハイリスクを起こしてこれに該当しないことをしようとするのはやめたほうがいいですね。
「じゃんけん」に実際に勝つ方法は、相手の立場になって考える、ということくらいです。
上に書いたことを相手の立場になって考えてると読みの精度を上げることができます。
が、やはりどうしても経験がものを言ってしまいます。少しずつ慣れていきましょう。
まとめ
「読み合いはリスク・リターンを見極めて(読みの精度はそのうち上がる)」
「相手の気持ちになって考える」
全体のまとめ
ぽけもんはいいぞ。
この記事を読んだ直後にみなさんが強くなることはおそらく無いと思いますが、これを読んだおかげで何をすればいいか分かった、という方が少しでもいたらうれしいなと思います。
ともに良きポケモンライフを送りましょう!