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2021年3月11日 | ブログ記事

ゲームを公開することのすすめ【新歓ブログリレー3日目】

この記事は新歓ブログリレー3日目の記事です。

こんにちは!普段はUnityなどを用いてゲームを制作しているひなるひです。

皆さんはゲームエンジンを用いてゲームを作ったことがありますか…

えーデジャブですね。はい。昨日に引き続きこの記事はひなるひが執筆してます。

RustのゲームエンジンAmethystをRust未経験が触ってみた所感【新歓ブログリレー2日目】
この記事は新歓ブログリレー2日目の記事です。 こんにちは!普段はUnityなどを用いてゲームを制作しているひなるひです。 皆さんはゲームエンジンを用いてゲームを作ったことがありますか? 今の時代、「ゲームエンジンを使ってゲーム作ったことあるよ!」っていう人は結構いるとは思うのですが、「ゲームエンジン(もしくはゲーム用のライブラリ)使ったことないけどゲーム作ったことあるよ!」っていう人は少ないと思うんですね。 ただこのままだと、例えばUnityだとC#、UnrealEngineだとC++、あとはSwiftとかJavaScript...みたいゲームエンジニアが使う言語が割と偏ってくるんじゃ…

お詫びという名の序章

本来であれば昨日上げた記事のゲームが完成して、今日の記事は「itch.ioでゲームを売ってみた」ということで、実際ゲームを売るって果たしてどのくらい時間がかかるのか、売って初めて気づいたことについて話そうと思いました。

しかし残念なことに音はなく、ゲームの本体部分はまだ完成してなく、タイトルなんて一つも完成してない感じです。

これじゃゲームの販売は無理そうです…おそらく同じようにゲームを作って途中で作るのをやめた人はいるんじゃないかと思います。

そこでまずは、こんな場合どうするか考えてみようと思います。

ゲームの本体部分だけ微妙にできたが力尽きてしまった! て時どうする?

1.Twitterにあげる

実際にゲームが動いているところを動画で撮ってTwitterに上げるのは一種のプロモーションとしては有効です。

特に使っているゲームエンジンや、グラフィックを何を使って描いたものなのかに関連するハッシュタグをつけてあげるとより効果があると思われます。

2.あきらめる

これに関しては明確に良いとも悪いとも言いづらいですね。

果たして作っているゲームに魅力がなくなってしまったのか、今組んでいるプログラムがスパゲッティなので作り直したくなったけど面倒になった、課題が多すぎて時間が無くなったなど、いろいろあると思います。

次作りたい作品があるのならそっちに割り切ってしまうのも手かもしれません。

3.とりあえず公開する。(今回考えること)

特に個人開発なら、これをやってしまってもありだと思います。

作品をあげたことない人にとっては、特にsteamの画面を開くとAAAタイトルのやばそうなゲームが並んでいて、ゲームを公開するのに敷居が高そうに見えますが、そんなことは気にしなくてもいいです。いろいろ投稿してみましょう。

実況者さんとかがバカゲーやってたりしますが、あんな感じのノリのゲームが公開されてても問題ないと思う程度にとどめておきましょう。

今回ゲーム売る記事を考えていた理由が、「自分の渾身の作品をデビュー作として出そうとして、評価以前の問題が発生して色々悲しくなってしまうことがないように」でした。

例えばsteamだとゲームを一本出すのに約1万円が必要で、あるていど売り上げがでないと売れた利益をもらえない、公開してからメールが来て色々問題が生じたなど、ネットに落ちている記事などを見ると、自信作一発目でこれだと、以降の創作活動にブレーキをかけてしまいそうになります。実ははじめはSteamに糞適当にゲームを売って果たしてどうなるかを検証しようと一か月前当たりで考えてましたが、初めてsteamにゲームを売るのに普通にやると1か月ほどかかりそうでゲームが完成しなさそうだったので、あきらめました

正直ゲームを公開してもめちゃくちゃコメント来るわけでもないです。でもそれでも来る1件2件程度応援コメントが来るだけでも十分幸せになれます。

話が長くなってしまいましたが、ゲームの公開手段について考えてみましょう。

どうやって公開する?

まあ上の感じからしてともかく、もうちょっと敷居の低い方法を考えてみましょう。

ブラウザで動くゲームをサーバー上に置く。

今だとUnityも、WebGLという形式でブラウザ上で遊べる形にビルドすることができたり、ブラウザ用ゲームを作る手段は以外に多いです。

スマホでもパソコンでも基本的にブラウザが見れる端末だと大体のもので操作可能なので、配布が簡単である反面、重いゲームを動かしづらいです。

そのサーバーですが、適当にレンタルしたりする必要があります。

ちなみに僕は去年のクリスマスに、クリスマスカードっぽい感じの飾って於ける何かをブラウザで動くゲームとして作りました(URL : http://merrychristmas2020hinaruhi.hinaruhi.trap.show/)

まあここでちょっと宣伝なのですが、URL見てもらうと「trap」とあります。これは何を意味するかというと、traP部員は良識の範囲内でこういう公開用のサーバーを使うことができるので、このように簡単なゲームを公開する環境を得られる、ということです!

ただここでは詳しく説明を行わないので、もし興味のある人はtraPの公式twitterに現在質問箱が設置されてるので、匿名で聞いてみてはいかがでしょうか?

https://peing.net/ja/traptitech

ゲームエンジン(ゲームライブラリ)専用のサイトに投稿

どちらかというとゲームを評価してもらうよりかはそのゲームエンジン(ゲームライブラリ)の勉強にいいです。

そこで公開されているゲームは基本的に自分と同じ環境で作られているので、いい刺激になると思います。

UnityはunityroomというWebGL形式のUnityの作品を投稿するサイトがあるのですが、特に年4回行われるunity1weekというゲームジャムでは、コメントが付きやすい環境でゲームを提出できたり、ほかの人がどのようなAssetを使っているのかを見たりすることができるので、個人的にはおススメです。

ゲームを販売・配布できるサイトなどで公開する

敷居の低いイメージがあるのが、Google Play、ふりーむなどが思い当たります。

ただこの敷居が低いのレベルが、最初のブラウザゲームとかより断然簡単に公開できるので、こっちをお勧めしています。

公開の上で気を付けること

もうすぐ新年度が始まりますし、ゲームまだ作ったことないけど作ってみようと思った人もいるでしょう。

ただ、公開の上で一つだけ注意しなければいけないのは権利問題です。(まだネットとかで公開しないよって人はこのあたり気にしなくていいです。)

使った絵が果たして許諾なしに自由に使っていいものなのか(たいていはサイトに書いてます)とかなんですが、一応あまり気にされていないものとしてはプログラム関係です。

具体的に言うと、サイトに「このコードを使うとゲームが軽くなるよ!」とか書いてあるので、コピーして自分のコードに張り付けた時とかです。

サイトによると「自由に使ってね!」とか書いてあるわけですが、ものによるとMIT LICENCEなどが書かれていたりしてます。

MIT LICENCEは割と自由なもので、ゲームをダウンロードまたはプレイした人が見れるようにLICENCEの文を張るなら、商用とかでコードを使ってもいいっていうことです。(ゲームのメニュー画面にある「クレジット」とかがそれですね)

大学に入ると実験でレポートを書いたりするのですが、本やサイトで見つけた文章や式を勝手に書いて提出すると盗んだ扱いになるので、ちゃんと参考文献にどっからとってきたかを書かなければなりません。

それの練習だと思って、意識してみてはいかがでしょうか?

終わりに

なんかパッとしない感じで申し訳ないです…

ゲームをきれいな形にして公開するのはかなり至難の業なのですが、だからと言って完成品がないから何も公開しないのはやはり悲しいので、良識の範囲で未完成でもいいので、いろいろ投稿してみてください。一緒にタフになりましょう!

明日の担当者は @tatyam です。@tatyam さんにこうご期待ください!

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この記事を書いた人
Hinaruhi

どうでもいいけどTwitterでは特に進捗報告してません。DDR好きな人は一応よろしく。

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