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2020年12月8日 | ブログ記事

諏訪にいった話ですわ【AdC2020 25日目】

皆さまご機嫌よう。東工大美少女ランキング第9位(自称)ことNapoliNですわ。

今日は最近世間をざわつかせているGo To Travelを使って諏訪に行った話をしますわ。
GoToは悪!GoToは悪!(脳死)

新宿から上諏訪駅までは特急を使って片道5980円。それに宿泊費がかかるから普通に行ったら15000円以上はかかるわね。それがGoToを使えばほぼ1万円。諭吉1枚で済みますわ。さらに2000円のクーポン券までつけてくれて、まさに至れり尽くせりの仕様ね。初めて使ったけど、これはガンガン旅行行きたくなりますわね。

前もって断っておくと、わたくしは普段買い物以外で家を出ない人なので感染対策はバッチリですのよ。最後に友達と会ったのはいつだったかしら

長い 3行で

諏訪は神社とかの史跡が豊富で、全ての風景がきれいですわ
あと酒がすごい美味いですわ、銘柄でいうと真澄が有名ですわ
でも公共交通がクソゴミカスアホバカな少し心許ないので気を付けて欲しいですわ

これが諏訪の魅力ですわ

諏訪大社

諏訪と言ったら諏訪大社よね。以前は近所に諏訪神社があったから馴染みが深いしこれは外せないわね。諏訪大社は4つの神社の集合体(?)で、南側にある上社(前宮・本宮)と北側にある下社(春宮・秋宮)に別れているわ。地図を見ればわかると思うけど、全然違う場所にあるのよね。

立石公園

立石公園からは、諏訪湖と周辺の街全体を見下ろすことができるわ。標高差が200m近くあるらしいから、ちょっとした山ね、もう。諏訪湖はリア充御用達の映画「君の名は。」の糸守湖のモデルになったと言われていて、立石公園は特に聖地としてたくさんの観光客に持て囃されているわ。

五蔵巡り

また、山に囲まれている信州地方は名水の地として名高く、その水を使った酒作りも盛んに行われているのよ。諏訪には、約400mの範囲に酒蔵が5軒密集している通りがあって、各蔵のお酒がちょこっとずつ楽しめる五蔵巡りというのができるの。残念ながら今試飲のお酒を提供しているのは「舞姫」と「横笛」の2軒だけで、他の3軒は約1合分のお酒プレゼント、という形になってるわ。普段は各蔵で150mL程度のお酒が試飲できて、5軒巡ると4合瓶分以上(!)のお酒が楽しめるから、それだけで酔っ払っちゃう人もいるんだとか。(今試飲ができる2軒だけでも300mLくらいはありますけど・・・)
とにかく、淑女の嗜みとしてこれも外せませんわね。

1日目

1日目は、南部にある上社(前宮・本宮)に行って、立石公園で夕景を見る予定ですわ。電車は8時発の特急あずさに乗って新宿から2時間。意外と近いですのね。まずは前宮に行くために茅野駅で降りますわ。

あれ…バスがない!?

茅野駅から前宮までは徒歩でおよそ3㎞。乙女が歩くには少々厳しいものがありますわね。だから一人旅の定番、バスを使おうと思いましたのに…

なんと、茅野駅から前宮に通ずるバスはありませんの!!!!


旅行先の情報は事前にちゃんと調べておくべきね。

じゃあ徒歩で…?

となると徒歩で前宮・本宮を巡るしか手段はありませんわね。もう一回駅と二社の位置関係を見ておくわよ。赤線は実際に通った道(うろ覚え)ね。

suwa1

Googleによると最短コースを使えば下の通りで済むらしいわ。でも、書いてあるとおり駅前は道がぐちゃぐちゃだし川は渡れないしでかなりの遠回りを強いられたわ。(地図を見なさい)

前宮

上社前宮は四社の中で一番古っぽい自然を近く感じられましたわね。本殿の裏で煙が見えたからお焚き上げでもしてるのかしら?と思って見に行ったら、ただの野焼きっぽくてちょっとがっかりしましたの。
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諏訪大社の特徴として、本殿の4隅に御柱という大きい木の柱が立てられている、というのがありますわ。6年だか7年だかに一回これを変えるためにヤバい祭りをやるらしいですの。

北斗神社(寄り道)

前宮と本宮の丁度真ん中くらいに、あまり手入れもされてなさそうな古めかしい神社を見つけましたわ。hokuto

なんとこの階段、200段あるらしいですわ。長寿の御利益があるとかなんとか。

のぼった

キレイ~(足を震わせながら)
hokuto2

上の写真だとあんまりヤバさが伝わらない気がするから遠くから取った写真も載せとくわね。
hokuto3

ちなみに前宮から本宮までの道にはかつて諏訪大社の「神長官」という役職を務めていた守矢家の資料館がありますわ。入館料は150円とリーズナブルなので興味があれば入ってみるといいわね。わたくしは時間の都合でここはパスしましたけれど。

本宮

残念ながら本殿は改修工事中で拝むことはできなかったわ。その代わりしっかり御朱印は頂いてきましてよ。
本宮とその周辺は、一番観光地っぽかったですわ。通りで買ったお焼きは美味しかったわね。

茅野駅まで

ここまで寄り道含め5km以上の道を歩いたわたくしの足はもうくたくたでしてよ…?ここから更に歩けというのかしら…
打ちひしがれてトボトボ歩いていると、本宮のすぐ近くで足湯を発見しましたわ。疲れは取れなかったけど、良い休憩ができましたわ。さあ、早く戻りましょう。

ひたすら歩くことおよそ1時間、ようやっと茅野駅まで戻ってきましたわ。お腹も空いたしお昼にしましょうか。事前に友人からオススメされていたお店「更科」に入ったわ。

信州そばですわ~~~!!普段あんまりそばは食べないけど、美味しいですわね。
soba

食べ終えたら電車で一駅、上諏訪まで移動しますわ。一時間に一本しかないから絶対に遅れないようにしてちょうだい。

上諏訪駅・立石公園へ

さて、一旦ホテルに荷物を置いて立石公園に向かうわよ。

ホテル、遠い

駅からホテルまで1.5kmもありますの。誰ですか?1.5kmなんて誤差wとか言ってこのホテルを取ったのは。
既に限界に達している足を何とか動かし、ホテルまでたどり着きましたわ。遠かった件については湖畔の道が綺麗だったからこの際許しましょう。

そうだ、レンタサイクル

さて、荷物を置いて今度は立石公園へ向かいますわよ。流石に歩きは厳しいのでバスを…案の定2時間待ち。日が暮れてしまいますわ。そうそう、確かこのホテルではレンタサイクルも借りれましたわね。

「当ホテルでは感染拡大防止のため現在レンタサイクルを提供しておりません。」

( ゚д゚)

(゚Д゚ )

後々考えてみると、高低差200mをチャリで行くのは流石に厳しいので、レンタサイクルがあっても…という感じですわね。時間的にも厳しそうですし。

苦渋の決断(大嘘)

それでも行きたかったので徒歩での移動を開始しましたわ。駅まで頑張って歩くと、一台のタクシーを見つけましてよ。

わたくしの中の悪魔がささやきます。
「ここまで頑張ったんだから、ちょっとぐらい良いんじゃない?」

残念ながらわたくしの心に天使が存在するわけもなく、まっすぐタクシーに乗り込みましたわ。

感動の

ものの10分で着きましたわ。車サイコー、ですわね。運賃は1500円。公園への入場料とでも思いましょう…

時刻は既に16時過ぎ。日は傾き、辺りも薄暗くなり始めてますわ。時間的にはバッチリですわね。
tateisi

移動中、やや曇りがちなのが不安でしたけど、この雲がかえっていい味を出してるのよね。
先ほどタクシーに大金をはたいたのを忘れて、見入ってしまいましたわ。

帰りは流石にバス

帰りは流石にまたタクシーを使うわけにはいかないので、バスの時間を見計らって撤収ですわ。もう少し時間があれば、夜景も見れましたのに…残念極まりないですわ。
バス待ち中に撮った1枚がこれよ。
tateisi2
上諏訪駅まで、なんと運賃150円。タクシーの1/10って何事ですの????

上諏訪からホテル前まで、バスを使おうと思ったらまた1時間待ち。待つくらいなら歩いて帰りますわよ!!!

一日目総括

ここまででやっと一日目が終わりましてよ。滅茶苦茶濃い一日だったわね。
徒歩での移動距離は15㎞以上、茅野についてからの移動費は2000円弱、といったところかしら。
ちゃんと調べずに行ったら、ドエライ目にあいましたこと。

2日目

一晩ぐっすり寝ても足の疲労は回復してませんでしたわ!!それでも行くしかないのよ!乙女にはやらなきゃいけないときが来るの。

今日は、昨日訪れなかった春宮・秋宮に行きますわよ。バスの時間を見計らって出発。バス停からたったの1㎞で春宮に到着。アクセスの良さに感動してしまいましたわ。

春宮

特にこれといって特筆することはないけど、上社と比べて儀式をする用の施設が多いなという印象でしたわね。
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奥に万治の石仏というのがあって、石像の周りを3周するといいことがあるらしいという話なので、くるくると回ってきましたわ。
春宮から秋宮までは1.2km。これまた良心的な距離なので歩いて移動しますわね。

伏見屋亭(寄り道)

秋宮までの道は五街道の1つ、中山道を通るので歴史を感じる建物が多かったですわ。無料で見学できる場所があったので立ち寄りましてよ。バスの時間があるから急ぎたかったんだけど案内のおじいちゃんにちょっとぐらい上がってきなよって言われて見学してしまいましたわ。

明治・大正時代の教科書とか、広告とか、新聞とかを見られてとても楽しかったですわ。

秋宮

四社の中では一番立派な雰囲気を出してましたわね。そしてここでようやっと御朱印コンプリート。記念の巾着を貰いましたわ~~~!!
goshuin

手水からお湯が出ててビックリしましたわ。流石温泉地。そして思ったより熱くてもう一回ビックリしましたの。
akimiya

温泉へ

バスの時間が近いので、急いで駅まで戻りますわよ。まったく、バスの本数が少ないとおちおち観光さえしていられませんわ。
気を取り直して、温泉に行くわよ。今回入るのは片倉館。テルマエ・ロマエの映画版のロケ地にもなった場所で、浴室のローマ風な感じが素敵でしたわ。

あと、志摩リンが入浴したってのは古事記にも書いてますわね。

通称千人風呂と呼ばれていて、100人くらいなら同時に入れるくらい広いと聞いていたのですが、実際は20,30人が限度の広さかなという感じでしたわね。ちょっとがっかりかも。

昼食

前日に観光案内所のおばちゃんにオススメされてたお店「いずみ屋」に行ったわ。
nomikurabe
ご飯は味噌天丼を注文して、飲み比べを楽しみましてよ。甘口を頼んだけれど思ったよりもかなり甘口なお酒だったから辛口を頼んでもよかったかもしれないわね。

酒酒酒酒

いざ、今回の旅の最大の目的、酒巡りといきますわよ~~~~!(ほろ酔い気分)
†GoToTravelクーポン† を使って五蔵巡りしていきますわ。料金は貰えたクーポンと丁度同じ2000円。つまり実質タダ酒!

酒が美味すぎて写真を撮るのそっちのけになってたから写真が全然なかったわ・・・

----------2020-12-07-195633

お酒の試飲ができないところではこんな感じで約1合分のお酒をくれるわ。

この地域のお酒の特徴なのかは分からないけれど、どこもクセのないスッキリしたお酒だったわね。日本酒初心者にもオススメ。
生酒厨のわたくしとしては、「横笛」 で購入した初つくりの生原酒が一番美味しかったわね。度数が18度で日本酒にしても結構高めだったけど。
あとは試飲で頂いた磨き35とかの純米大吟醸は高いだけあって美味しかったわ。「舞姫」 だったかしら。

地元のおじいちゃん達によると、「麗人」 が一番美味しいらしいわ。これは実はまだ飲んでないから:tanoshimi-:ですわね。

おわり

17時発の特急に乗って東京に帰りましたわ。総歩行距離はたぶん20kmちょっとくらい。ここ2,3か月分と同じくらい歩いた気がするわね。

ここまで約2500文字。ここまで読んでくれた暇人はいないと思うけど、もしいたら是非一度は諏訪に行くことをお勧めしておきますわ。旅行計画を入念に立てて。

明日は@Kamijoさんと@K_10p16さんの豪華二本立てでお送りの予定ですわ!見逃せませんわ~~~~~!!!!!!

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この記事を書いた人
NapoliN

情報理工学院情報工学系。アイコンは一応自作です。 ぷよぐやみんぐできないのに情報系きちゃったよぉふぇぇな美少女だよ。

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