この記事は新歓ブログリレー2020 65日目の記事です。
こんばんは、サウンド班のAmanogawaです。
そろそろ何か音班っぽい内容の記事書かないとなぁってことで、曲をどんな感じで作ったか(作っているか)を軽く紹介しようと思います。
で、どんな曲
今回作った曲のジャンルはProgressive Houseです。
なにそれ?美味しいの?
ですよね、下に例をいくつか載せたので良かったら聴いてみて下さい↓
この曲達を聴いてくれたら僕はそれで満足です。もうブラウザを閉じてもらって構いません。
(僕はこういうのをProg.Houseだと思っていますが、ジャンルの分類には諸説あるので「違うだろ!」という方もいると思います。ごめんなさい、許して下さい。)
ではここからどんな感じで曲を作ったのかを
0. 下準備 +
- Writing
- Mixing
- Mastering
の順に紹介していきます。
(因みにこの前の音班体験会の資料に載せた曲です)
0. 下準備
まず最初に、コード進行とメロディを作ります。
自分の場合、ふと良い感じのコード進行やメロディが思い浮かぶ、なんてことはあまりないので、とりあえずピアノロールに打ち込んでみます。納得出来るのが出来るまで試行錯誤。
今回含め、万能なピアノの音で作り始めることが多いですが、最初からLeadの音でメロディを作ることもあります(このほうがDropでのイメージが湧きやすい気がする。)
で、出来たのがこれ↓
1. Writing
次に、Drop(サビ)の構成要素を作っていきます。
Lead
サビのメロディですね。
下準備で作ったメロディを使います。
音を太く、厚くする為に、今回は8種類(トラックの3~10)重ねてます。
具体的には、メインとなるSaw波をいくつか重ねて、アタックを出すためPluckやピアノの音も重ねてます(アタックがある程度ある方がサイドチェインが引き立つ?気がします)。
画像右側にあるエフェクトについて、まずOTTで音を1つにまとめて、SAUSAGE FATTENERで太くします。
そしてDimension Expanderとリバーヴで空間を拡げて、Ozone 9 Imagerで音域ごとに整理してます。
また、Build-upで盛り上げる用にEndless Smileとローパスフィルターを挿してます。
あとここには載せてませんが、White Noiseを重ねると高音の伸びが良くなるらしい(諸説あり)ので、薄っすら重ねてます。
Bass
ベース、低音。
今回はコード進行の一番低い音を使います。
これも音域が少しずつ違う6種類の音(トラックの12~17)を重ねてます。
これもOTTでまとめてます。
またOzone 9 Imagerで整理してますが、基本的に低音は中心に寄せてます。特にSub Bassはモノです(多分デフォでモノだと思うけど)。
Chord
Dropで主に両サイドでコード進行を鳴らします。
今回は1/16ゲートがかかってる音をいくつか使いました。
これも同じようにエフェクトかけてます。
今回はLeadとBassにぶつからないように高音と低音はある程度カットして、その間の音域を担ってもらいます。
Drums
もちろんドラム。
今のとこかなりシンプルめです。今後アレンジするかも(しろ)。
FX
展開を滑らかに繋げる為にSweepなどを追加します。
DropではLeadの邪魔にならないように両サイドに振って、サイドチェインもかけます。
また所々に効果音を足して面白くします。
その他
お好みで色々トッピング。
今回は(←何回目だよ)ピアノとかギターとか足しました。
2. Mixing
ミキシングってなんなんですかね、書いといてなんですがよく分からないです。
僕がしてることとしては、自分が聴いて心地いいと思えるようなバランスを保ちながら、音量やパン、エフェクトの掛かり具合をグラフなどで調整し、音圧を上げたりしてます。
画像はLeadです。
3. Mastering
正直マスタリングについてはなんも分からんなので誰か教えて下さい(おい)。
とりあえずミキシングの段階(パラメータのグラフ等)では満足行くまで音圧を上げきれないので、Ozone 9とかのプラグインを使って音圧マシマシにします。
音圧マシマシが本当に良いかは聞くな()
(ほぼ)完成!
大体こんな感じで曲が生成されます。
一応は完成したのですが、まだ直したいところが沢山あるので、5月下旬か6月上旬までには仕上げてYoutubeとかSoundCloudに上げたいと思います。ここにもリンク貼ると思います(多分)。
(6/28 追記)
課題に追われてまd()
出来たらちゃんと貼ります...
(11/2 追記)
やっと出来ました。
気が付いたら数ヶ月経ってました、ごめんなさい、、、
下にYouTubeとSoundCloud貼ったんですけど全く同じなので、お好きな方で聴いて頂けると嬉しみです。
最後に
自分は大層な曲を作れる訳では無いですが、上で書いた工程を踏めば、理想にはまだ遠いけど、なんとか聴けるくらいのものは出来ると思います。
少しでも参考になれば幸いです。
明日は@HFさんの記事です!お楽しみに!!!