こんにちは。seadragonです。
本日、AdventCarender 6日目の記事ではみんなも憧れる全強になるために必要な要素について考察したいと思います。
全強とは
全強とはその名の通りAll Mighty、どんな分野についても力を発揮できる人のことです。
特にこのtraPではゲーム制作が多く、ゲームを作る上で主要な3要素、つまりプログラミング、イラスト、音楽について強い人のことを全強と呼ぶことが多いです。もちろん他にも要素はありますが、目立つものはこの三つでしょう。
この記事の目的
そんな全強になるために必要なことを考察していきたいと思います。
プログラマになりたい
プログラミングは、最も手軽に始められるものと言っても過言ではないでしょう。パソコンひとつあればどこでもコーディングできます。(そういえば去年の記事にそんな話が。)
プログラミングに必要なのは論理的思考力であり、これは日常生活でいろいろな問題をこなしていくのにも必要な能力です。
例えば料理ですね。この作業はこれを終わらせてからじゃないとできない、同時にこんなことを考えなければならない、何度もやる作業は単純化したい、などなど。
初心者にとってのプログラミングというのは簡単なプログラムをインターネットで探してきて改変しながら解読していく、というような作業になるのではないでしょうか。上の例を使えばレシピを見ながらオリジナル料理にしていく、というような。
(そういえばテセウスの船、というのがありますね。ひとつパーツを入れ替えても同一のものだが一つずつ入れ替えていって全てのパーツが新しいものになったらそれは元のものと同一と言えるのか、みたいな。僕の持論では最初にコピペしてきて一文字変えた時点でそれはあなたのプログラムです。やったね!)
センスが必要、という場合もあるかもしれませんがそれはもうだいぶ慣れてからでしょう。苦手意識をなくせば誰でもすぐに始められます。やはりtraPでは一番多いのがこのプログラマです。
またプログラマにつきまとうのがプログラミング言語の問題です。
中には色々な言語を知っている人もいますが……たくさん勉強するの、大変ですよね。
やはり初心者が学びがちなのはJava、C#、JavaScriptなどではないでしょうか。
かくいう僕もJavaを勉強しているところなんですね。
JavaやC言語などは汎用性が高い、というかベーシックな言語(個人の意見です)なので学んでおいて損はないと思いますがRubyとかもっと易しい(≒優しい)ものから始めるのもアリだと思います。その辺は自分で調べましょう。この「調べる」「考える」っていうのすごく大事なので。
とにかく何かひとつ言語を極めたり、色々手を出しながら少しずつやっていったり……私たちは「全強」を目指しているはずなので色々やりたいですね。でも基本的にはプログラミングの考え方というのはみんなほとんど同じで、文法が違ったり機能が違ったりするだけなのでひとつ学ぶごとに次の言語の学習がラクになります。その辺りは自然言語と同じですね。
中身のないような内容でしたがつまるところプログラマになるには
・苦手意識をなくす
・言語を決める
・「調べる」「考える」
この三つがポイントみたいですね。
(余談ですが僕は何でもかんでも伸ばす棒をつけないほうが好きです。実際はプログラマでもプログラマーでも構わないと思います。)
イラストレーターになりたい
お絵かきは、最も手軽に始められるものと言っても過言ではないでしょう。紙とペンさえあればどこでもお絵かきできます。
絵を描くのってなんとなく難しい、バランスがわからない、線がまっすぐ描けないとか色々あると思います。
絵を描くのに必要なのは時間です。
でもこれは「毎日二時間ガツガツ描け」といってるわけではありません。(もちろんそれができたら上達はしそうですが)
ちょっとした空き時間、あなたは何をしていますか?紙とペンなんてどこにでもありますし、スマホにお絵かきアプリを入れればそれだけでお絵かきできちゃいます。もしもやることがなかったら絵を描いてみましょう。最初はなんでもいいです。サイコロとかカー○ィとかア○パ○マンとか描きやすくてオススメですよ。
落書きは楽しいし、続ければ確かに身につきます。何もない時間、なんとなく思い浮かんだものを描いたりしてみましょう。
あと必要なのは観察力ですね。きちんと描くものを把握していないと描くことはできません。模写(トレースではない)とかもたのしいです。りんごの絵を美術の授業で描かされたりしませんでしたか?輪郭、陰影など色々なパーツに分けて観察してみると描きやすいかもしれません。
また、友達に描いた絵を見てもらって感想をもらうのもいいでしょう。絵が上手い友達なら的確なアドバイスをくれるかもしれませんし、同じく絵の練習をしている友達なら褒めてくれてモチベーションが上がるかもしれません。
またもやごちゃごちゃした内容でしたがイラストレーターになるためには
・継続
・観察力
・感想
この三つがポイントのようですね
↓余談↓
ペンタブとか買いたいとか思う人もいると思いますがついこの前買った僕に言わせてもらうとあれ便利なだけです。
パソコンに取り込むのには必要だと思いますが最悪スキャナーがあれば手書きでも(少し面倒だけど)オッケーです。
(でもその「便利」が魅力なんですよね。安いやつなら1万円くらいで買えるし全然ありですよ。便利サイコー)
あとドット絵はスマホとかパソコンでもできるので良いですよ
その辺は調べてみると面白いと思います
DTMerになりたい
音楽は、最も手軽に始められるものと言っても過言ではないでしょう。身ひとつ(スマホひとつあるとなお良い)あればどこでも作曲できます。
(これ、僕のメインの担当部門なんですけどだからと言ってあまり期待はしないでください、前の二つと同じ調子で書きますから。)
音楽。実際に演奏したことのない(リコーダーやカスタネットくらいならあるかも)人はきっと難しく感じるでしょう。しかし音楽を作りたいという思いのある人であれば音楽はきっと好きなはずです。あなたの心の中には今音楽が流れているんです。重要なのはそれをどう表現していくか。
僕は曲を作る上で必要なのは「インプット」と「アウトプット」だと思っています。たくさんの曲を聴き、それを実際に自分の音楽として生み出していく。これ以上の快感はありません(個人の感想です)。
いい曲を作るためには「いい曲とは何か」ということを言葉にできなかったとしても理解していなければなりません。そのためにまずは自分の好きな曲を、どういうところが好きなのか考えてみましょう。
次に、自分の知らないジャンルの曲も聴いてみましょう。食わず嫌いせずにまずは一回でもトライしてみればそれだけで世界は広がります。「こういう曲はあまり好きじゃない」という感想でもいいのです。そして、自分に好きじゃない曲があるのと同じでどんなにいい曲を作ったとしても「合わない」人がいる、ということを覚えましょう。
実際に曲を作ってみる方法はいろいろあります。ジャンルによっても異なりますし、作曲者それぞれに「自分に合う方法」があります。なのでその具体的な方法についてはあえてここでは書きません。
実際に作ってみていい曲ができれば楽しいですね。いい曲ができなかったとしても諦めてはいけません。どこが自分の想像通り行かなかったか考えましょう。ここでたくさんインプットしたものが生きてきます。「もっとこういう曲っぽくしたい」という思いを参考にしてどんどん思考錯誤していきましょう。
実際に曲を作る手段として挙げたのはDTM(Desk Top Music)でしたが頑張れば紙とペンでも書けますし最近はスマホアプリでもできます。実際高校生時代は僕もiPadで作曲してました。
そういうのもまあ割と宗教がありますので「自分にあったものを使いましょうね」以上のことは言いません。
あとふと思いついたメロディをスマホの録音アプリとかでとっとくのもいいですねー。
またもやというべき内容でしたがDTMerになるためには
・インプット(たくさん曲を聴く)
・アウトプット(とりあえず作ってみる)
・改善する
この三つがポイントのようですね
みんなも作曲しような!
お気づきでしょうか
ここまで僕が書いてきたのは「全強になる方法」ではなく「それぞれのクリエイターになる方法」でした
ここからが本題です
さて、全強になるにはどうしたらいいでしょうか。
もちろん全てのことを極めるのが一番です。
が、初めから全てを極めようとしても不可能としか思えませんね。
まずは
簡単なゲームを一人で作ってみましょう。
もちろん、プログラミングしなければならないですね。
文字だけでもゲームを作れないことはないですが、見た目にも地味になってしまうことが多いですね。
じゃあどうしましょうか。
絵を描きましょう。
ドット絵でもいいです。というか、最初は四角や丸でも十分でしょう。でもだんだんキャラクター性とかが欲しくなってきますよね。
絵を描いてみるとゲームが華やかに見えますね。
でも音がないとなんとなく物足りない気がしますね。
作曲しましょう。
最初はフリー音源でもいいです。でもフリー素材は何にでも使える代わりにあなたが作ったゲームに合ってるとは限りません。
簡単なゲームに画像と音楽がついていい感じに見えますね。
しかも画像を表示したり音楽を鳴らしたりするプログラムも意外と難しいものです。
それを乗り越えてようやくあなただけのゲームができました。
「でも……何となく安っぽいゲームだなぁ……」
そんな風に思いませんか?
それは当たり前なんです。
僕たちが普段やっているゲームは、プロの作曲家、イラストレーター、プログラマ、そのほかにもいろいろな人が集まって作っているのです。
それを一人で作るなんて初めてでできるわけないですよね。
そう考えると自分の作ったゲームがなんだか素晴らしいものに感じてきませんか?何となく愛着もわいてきます。
何回もテストプレイもして(もらって)みましょう。どこがプレイしにくいのか、デザイン性は、音楽はうるさくないか……考えることはたくさんあります。
それを改善するためにはそれぞれの分野でのさらなる技術の向上が求められます。プログラム、イラスト、音楽だけでなく、ストーリーを考えたり、デザインを考えたり、そのほかにも色々な知識が必要になってきますね。
そうやって自他共に認められるゲーム(ゲームでなくてもいいですが)が出来上がったとき、あなたは真の全強になっているでしょう。
全強への道は長いですが、その道中の知識でさえも他の分野の人と連携するときに理解の助けになります。チームに足りない部分を補うこともできるようになるでしょう。(タスクを抱え込みすぎないようにだけは注意してくださいね)
みなさんも世界を広げ、できることを増やしましょう。そうすればあなたの世界はさらに豊かになるでしょう
まとめ
全強はアド。
ご精読ありがとうございました。明日、7日目はahiru君、Double_oxygeN君の記事です。