Go Conference 2026 (09/11), Vue Fes Japan 2026 (10/24) に参加してきたので簡単に書き留めておきます。
初めてのカンファレンス参加だったので大変楽しかったです。
動機
私は普段は traP の SysAd (System Administrator) 班で活動しているのですが、traP で内製している Web サービスの多くは frontend: Vue.js / backend: Go という構成になっています (もちろん例外もたくさんありますが)。
ということでどちらも日常的によく触れている技術ですし、traP の同期や先輩も多く参加するということでハードルは非常に低かったといえます。
Go Conference 2026
なぜか (本当になぜか)、traP では Go Conference 2026 のブロンズスポンサーとして協賛の予定があったため、私も非常に少額ではありますが出資していました (普段お世話になっていますから)。
ということでせっかく出資したのだから参加したいよねということで、チケットを購入しました。
当時は PFN のサマーインターンに参加していたため、メンターさんに頼み込んで一日だけお休みをいただきました (ありがとうございます)。
本来ならば traP からも @ikura-hamu (敬称略) が登壇予定だったのですが、生憎のインフルエンザにより叶いませんでした。ぜひ彼の関連記事だけでもご一読いただけると嬉しいです: https://trap.jp/post/2931/
セッション
めっちゃ面白かったです。
内容の詳細についてはおそらく他の方が書いてくださっていると思うので、あえてあまり言及しないことにします (サボってるわけではないですよ)。
個人的に興味深かったものをいくつか

個人的に Go で音声処理を書いていたときに見かけた方のお名前が突然現れて目が飛び出ました。私ですら知っている有名人が出てくるとは......。
Go にも黒魔術ってあるんですね。普段よく C++ を書くので親近感を覚えます。

こちらもこちらで eBPF というまた別の黒魔術の話です。
魔術入門くらいのレベルから丁寧に触れられていたので私のような初心者でも大変楽しめました。
本当に面白かったのでぜひ Zenn の方も読んでいただけると幸いです。

私自身、個人的なことを言えば Go の思想はあまり好きではなかったのですが、このセッションを拝聴したことでその背景について触れることができてよかったなと思っています (好きになったかと言われれば別にそんなことはないのですが、私の好みと良し悪しは何にも関係しませんね。)。
逆に Sponsored Session に関しては普通の開発の話という感じで特筆すべきことはあんまりなかったように思えました。強いて言えばみんな OOM Killed の話をしていた気がします。やっぱり GC の宿命なんでしょうか。
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セッションが面白すぎて回っていません。
懇親会
参加できませんでした。
Vue Fes
普段からお世話になっているというのもそうですが、やはり学生支援制度が提供されているのは大きいですね。そのおかげかは定かではないですが traP からの参加者もいつにもまして多かったような気がします。
カンファレンス自体も Fes の名を関しているだけあってまさに「お祭り」のような感じでよかったです。近年非 AI 系カンファレンスの参加者が減少傾向にあるといったような話も耳にしますが、それでも多くの人が来場していたのはイベントを盛り上げようというコミュニティの努力の賜物なのでしょう。
オープニングの音楽と映像もめちゃくちゃカッコいいのでぜひご覧ください:
セッション
例によって面白かったものをいくつか抜粋します。
キーノート
Evan You のカッコイイ native English をたっぷり 40 分間味わえます。
普通に VoidZero の内情や、Vue がこれから向かおうとしている方向などの思想について話から、トランスパイラに関わるやや技術的な話など、幅広い話題に触れられていて大変興味深かったです。

「OSS の貢献」がどういうものかをご自身の体験に基づいて導入から丁寧に説明されていました。OSS contribution に対してハードルが高く手を出しづらいと考えてしまう私のような趣味プログラマーにとってはモチベーションになったのではないかと思います。

やっぱりこういうのが一番おもしろいですよね、Vite Task (`vp run`) の Cache の中で動いている「魔法」についてのお話です。実は私は Vite+ を使ったことがないので今度試してみようと思います。すべてのタスクランナーに取り入れてほしいです。
資料を見つけられなかったのでご興味のある方のために関連記事 (著者は違う方ですが) へのリンクを貼っておきます:


いろいろなツールが Rust で replace されていくのは個人的には結構嬉しい風潮なですが、批判的な意見も巷ではよく見かけますし、最近は LLM の発達によるブーストも相まってかなりホットな話題なんじゃないかと思います。LLM が元気になると Linter や Formatter のような決定的ハーネスの機能やパフォーマンスに関する需要は一層高まっていくのでしょう。そういった話は他でもたくさん耳にしますし、誰かめっちゃ軽くてらゆる場面で汎用的に使える表現の手法を考えてくれると嬉しいです。人間にしたって開発ツールなんて速ければ速いほどいいですからね。そんなもの存在するんでしょうか。
学生支援限定ランチ会
Vue Fes に来ている他の学生の皆さんとお話したりできます。
個人的には、学生間で盛り上がっているうちにあっという間に時間が来てしまったので、もっと同席してくださった社会人の方とも交流しておくべきだったなと思いました。もう少し技術のお話で盛り上がりたかった。
一応ランチ会中に学生支援スポンサーセッションというのもあったんですが、いたって普通のお話だったので特筆すべきことはそんなにないです。本当は同時間帯に行われていたセッション npmサプライチェーンが狙われた1年 ─ 金融システムで実践している防御策 を拝聴したかったのですが、5 分といえど流石に抜け出せる雰囲気ではなかったので諦めました。
スポンサーブース
セッションが面白すぎて回っていません。
懇親会
参加できませんでした。
学生支援制度について
カンファレンスの参加費ってめっちゃ高いですよね、学割とかを利用しても全然気になるくらいの値段がしがちです。
でも Vue Fes はなんと学生なら無料で参加させてくれます、手厚すぎる (無条件というわけではないので気になる人は毎年の募集要項を読んでください)。
皆さんぜひ利用しましょう。
終わりに
成人ってなんですか
Go Conference も Vue Fes も 20 歳に達していないというだけの理由で懇親会に参加できなかったのが非常につらいです。あと数十日なのに。
子供は明るいうちにお家に帰って寝なさいということなんでしょうが、実際に社会で活躍されているエンジニアの皆さんと交流する機会って本当に貴重なので参加したかったです。
実際、参加できた同期は「懇親会が本質」とか言っていたりするのでますます悔しいですよね。飲酒不可が分かるようなシールをネームタグに貼るとかリストバンドを配るとかで区別するのって難しいんでしょうか (そういうイベントもちょこちょこありますよね)。
Vue Fes はタダで参加させてもらっているので文句は言いづらいんですが、Go Conference の方は出資もしたのにみたいな気持ちもゼロではないです。そういう目的で拠出したわけではないのでいいんですけどね。
悲しくなりたくない人は、カンファレンスの類には二十歳になってから参加するといいと思います。まだ飲めないのにお酒が嫌いになりそうです。

