ICPC 2026 国内予選にチーム Chronus で参加して、無事に予選突破することができました!
Chronus は rice_tawara459, caz37OwO, jibjib によるチームです。
二人の参加記も読んでください:
https://trap.jp/post/2958/
https://trap.jp/post/2956/
コンテストまで
チームが決まらないよ~~と喚いてたらこめだわらさんがいっしょに参加しないかと誘ってくれました。こめだわらさん ありがとう
そこに競プロ始めて8ヶ月で黄色に到達した期待の新星 caz37OwO を招聘し、暖色×3 のチームの誕生です。
本番までの練習は
普段 Rust を使ってるので C++ の肩慣らし 兼 環境整備のため ABC に参戦したり、
traP主催のICPC練習会に定期的に参加したり、
ICPC では構文解析がでるらしいとの噂を聞き 構文解析 Howto をよんで構文解析の実装テクを履修したりなどをしてました。
コンテスト本番
rice_tawara459 : チームで随一の実力、経験を活かして全を担当
caz37OwO : 天才考察系を担当
jibjib : 構文解析、枝刈全探索、その他 AHC での経験を元に重実装を担当
という役回りです。
実際、模擬国内では主に
- rice_tawara459 : E のインタラクティブの考察 and 実装と G・H の考察
- caz37OwO : F の ICPC 文字列やHのゲーム問題の考察 and 実装
- jibjib : D の枝刈り全探索、G の binary trie 上の二分探索の log を落とす実装
を担当し、互いの考察にガヤをいれながらうまく進められてました。
国内予選でもこの調子でやっていきたいところ、というのを話し合いコンテスト開始です。
まずは A 問題、
...
...
難しい!読解にもたつき、実装にもたつき、3分かかってようやくAC。まあいいです。ここから巻き返していきましょう。
B、C は二人に任せて D を読みます。
...
...
...
...
難しい!困りました。図を書くとそれらしい規則性は見えるものの僕では詰めるのに時間がかかりそうです。泣きついたところこめだわらさんに引き継いでもらいました。こめだわらさん ありがとう
E はできてそうなので F を読みます。方針はすぐに見えました。四隅の点とスタート、ゴールを考えたグラフを作り、適切に辺をはってダイクストラすれば解けそうで、辺をはるべきか否かは2つの点を対角線とする長方形領域の内部に建物が存在しない場合、とすれば良さそうです。
計算量は辺をはれるかどうかの判定は愚直にやれば でできます。 15分 くらいで実装できる、と伝えました。
バグりました。
あたふたしている間に D ができたそうなので PC をゆずります。ノーペナAC。偉すぎ。
その後 F はがちゃがちゃやってサンプルは合いました。提出します。
TLE。は?
かかると言ったら、それは間に合わなくないですか?といわれます。おどれはなにをしてはるん?計算量くらいメンバーにつたえるべきでした。こめだわらさん ごめんなさい
修正を考えます。 四隅の点だけを考えたグラフの構築は でできるのでこれは問題なさそうです。 かかっている部分をぐっと眺めると平面走査で M を一つ落とせそうなことに気が付きます。実装は大変そうですが、覚悟を決めます。
そうこうしているうちに、G と H が通ってました。 H については見た目が大変なコードが爆速で錬成され、サンプル一発のノーペナACしていく姿を横目に恐怖を感じました。caz37OwO、ヤバい。
F の実装をがんばりようやく AC。
I の応援に行きます。解法の概要を聞き問題なさそうだったので実装を見守りましたが、なぞの WA が解消できずコンテスト終了。
うーん。振り返ってみると F が遅すぎですね。
最終的に解けはしたので致命傷は免れたものの、G・Hが爆速で通っていった手前 F をもっと速く処理できていれば8完最速も狙えたはずですし、 I のデバッグにも多くの時間を割けていたはずです。
冷静になれば、この位置に置かれる難易度だということを考えてもっと簡単な実装があるはずだと察するべきでしょう。
それに、細かなミスも多すぎです。C++ の練度不足。このままでは横浜で無を担当する事になりかねません。もっと精進しなければ。
ただ、私一人がコケても周りがうまくリカバリーしてくれたので 全体9位/大学内2位 とまずまずの戦績でした。チームとしてはうまくできた、ということにしておきましょう。
おわりに
次は横浜ですね。
英語、US配列、etc. 不慣れなものが多いですが頑張りたいです。
今後の Chronus の活躍に乞うご期待!