この記事はアドベントカレンダー2025 25日目の記事です。
はじめに
みなさんごきげんよう。きららオタクのotimaです。良い子にしてますか?自分はシュトーレンを放置しててクリスマスまでに食べきれない悪い子なのでクリスマスプレゼントは貰えません。爆食いするしか…
それはそうと、クリスマスといえばクリスマス・イブ、クリスマス・イブといえばくるみ割り人形、くるみ割り人形といえば神沙映月です。(クリスマス・イブ過ぎてるけど)
神沙映月に脳を焼かれて一年超、神沙姉妹はアニメに出てないので公式も二次も供給が枯渇していて某さゆゆばりののひょうたんと化しています。斯くして生まれる黒歴史二次、それでもオアシスの喜びが勝ります。そしてまた神沙映月があまり世に認知されていない現状のままでいいのではないかという独占欲のようなものも湧いてきます。
それでは神沙映月についての†研究成果†を述べていきます。
この記事はオタクの偏見と妄想を多分に含みます。
苗
神沙映月の関係性は全て苗の上にあります。転校によって関係が途切れることで同年代と深い関係が築けなかった神沙姉妹はお互いに依存していきます。自明ですね。拠り所がなかったのが星見はるです。
多分ナツメと双子じゃなかったらエルは他人に心を開くことなくずっと外面モードです。ナツメとエルの外面モードは単なるキャラ作りではなく2人の性格の一面を表していると思います。
10巻無銭飲食回で示されたように、エルには「お姉ちゃんでありたい」という自主性があります。周りから気にされていないにも拘らず姉であることにこだわっているためこれは自発的なもので、エルには臆病なナツメの代わりに姉としての責任感をもって思い切った行動ができる強さがあります。ナツメが「やっぱりエルはお姉ちゃんだ」と言っているあたり、過去にもエルが思い切った行動をすることがあったんだと思います。いやしかしナツメという心の拠り所に補強されての強さであるようにも思う。
それはそれとして、素の自分を理解しない他人を拒絶することができるのは(あまり褒められたことではないですが)ある意味で強さです。ナツメは臆病なので愛想笑いでごまかすことしかできません。外面モードにはそういった面も表れていると思います。無銭飲食回でブラバ社員を止めている時も外面モードです。
2人はチノのコーヒーを好んで飲んでいますが、エルはコーヒーに砂糖とミルクを入れるのか、気になります。コーヒーを好んで飲むあたり二人ともコーヒーに一家言あってのブラックなのか、あるいは二人とも入れるのか、それとも、エルはブラックでナツメが入れるのか…
エルはお姉ちゃんなので個人的にはナツメと違ってブラックであってほしさがあります。実際にはそんなことはなさそうですけど、希望的観測。
豆苗
同年代と深い関係が築けず、素の自分を隠してきた苗は卒業旅行の中で度々豆とエンカウントします。友達になれるかもしれないと思ったエルはお姉ちゃんなのでスパでメグをナンパします。ナツメがフォローに入りますが、あくまで話しかけるのはエルで、ナツメはエルのフォロワーです。エルは友達になれたかもしれないと前を向いている一方で、(なんでマヤに対抗してはしゃいでおいて、どうせすぐにお別れって言ってるのか正直よく分かりませんが) 臆病なナツメは関係が再び失われることを恐れています。そしてゲームセンターでゴーストホテルに誘われ、ゲームに勝ったけど旅行最終日に思い切ってロイヤルキャッツに行って働きたくなる呪いにかかります。
この旅行を経て2人の閉ざされていた心がある程度開かれたように思えます。しかしもう会うことはないと思って高校ではまた外面モードで振る舞っています。どうせすぐにお別れだというのは旅行の思い出として割り切るつもりだったんでしょうか。ブラバのバイトでおもてなしをしたいというのはなんだったのか。やはり心の壁は簡単には砕けない。
しかし高校でマメと再開し、素の自分達が受け入れられる場所があることを知ったことで2人だけの世界が広がって行きます。そして始まるバイト奮闘録。旅行メンバー以外にも受け入れられるように。感慨深いですね。
直截にものを言ってしまうエル様は良い子しかいないごちうさの世界では無敵です。ですが悪い大人につけ込まれないか心配です。ブラバの面接に落ちる程度で闇堕ちする程には打たれ弱いというかその頃は変化の途中で、受け入れられるということに関して非常に繊細なので。悪い大人。悪い大人。
狩手結良
出ました。悪い大人です。
シャロやリゼ、ココアやフユ達の心を弄ぶ悪い大人…かと思いきやナエに対してはブラバの採用枠を奪ってしまったことに対する引け目からか意外と優しい。ココア談でいい子ですし。
いや、でもストーカーしてるし普通にナエがおかしいだけでは?初対面なのになぜかナエがブラバで働きたがってることを知ってるし不審者すぎる。でもフユ経由で伝わっててもおかしくないのか、実際にはフユには警戒されててリゼから伝わってるんだけれども。
ナエはユラのことをブロカントで残りを全部買ってくれたいい人だと思ってて、しかもフユの知り合いなので最初から心がフルオープンです。
しかし真に悪いのはその後で、ブラバの先輩として登場してかなりナエに懐かれているにも拘らずナエがブラバに採用される前に蒸発してしまいます。そして自分が周りに気にされていることを分かった上で、詮索が面倒だからと行方を暗ます。これはあまりに悪すぎます。シャミ子より悪い。
そして13巻最後に強烈なフユユラを遺して行きましたが、散々弄ばれたナエはどうなったのか。やはりユラには調教が必要か…
クリスマスなのでアドベントカレンダーは終了です。メリークリスマス。