こんにちは。23Bの小島です。
ところで唐突ですが、本日 10/23 が何の日かご存知でしょうか? その通り、CLANNAD の裏ヒロインである伊吹風子の誕生日から 95 日が経過した日ですね。とてもめでたいです。
ということで本稿では、私が大好きな、また大きく影響を受けたゲーム CLANNAD について、ココ好きポイント 3 選を紹介したいと思います。
この記事のネタバレ具合について触れておきます。執筆当初、このゲームの素晴らしさの全容を紹介しないで良いものかと悩みました。ですが、このブログを読んだ読者全員がこれから原作をプレイすることを想定する以上、ゲーム開始 5 分でわかること以上の内容は含まないよう配慮しました。CLANNAD は Steam で購入可能です。
CLANNAD とは
CLANNAD は Key より 2004 年に発売された恋愛アドベンチャーゲームです。ちょうど私と同い年ということになります。ジャンルは泣きゲーに分類され、傑作との声が名高いです。正直、概要を紹介するまでも無い気がしなくもないぐらい有名だと感じます。近所でも、CLANNAD は傑作だとよく言われてます。
全俺が選ぶ CLANNAD ここが好きポイント 3 選
岡崎朋也の抱える問題
この町は嫌いだ。忘れたい思い出が染み付いた場所だから。
この岡崎朋也(主人公)の独白から CLANNAD は始まります。この語りは、岡崎朋也の閉塞感のある現状を良く表しています。
岡崎朋也の母親は幼い頃に亡くなりました。そのショックからか、父親は堕落していきました。岡崎朋也の少年時代は、そんな父親との言い争いにより埋め尽くされました。
そんな仲も、ある事件を境に変化します。父親が岡崎朋也に暴力をふるい、怪我を負わせました。それからの父親は他人行儀となり、殻に閉じこもるようになりました。それ依頼岡崎朋也は家に居づらくなり、不良として周囲と馴染めずに生きていきます。
このように、CLANNAD における岡崎朋也の物語は、既に終わった状態からスタートします。そこには努力して向かうべき場所などなく、自力でどうにかできる問題も、倒せば全て解決な敵も存在しません。ただ、終わったという結果だけを抱えています。我々は鬱ゲーを手にとってしまったのでしょうか。ここから先に、一体何があるのでしょうか。
共通ルート
Key作品は共通ルートが素晴らしいとよく言われます。その中でも本作は、特に秀でた作品だと思います。随所にフザケたテキストが散りばめられており、親しみを感じます。
また、共通ルートが進む中で、各々の人物像が浮かび上がるところが好きです。CLANNAD の主題は先程述べたような"重い"話かもしれません。でも、そんな話ばかりやっていても面白みが無いです。考え方によっては、共通ルートこそ最も有難がるべき箇所なのではないでしょうか。
個人的にも、Keyの共通ルートは好みです。これだけを目的にお金を出すことさえ出来る気がします。もう、岡崎朋也の幸せはこれってことで良いんじゃないでしょうか。~HAPPY END~
凄まじい文量
CLANNADの文量は凄まじいものです。私のデータを持ち出すと、プレイ時間がクリア時点で60時間、現時点で95時間程度であり、アニメ換算で170話程度です。これほどの文量を持ちつつも、それを納得させる力がCLANNADにはあります。
また、この文量の多さにはギャグパートの長さも寄与しています。先程も書いた通り、CLANNADはギャグパートにも力を入れています。その徹底ぶりは凄まじく、些細なフラグから文章が変化し、時にはシーンが増えます。一説では、メインヒロインよりも悪友キャラの方がテキスト量が多いらしいです。風の噂では、原作にしか登場しない隠し攻略キャラ・隠し√も存在するらしいです。
ほか、文章媒体では心理描写が丁寧です。絵から読み取れずとも、文章で直球に書いてくれます。かつ、プレイヤーは好きな時にプレイを中断することで、立ち止まって考えることができます。
このことから、アニメだけではなく原作も一度プレイすべきなのは明らかでしょう。
終わりに
これにて、CLANNAD 紹介を終わりたいと思います。あまりにも昔の、既に記事が山積みになったゲームの紹介になってしまいました。CLANNADの魅力が伝われば幸いです。
好きなキャラ紹介をしたい気持ちもあります。ですが、その特性上、どうしてもシナリオの深いところに触れてしまいます。ですので、口惜しいですが、ここでは控えることにします。
では。
これ教養卒論ってことになんねぇかな...参考